あしたまにあーな

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理想のイクメン像と求められる姿

2010年9月 18日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

最近、にわかに積極的に子育てに参加するイケメンパパのことをさす「イクメン」という言葉が世間を賑わせ始めています。雑誌やテレビなどでファザーリングジャパンの安藤哲也さんが登場し、パパが積極的に子育てに参画しようとする動きが活発化しているといいます。2010年6月からは厚生労働省によって男性の子育て参加や育児休暇の取得促進を目的とした「イクメンプロジェクト」も発足していることからも分かるように、国レベルでイクメンに対する活動が広がっているのです。

そんな中、オリコンが「イクメンだと思う男性タレントは?」というアンケート結果を公表しました。そのランキングから、世間が認めるイクメンに必要な要素とママから求められる理想のパパ像について、改めて把握し今後の子育ての参考にしたいと思います。

◆◆イクメンだと思う男性有名人TOP5◆◆
1位: つるの剛士
2位: 照英
3位: 杉浦太陽
4位: 土田晃之
5位: 薬丸裕英

このランキングから分かることは、子供が多くいてテレビなどで子供と一緒に色々遊んでいる様子を楽しそうに話す人や本や雑誌、テレビ、Webなどで子育てに必要な情報を提供している人が多くランキングしているような気がします。

例えば、1位のつるの剛士さんは「つるの剛士の読み聞かせ絵本 ぴっぴっぴー!」など育児書を執筆し、子供のために育児休暇を取得していることが話題になりました。世間からも、子ども同伴の結婚式が素敵だったことや、育児休暇に対してイクメンとして最もふさわしいという意見が多く寄せられたようです。

また2位の照英さんは、NHKの「すくすく子育て」で楽しそうに育児状況を話しその体型からは似つかわしくないほど、子供に対してメロメロになった姿を見せてくれるところが好感度大なのでしょう。親として自分の子供を見るときの目というのはプライベートでは少なからずこうなるのですが、それをテレビという場でも隠さずに出すということに、イクメンとしての素質を感じます。

ランキングからわかるイクメンとして大切なことは、やはりママのサポートをしてあげることができる最低条件をクリアした上で、自分の子供がかわいいという自分をさらけ出し、その上で一緒に遊ぶことに楽しさを感じることなのだと思います。子供を見ているだけで嬉しくなるし、一生懸命話をしている姿もかわいいですし、そんな子供と一緒にいたいという気持ち。いつまでも感じていたいものです。

◆◆妻が 「イクメン」に求めることTOP3◆◆
1位: 子どもの相手をしてくれる (90.8%)
2位: ぐずっている子どもをあやしてくれる (84.8%)
3位: お風呂に入れてくれる (80.0%)

また、奥さんが夫に求め子どもとの関わり方ランキングでは、家事を手伝うことは意外にもランキングにはなく、子供と積極的に関わって欲しいという願いが強く出ています。仕事でどうしても帰りが遅くなってしまうこともあり、日頃は奥さんがやってくれていることが多いのですが、それでもずっと一緒にいると気分転換も必要です。そんなときに可能な限り子供の相手をすることによって、少しでもストレスの緩和につながれば、結果的に家族が楽しく過ごせることにもつながるのだと思います。

大切なことは相手をするという何となく上から目線での考え方ではなく、「一緒に楽しむ」という風に考えること。自分が一緒にいてつまらなければ子供にもそれは必ず伝わってしまうものですし、自分も長続きしないでしょう。いつもできることではありませんが、少なくともそういう風に考えるように意識したいものです。

また、ぐずっている時は必ずたくさんあり、多くの場合ママの方に子供は向かいます。父親の力のなさを痛感する一場面なのですが、それもいつもいつもでは奥さんとしては精神的に参ってしまうでしょう。そんなとき、自分も違った形でぐずる子供の気分転換をかってするのがいいと思います。機嫌を直してくれるかどうか分かりませんが、奥さんとしてはぐずられる矛先が自分から離れるので、精神的にずっと楽になるはずです。

このように、子育ては夫婦の間でうまく役割を分担しつつも、時に奥さんの負担を少しでも軽減してあげ子供と一緒になって遊ぶのは理想のイクメン像の1つの形なのではないかと感じます。何事も楽しくすることができれば、いい思い出もそこからたくさん生まれるし、自分たちも人間的にも成長できるのではないでしょうか。

【参考】oricon life http://life-cdn.oricon.co.jp/news/80021.html

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子供の上手なほめ方

2010年5月 16日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

人は褒められて成長する。

ビジネスの世界でも育児でもこの言葉はすごく大切な言葉なのかもしれません。もちろんすべての場合において褒めてばかりではありがたみも効果も薄らいでしまいますが、ここぞというときに思いきり褒めてあげることによって、相手の意欲をもっと向上させることができるのだと思います。

最近、子供は「自分でする」と言うようになりました。例えば、お風呂上がりのパジャマ。今まではされるがままだった着替えも自分でするように変わっていきました。そして自分でボタンを全部留めることできたときには、奥さんと2人で思いきり褒めてあげます。そうすると子供ははにかみながら得意げな顔をするのです。その他、歯磨きも自分でするようになりました。

また、自分や奥さんがやっていることを手伝おうとするようにもなりました。掃除や洗濯、皿洗いなど、踏み台を至る所に持参し一生懸命手伝おうとします。その気持ちにすごく嬉しくなってしまい、思わず抱きしめたくなってしまうのです。おそらく子供の中では、褒められることによって「よし、次も頑張るぞ!」という気持ちが湧いてくるのではないかと思います。子どもは素直ですから、ほめられたことを大人以上に素直に受け入れて、行動や態度が変わり、それが成長につながっていくのでしょう。

なかなか褒めながら育てることに日本人は慣れていないといいます。子育ても同じで、子供を叱ってばかりいると子供もマイナス思考が身についてしまい魅力的な人間になれないのだと思います。子供ができないのは当たり前。できないことに目を向けるよりもできたことに注目して、声を掛けて上げるように心がけたいものです。

また、ほんの小さな事でも構わないので、何かをしてくれたときには親であっても子供にしっかりと「ありがとう」という言葉をあけるといいでしょう。我が家では、「ありがとう」「どういたしまして」は親も子供も口癖にするようにしています。人からの感謝は次にもっとやってあげようというプラスの連鎖の始まりです。どんどん活用したいものです。

この他、AllAboutに上手なほめ方の5つのポイントが掲載されていたので、紹介したいと思います。

・子どもをよく見ていて、心をこめてタイミングよくほめる
・何かをしながらでなく、子どもの目線まで下りて、しっかりと目を見てほめる
・抱っこしたり、あたまをなでたりして、スキンシップをとりながらほめる
・結果のみをほめるのではなく、プロセスや努力をほめる
・「○○チャンより上手だね」など他の子どもと比較しない

なんだか、本当にビジネスの世界でも同じなような気がしてきますが、特に2番目にあるように、上から目線ではなく、同じ視線に立って、目を見て話すことによって伝わり方も変わってくるのです。褒めるときにしっかりと心を込めて褒めて上げることによって、叱るときはしっかりといけないんだということを叱るときに効果が大きくなるのだと思います。いつも褒めてあげて人間関係がしっかりとできていれば、きつく叱っても相手は素直に聞き入れ、人間関係が傷つくこともないでしょう。褒めることは人間関係を強固にする第一歩といえるのではないでしょうか。

【参考】AllAbout
http://allabout.co.jp/children/infanteducation/closeup/CU20100419A/

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反抗期は大切な成長の証し

2010年3月 28日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

2歳半になる子供は最近「やだ」、「○○じゃないもん」、「○○やらないです(なぜか敬語)」というように親が指示を出すと反対するようになりました。これまでもやんちゃだった彼は、必ずしも自分たちの言うように動いてくれないことが多かったのですが、言葉を伴って明確に反対するようになったのです。これを見て「あぁ、反抗期だな」と奥さんと話しています。

人間が成長する際には大きく反抗期は2回やってくると言われています。1回目が2歳から3歳を中心に起こる第一次反抗期で、2回目が15歳を中心に起こる第二次反抗期です。これらはどちらも自我を目覚めさせ、自覚を深め精神的に成長するために必要不可欠なものなのです。

第一次反抗期は自分自身とそれ以外のものを自覚して、「自分」という存在を把握することができるようになる壁を迎えています。何をやるときも自分でしてみたい、自分の思い通りにしてみたいというような態度をとっていくのです。

子供の嫌々という言葉を聞くと、いい気持ちはしないのですが、そんなときには「おぉ、こいつも頑張っているな」とまともに応じずに少しだけ優しい目で見てあげるように努力しています。きっとこんな時期も長くは続かないだろうし、こうやって自分がこうしたいという気持ちを大切にしてあげたいと考えています。

なので、できるだけ一方的に指示を出すのではなく、「AとB、どちらがいい?」という風に選択肢を与えて、「自分の考えで選んだんだ」という自尊心を刺激してあげるようなシチュエーションを作り出すのが効果的といえます。

しつけも大切ですが、無理にそこで押しつけると子供にとっても親にとっても精神的なダメージは大きくなるので、ある程度自由にさせてあげることも必要なのではないかと思います。

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