あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



コタツでランチができるお店

2010年11月 25日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

サラリーマンの昼食といえば、そのほとんどが注文をしてから来るまでの時間が長いので少々イライラしながら、来た途端にせわしなくかっ込み席を立つというスタイルが一般的です。お店としても一番忙しい時期であり、牛丼屋並みの早さで出てくることを期待しているのでかなりハードルが高いといえます。

しかし、せっかくの昼休みなのでゆったりとした気持ちで過ごしたいと誰もが心の中では思っています。ゆっくりするためには、そのような環境が大切であり椅子よりも畳の上に座っている方が落ち着くでしょう。そしてもっと落ち着くのがコタツではないでしょうか。

ランチの時間にコタツで食事。そんな素晴らしいコラボレーションを実現してくれるお店を東京・赤坂に発見しました。それが鳥料理の「一鳥」というお店です。このお店は1階と2階から成り立っていて、混雑していると2階に案内されます。急な木造の階段を上っていくと、その奥には4つほどのコタツが並んでいるでいるのです。しかもそれはテラスのようになっている場所にあります。

一緒に行った先輩は夏に来たことがあるそうで、夏はコタツの場所がそのまま外になっていて、オープンテラス状態になっているそうです。暑い夏に外で食事をするという少々過酷な雰囲気を醸し出していたそうですが、冬のコタツはナイスアイデアといえます。

ランチ時間の一鳥では、チキン南蛮定食しかメニューがなく席に着いた途端にご飯、味噌汁、チキン南蛮が置かれ、全くストレスがありません。さらに自由に食べていい生卵も奥久慈卵を使用していて卵かけご飯がものすごくおいしく感じられます。奥久慈卵とは、茨城県那珂郡緒川村にある緒川村養鶏組合で生産され、ヒナの時から自由に歩き回りながら大自然のなかで育てた鶏が産んだ卵です。味は本当に濃厚でとろりとした印象です。

待ち時間なくすぐにやってくるので、食べ終わった後も時間的余裕はかなりあります。そのため何となくコタツでゆったりと過ごすことができるのです。なんだかこれで横になることができれば最高なんですが、さすがにそこまではできないのが残念で、コタツでの至福の時間から抜け出すのに躊躇してしまいます。

お店の雰囲気全体が昭和の香りがするので、余計懐かしさを感じることができるのも落ち着く要因なのかもしれません。そういったお店全体の雰囲気と料理の美味しさがほかのお店にはない魅力を醸し出しています。是非赤坂に来た際はこのお店でチキン南蛮を食べて見ることをおすすめします。できればコタツで食べられたらいいですね。

 

惜しまれつつ閉店するユニークなうどん屋「重松」

2009年9月 13日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

酒肴さぬきうどん 重松

2009年9月18日。多くのファンに惜しまれつつ閉店する讃岐うどん屋さんが東京・赤坂にあります。そのお店の名前は「酒肴さぬきうどん 重松」。このお店には看板娘ともいえる名物おばあさんがいます。自分はこのお店を会社の先輩に教えられて行ったのですが、そのユニークな雰囲気に飲まれてしまいすっかりファンとなってしまいました。このお店のユニークな点を以下に挙げます。

・とにかく量が多い。普通の量ですでに近辺の大盛りを超えます。全部食べられない人向けに書かれている張り紙には「全部食べられない場合には残してください」と書かれています。
・午後1時からお得な時間帯が始まります。大盛りが無料だったり50円引きになったりするのですが、その時間帯はたったの30分間だけ。しかも、「都合により」13時でお店が終了になることもあると書かれています。つまり、お得な時間帯を迎えることなくお店が閉まることもあるのです。
・閉店の理由が、火事を起こしてしまいテナントから立ち退くよう言われたという理由。・店内に掲げられているポスターは昭和40年代という雰囲気。でも店の雰囲気によく合っていたりします。
・おばあちゃんがとにかく天然。「伝票をちゃんと書いて注文とらないと忘れちゃうんだよ」と笑いながら話したりして、お客とフレンドリーなんです。

単品だと500円。セットものは750円とリーズナブルでありながら、うどんにはコシがあり御飯も美味しいのです。多くの客は、カツ丼セットかカツカレーセットを注文するのですが、セットものはすべて750円なのでなるべくお得なものを選ぶ人が多いようです。でも、なぜか単品のうどんのトッピングには2種類の値段の差があるメニューが並んでおり、謎な部分もあるのですがあえてそこはつっこまないようにします。

夜は行ったことがないのですが、夜はこのあたりで最も安く飲むことができると評判で、ちかくにあるさくら水産にも匹敵するほどだといいます。夜は名物おばあさんはおらず、少し若い女性が店をきりもりしているそうです。

多くのお客がこの店の存続を強く望んでおり、先輩もおばあさんに続けようよと話したそうですが、その予定はどうやらない様子だったそうです。その代わり熱い握手をかわし、おばあさんから「ハグしてあげようか?」と言われ、さすがにそれは断っていました。やればよかったのに・・・。

随分前からお店はあったようなので、重松でお腹を満たしてきたサラリーマンは数多くいいることでしょう。こうして一つずつ思い出の味とサラリーマンの味方のお店が姿を消していくのは何とも寂しい限りです。またどこかで店を続けて欲しいと思います。


讃岐産つゆが付いて【送料無料】食べ方を変えれば讃岐うどんはもっと楽しめる!専用つゆ付「 讃…