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評価が下がる「ビミョー語」

2008/04/04 Category: ビジネス

知らず知らずのうちに使ってしまっている口癖や学生言葉。

自分では本当に気がつかず、他の人に注意されて始めて気がつくことも多いと思います。そんな微妙言葉としてあげられるのが、『ウーン、微妙です』『ちょっとムリです』といった言葉。

上司の立場からすると、はっきりしない態度が力量不足とレッテルを足られてしまうことになるといいます。ビミョー語は頭の中にしまっておく“独り言”で、どんな発言もオブラートに包むことなく、相手の立場に立って物事を考え、潔く具体的に話そうと心がけることが大切なんだそうです。

なかなか難しいと思いますが他人の発言で煮え切らないなって思う言葉に注意してみるといいかもしれませんね。では、どんな言葉が他人を不快にさせる可能性があるのでしょうか。

以下、濱田氏監修のビミョー語を紹介したいと思います。

【曖昧系】
●「ウーン、微妙だな」
これだけでは何がよくて何が悪いか不明。例えば「費用対効果が明確で全体的にはいい。あとはこの部分をイラストにした方が説得力が出るだろう」などと、評価する点、改善すべき点を具体的に指摘する

●「難しいな」
返事になっていない。ただ単にめんどうくさがっている、もったいぶっているといった印象に。無理ならばその理由をきちんと説明し、どうすれば可能になるのか提案する。可能性があるなら「難しいけどやってみるよ」と回答ならいいかもしれません。

●「?かもしれない」
歯切れの悪い印象を与えるだけ。「いつも指示があいまい」と部下から嫌われ、上司からは頼りないと思われる。「私はこう思う」と、自分の意見を明確に伝える

●「ちゃんと、アレしとけよ」
アレって何だ? アレだけでは何をすればいいか分からない。仕事以前に訳が分からない人と思われる。「ちゃんとチェックしておけよ」などと具体的に考えてから発言を

●「誰が悪いとは言わんが」
間違った思いやり。特定の人物を責めるわけじゃないと強調するほど、嫌みに聞こえ、当事者以外も不愉快な思いをする。ヘタな前置きはしないに限る

【高飛車系】
●「?するべきだ」
力強いが独善的な主張で反応に困る場合が多い。「そうあらねばならない」と思っているのは、おおむね言っている本人だけ。「オレはそうしたほうがいいと思う」と言われたほうが素直に聞き入れられる

●「何度も申しますように」
理解力に乏しい相手に、やんわりとイラ立ちの意を伝える。煙たがられるばかり。「同じ話の繰り返しで恐縮ですが」とすれば、不快感を与えない

●「オレの若い頃は……」
「昔はよかった(大変だった)」も同様。相手が共有していない経験や武勇伝を持ち出しても共感できない。世代が違う。昔話で楽しむのは同年代に限定。せめてオチをつける

●「?に決まってる」
いつダメと決めたのか不明確。理由も説明せず、力で押し切ろうとすれば、下の人間はついてこない。ちゃんと理由まで説明する

●「?ってものはだね」
「仕事ってものは」「人生ってものは」など、やたらと大風呂敷を広げた抽象論。「教えてやっている」つもりだろうが、聞かされるほうは苦痛なだけ。具体的なアドバイスができないなら、使うべからず

●「要は」
いちいち話をまとめたがるのは、うっとうしいだけ。話をまとめる力がない、的外れなことを言うタイプの人が多用する場合も。まずは聞く努力をして、まとめてから返す

実に色々なビミョー語があるんですね。自分も「要は?」といってしまうなど当てはまるものが多いので、意識していきたいともいます。

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