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モンスター大学生が増えたのは誰のせい?

2008年11月 16日 By: rainbow Category: 日記 1 Comment →

とある関西の名門私立大学で授業中の学生による私語について、学部長が直々に学生に向けて掲示板で以下のように伝えているそうです。

「授業に大きな支障が出ている。大学生にこのようなことを伝えなければならないことは、慚愧に堪えない」

その私語は教授らが注意しても効かないほど酷いらしく、そんな教授たちが学生を静かにさせられずに学部長に言いつけた結果、学部長が直々に学生に向けて発信したものだそうです。この問題について、様々な考え方があると思います。小学校の学級崩壊、モンスターチルドレンの「ゆとり世代」が大学生になったから、競争激化の中で教授たちが「お客さま」の学生を注意できないから等など。

学生の私語は少なからず多くの大学で見ることができるもので、特に1年生や2年生が中心に履修する一般教養科目に多く私語は見られるようです。原因を考えてみると、学生側、教授側の双方に問題があるように思います。まず、学生側ですがどうしても単位を埋めるための授業という印象が高く、本当に興味があってその学問を修めたいという人が少ないのではないでしょうか。また、受験時代の厳しい環境から解放され気がゆるんでいることもあげられると思います。

一方、教授側としては授業として教えることに対して、あまり熱心ではない人が多いのではないでしょうか。教授の多くは研究室やゼミ、またはそれ以外の執筆作業と自分のテリトリーを持っています。その結果として一般教養などの授業において板書が汚かったり、話す内容が練られていなかったり、何年も同じ授業ノートを使って同じ説明をしたりして魅力が薄い授業になってしまっているのだと思います。

自分が行っていた大学では、極端に人数を絞った一般教養科目で、教授と一体となって様々な体験をしながら学んでいく心理学が大変人気で、得るものがすごく多かったのを思い出します。学生もその授業がタメになって、面白いことを知っているので人気科目となり毎回履修科目決定の頃には厳しい抽選を行う必要があります。

どちらか一方のせいにするのではなく、双方共によりよい授業を展開するにはどうしたらいいのかを考え、そして実践していくことによって学生のレベルも向上し、後々志願者も自ずと増えてくるのではないでしょうか。どちらかにせいだ、とか社会環境のせいにしていては何ら解決しないんですよね。

教授としては、一般教養科目の教え方を常に向上させていって欲しいと思います。一般教養科目とは、自分が今まで興味がなかったものでも、その学問のおもしろさに気がつかされ、自分の知識や見聞を広めるまたとない機会なのですから、教授は学生に「この学問、面白いな」と気付かせるようでなければならないのです。

大学を出てかなり時間が経ちましたが、大学を出てから勉強の楽しみ、知らないことを知ることの楽しみをより感じるようになりました。勉強したいと強く願うとき、自分が学びたいものがはっきりと分かっていてそれを学べているとき、私語などは自然となくなり、緊張感が漂ってくるのですよね。

【参考】J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2008/11/14030404.html


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