ウェブ表示が速くなる方法
インターネットを利用していて、リンクをクリックしてから時間が掛かると感じたことはありませんか?光回線にして速度的には問題ないはずなのだけど、実際にページにアクセスしてみるとなかなか返ってこない、きっとパソコンのせいだと諦めていた人も多いと思います。自分もそんなひとりでした。
そんな矢先、週刊アスキーの記事でサイト表示を速くするための方法が紹介されていました。利用するのは、Googleが提供している無料DNS参照サービス「Google Public DNS」というもの。DNSは名前解決のための仕組みで、URLを実際のIPアドレスに変換してデータのありかを世界中から見つけ出してくれるものです。
設定の仕方は非常に簡単です。パソコンのOSにもよりますが、Windows XPの例を以下に示します。
1.「スタート」→「設定」→「ネットワーク接続」→「ローカルエリア接続」と進みます。
2.「ローカルエリア接続の状態」で「プロパティ」ボタンを押します。
3.「インターネットプロトコル(TCP/IP)」を選択し、「プロパティ」ボタンを押します。
4.一番下の「次のDNSサーバのアドレスを使う」にチェックを入れ以下を入れます。・優先DNSサーバ: 8.8.8.8
・代替DNSサーバ: 8.8.4.4
5.「OK」ボタンを押して終了です。
これによって、これまでインターネット上のどこかのDNSサーバに参照していたものが一元的にGoogle Public DNSサービスが指定しているサーバに問い合わせに行くことになり、予めアドレス解決を高速に行うための様々なチャレンジが行われているGoogleのDNSサーバによって、自分たちのウェブアクセスも非常に快適になるというわけです。
早速利用してみると、サイトによってその効果の感じ方は異なるのですが、Googleのページ表示は確実に速くなりました。またその他のサイトの多くでも劇的に速くなっていて、導入して本当によかったと思います。Googleとしてこのサービスをどのようにビジネスに結びつけていくのかを注視しながら、サービスの恩恵に預ろうと思います。1点注意点ですが、会社などで使用する場合にはLANの設定状況(Active Directoryを使用している等)にもよるので使用できないことがあるので、注意が必要です。
【参考】週刊アスキー 2010/02/09
ソースネクスト 驚速 for Windows7 (Uメモ) (2009/10/06) Windows |
ソースネクスト 驚速 for Windows XP(Uメモ) (2009/04/03) Windows |
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