中国製を疑うのもいいけど
藤原新也という作家がいます。
この人がこう言っています。
「中国製を疑う前に、自分たちが外国に食を頼っている現状を恥ずかしいと思う」
少し極論だと思いますが、こういう考え方もあるんだなと思います。確かに、日本の食糧自給率は40%を切っていて外国製の食材に頼っています。特に小麦粉に至っては90%以上が外国製と完全に依存してしまっている状況です。
そんな状況の中で、頼っているにも関わらず文句ばかりを言うのは正しいのか、それも一理あると思います。逆ギレなんじゃないかと言われれば、完全に違うとは言い切れないかもしれません。
でも、日本人はそこまで落ちぶれてはいません。値段が高くなったら、安い食材で美味しく食べよう、自分たちが作ったものを見直して、、安く美味しく食べようとするんじゃないでしょうか。問題なのは、安く提供しようと安全ではない食品をあたかも安全として提供することなんじゃないでしょうか。
消費者が正しい情報を正確に知ることができれば、それに対してどうしないといけないのかを真剣に考え、その答えを出すことができるんだと思います。
皆さんはどう思いますか?
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