寝る前5分の習慣でかわるもの
一日の最後をどのように過ごすかによって、次の日に大きな影響を及ぼすことになるという話を聞きます。確かにいやなことを思いながら眠った次の日は何となく気持ちも重く感じ、朝に感じた気持ちが続いてしまうことがよくあります。どうせなら、気持ちよく眠り次の日も最高な目覚めをすることができ、それを続けることができるとしたら今までとは違う自分を手に入れることができるのではないでしょうか。
そう伝えているのが、佐藤伝さん著の「幸運を引き寄せる 寝る前5分の魔法の習慣」です。ここから、いい睡眠をとることによって「なんとなくいい気分」で毎日をおくる方法をご紹介したいと思います。
最も大切なことは質の高い睡眠であり、特に「寝る前の5分」は大切だといいます。深夜になってもテレビをみたり、携帯で遊んだり、その日起きた嫌なことを思い出して目が覚めてしまうようでは、いい睡眠をとることはできません。 そんなときには次のことを、寝る前に実践してみます。
◆自分の人生のヴィジョンを考える
何を所有したいかよりも、何がしたいか。さらに言えば、どんな自分でありたいのか、を寝る前に考えてみてください。寝る前に自分のヴィジョンを考え、気づくことで、そのイメージを次の日につなげることができます。少し難しいかもしれませんが、どんなに小さいことでも構いません。例えば、相手に対して常に謙虚な気持ちを忘れない、といったことでもいいと思います。
◆寝る前の3分瞑想
寝る前の3分間、今日の出来事の中で、「よかった」と感謝できることだけを考えてください。睡眠に不満をもっている人は、人生全般において、不平・不満を抱いている場合が多いです。悪いことは追体験しないことが大切です。 これによって、今日という一日を楽しかったとポジティブに感じることができるでしょう。
◆明日になる前に寝る
最優先すべきなのは、「今日、寝て、明日、起きる」ということ。寝ている時間は無駄、という考えを改めてください。午後10時から午前3時くらいにかけて「眠りのゴールデンタイム」というものが存在し、この時間帯に寝るのが一番効率的です。夜更けまで無理をすると、次の日の午前を無駄にしてしまいます。
いかがでしょうか。この中ではじめは一つだけでもいいので、実践してみてはいかがでしょうか。夜寝る前の5分間が次の日の朝、最高な一日を始めてくれるのです。ここに、朝1つだけで行動を付け足してみましょう。朝起きたら、「あー、気持ちいい」と口にしてみてください。「あー、」とつけるのがコツです。こうすると、自分の潜在意識が良い意味で騙されてしまい、本当に気持ちいい朝を迎えることが出来るそうです。
自分をポジティブにだますことは、すごく大切なことだと思います。人は落ち込むときは際限なく落ち込んでいきます。それはマイナスの言葉を発することによって助長されるのです。逆にポジティブな言葉は人の心をのせてくれます。そういった感情のコントロールを自分でできるようになればいいですね。
幸運を引き寄せる 寝る前5分の魔法の習慣 (2011/01/19) 佐藤 伝 |
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