風林火山 第32回 「越後潜入」
今回は、緒方拳が演じる宇佐美定満がいぶし銀の存在感を出しています。
毘沙門天を崇拝し、欲を捨て義を重んじようとする長尾景虎に対して、宇佐美は欲を捨てるということに固執することこそが欲であり、そうではなくありのままの自分を出そうとする姿が大切であるということを諭すのです。
上杉家を重んじる宇佐美にとって、その上杉家を再興すると宣言した長尾景虎は従うに価すると判断できるほどの器だったんでしょう。
勘助は捕らわれたまま、遠くの戦況が悪いことに居ても立ってもいられない雰囲気をよく出していました。でも、さすがにあそこまでバレバレだと長尾景虎でなくても分かってしまいますよ ^^;
晴信もかなり人間味くさくなってきましたね。しんがりをつとめると宣言し自分の身をかけて戦おうとする真田幸隆に死んではならぬと諭します。いつもながら市川亀治郎さんは演技がうまいですね。
さて、次回はとうとう勘助の素性がばれ、身の危険にさらされます。どのように逃れるのかに期待しましょう。
ガックンの化粧が濃いんですが、そう思うのは自分だけでしょうか・・・
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コメント by 一言居士!スペードのAの放埓手記 | 2007/08/13 00:32