あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



缶コーヒーを飲むほど眠くなる理由

2011年6月 06日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

仕事をしていると無性に缶コーヒーが飲みたくなります。自分でドリップして飲むのもいいのですが、缶コーヒー独特の甘さと味にどこか惹かれてしまうものがあり、本当のコーヒーの味ではないと分かっていてもついつい自動販売機でボタンを押してしまいます。

そんな缶コーヒーを飲む理由のひとつとして、「眠気覚まし」を挙げる人も多いでしょう。コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があることは周知のことであり、眠気撃退を求めて手を伸ばします。

缶コーヒーを飲むと眠くなる?

しかし、「成功する人は缶コーヒーを飲まない」の著者である姫野友美によると、缶コーヒーを飲み過ぎると逆に眠くなると指摘しています。これは今まで当たり前と思っていたことの真逆をいくような指摘であり、その真相について姫野さんの話をもとに紹介したいと思います。

眠くなってしまうその根本原因は、缶コーヒーのなかに含まれる砂糖だといいます。コーヒー自体には覚醒作用によって眠気を覚ましたり、倦怠感を取り除き集中力をアップさせたりする働きがあるのは上記で書いたとおりですが、逆に缶コーヒーのように大量の砂糖の影響によって、覚醒作用も持続性がなく一瞬で終わってしまうそうです。

砂糖が眠くさせるメカニズム

砂糖を摂取することによって血糖値が急上昇します。そうすると、体がそれを下げようとして膵臓からインスリンというホルモンを出します。これで適度に下がればいいのですが、そうはなかなかいかずに今度は血糖値が下がりすぎてしまいます。

血糖値が下がるということは、脳のエネルギー源のひとつであるブドウ糖が供給されないということを示しています。この血糖値が下がる瞬間に、人は吸い込まれるような眠気に襲われるのです。

本来であれば、血糖値はゆっくり上がってゆっくり下がるものですが、缶コーヒーの砂糖が多すぎるため、一気に上がって一気に下がるという、とても不安定な状態になってしまうことから上記のような状況になってしまうのです。

さらに缶コーヒーを飲むことによって頭がぼんやりしてしまったので、さらに缶コーヒーを飲んでしまうと、血糖値の反応が鈍くなり、なかなか血糖値が上がらない「無反応性低血糖症」になってしまうといいます。こうなるといつも頭がぼーっとしたままで無気力、集中力ゼロとなってしまうのだそうです。

ここから言えることは、仕事の能率を上げたり、眠気を覚ます必要がある運転中であれば、必ず「砂糖が入っていないもの」を選ぶことが大切だといえます。

砂糖の量は栄養表示基準により、「微糖」であれば100ml中2.5g以下、「無糖」であれば100ml中0.5g以下の砂糖を使っていることとされているので、できるだけ少ないものを選ぶといいと思います。また「砂糖不使用」は砂糖は使っていないのですがその他の糖分を使用しているので注意が必要です。

用途に応じて、缶コーヒーの種類を使い分けて美味しく楽しく飲めるといいですね。

【参考】WEB本の雑誌 http://www.webdoku.jp/tsushin/2011/06/06/152354.html

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(2011/04/21)
姫野 友美

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午後の眠気を解消するコツ

2010年2月 11日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

午後一番の会議などで、よく話し手は「午後の一番眠いときではありますが・・・」などと言いますが、これももはや枕詞のようになっています。自分が新入社員の頃よく眠ってしまう同期のひとりは周囲からたるんでいると注意されたものです。そのようになってはいけないと分かっていても眠くなるので、講義の最中にフリスクを大量に摂取したりしていましたが、そうするとお腹を緩くしてしまったりしまいにはその刺激さえも効かなくなってしまいました。このままでは良くないので自分たちが次に利用したのが「カフェロップ」などの眠気防止ドロップです。思いきり医薬品なのですが背に腹は代えられません。今となっては懐かしい思い出です。

人間の眠気には半日ごとの周期があり、夜と午後2時頃にやってくるのだと専門家は話します。昼食の後にやってくると思いがちですがそればかりではなくこの時間帯に眠くなるのは自然の流れだというのです。そんな眠くなることを事前に防止する方法といざ眠くなったらどうしたらいいのかについて今回紹介したいと思います。

◆午後に眠くならないためには昼寝が大事
脳の疲れをとってあげるために事前に昼寝をするといいと足利工業大学睡眠科学センター長の小林敏孝さんは言います。以下にその昼寝のポイントを示します。
・椅子に座ったまま眠る
 横になると眠りが深くなり、かえって頭がぼーっとする。
・携帯電話のアラームを利用
 目安は20分です。
・眠る前にカフェインをとる
 コーヒーなどのカフェイン入りの飲み物を摂ることで寝起きが良くなります。
・簡単な睡眠でもOK
 一瞬うとうとしたり目をつぶったりするだけでも疲れは取れます。

◆いざ眠くなったら脳に刺激を
とは言いつつも、眠くなることはあります。そんなときは以下のような常套手段に出ましょう。
・ガムを噛む
 口の筋肉を動かすことで脳の血流量が増えます。
・カフェインを摂取
 コーヒーが苦手な人は上記で紹介したカフェイン入りの飴やカプセルもあります。
・適度なおやつを食べる
 血糖値が上がって頭がスッキリします。
・ストレッチなどの運動
 血糖値を上げる効果があります。
・口の中に爽やかな風を
 ミントやキシリトール入りのガムなどですきっとさせます。

この他、頭のてっぺんからやや後ろにある百会等のツボを推すことによって血流量を上げる方法もありますので、試してみる価値はありそうです。しかし、それでも眠気をとることができないのであれば、一度退席をして洗面所で顔を洗ってくるのが一番効果的だと思います。眠気は自分の力でコントロールすることができ、それができずに眠ってしまうとき自制力がないと判断されてしまいがちです。そんなことで評価を落ちるのは悲しいので、出来ることはやっておきたいものです。

【参考】日経Plus1 2010/02/06

カフェロップ 12錠[第3類] カフェロップ 12錠[第3類]
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眠気を覚ます技とツボ

2009年5月 12日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

どうしても寝てはいけないと分かっていても眠ってしまう場面に皆さんもきっと遭遇したことがあるはずです。例えば、車の運転、午後からの打ち合わせや朝1限の授業、研修中等数え上げればきりがありません。きっと気持ちがゆるんでいるせいもあるのかもしれませんが、人間はいつも気持ちを張り詰めている状況を続けることはできないので、ふとゆるんだタイミングで睡魔くんは気持ちよく、それでいて確実に忍び寄ってくるのです。

自分は、眠れない状況下でフリスクを大量に口に含み、その場をしのいだ経験があります。その後猛烈な謎の腹痛に襲われることになりましたが、人間は不思議なものでその刺激も慣れてきてしまい、ガムやコーヒーなど様々なものを試していったのです。

そんな眠気覚ましですが、AllAboutに眠気の覚まし方について紹介されていたので、以下に示したいと思います。この中で一つでも自分にあった方法が見つかれば、多用はしない程度で使えれば、長く愛用することができると思います。

◆服用編
・眠眠打破 フィルム (常盤薬品 24枚入り 210円)
誰にも気付かれずに、コッソリと眠気を吹き飛ばしたい! そんなときにお勧めなのがこれ。フィルムタイプですから、口の中に入っていても他の人には気付かれません。


眠眠打破フィルム 24枚

・眠眠打破 ハードグミ (常盤薬品 26粒入り 378円)
ドリンクの「眠眠打破」の機能性を、そのままハードグミに詰め込んであります。噛むとスッキリ・シャッキリしますが、カリッと音がするので、聞かれないように少し気をつけて下さい。また、4月23日には、コーヒーミント味の「起(き)まずいじゃん」が限定販売されます。

・エスタロンモカ12 (エスエス製薬 1箱20錠入り 504円 [医薬品])
眠気や倦怠感を取りたいときに飲む内服薬で、1回2錠を1日2回まで飲むことができます。2錠の中にはカフェインが、コーヒー3?4杯分に相当する量、200mgも入っています。さらに神経の働きを助けるビタミンB群が配合されているので、だるい体をシャキッとしてくれます。


エスエス製薬 エスタロンモカ12 20錠 【第3類医薬品】

・トメルミン(ライオン 1箱6錠入り 600円 [医薬品])
無水カフェインが1日分の3錠中、500mgも入っているにもかかわらず、苦味を抑えた爽快なメントール味が魅力です。眠気や倦怠感の除去に効果があり、水なしでどこでものめて、口の中でふわっと解ける口腔内崩壊錠です。1回1錠で1日3回まで服用できますが、服用間隔は4時間以上おいて下さい。また、コーヒーやお茶などの、カフェインを含んでいる飲み物とは一緒に摂ってはいけません。


どこでも眠気をトメルミン 6錠 【第3類医薬品】

◆ツボ押し編
・中衝(ちゅうしょう)
眠気覚ましの特効のツボがこれ。場所は、手の中指の爪、人差し指側の生え際2mmほど下です。大きく深呼吸しながら、反対の手の親指と人差し指で挟み込んで強く揉みます。左右の指ともやりましょう。イライラする気分を落ち着かせる効果もあります。

・労宮(ろうきゅう)
手のひらのほぼ中央で、手を握ったときに中指の先が当たるところにあります。ボールペンなどで、腕までズーンと響くくらいの強さで押しましょう。上半身の血行を良くするので、肩こりにも効果があります。

・合谷(ごうこく)
眠気を抑え、全身の血行を良くするツボです。場所は、親指と人差し指のまたの間で、手を広げた時に、2本の指の骨が接する部分の少し指先側です。押し方は、まず、手の甲をつかむようにして、反対の手の親指を合谷のツボに爪を立てて当てます。そして、人差し指の方向に徐々に力を入れていきます。

他にも、うなじの中央の窪みから親指の幅だけ上にある「風府(ふうふ)」や、頭のテッペンの「百会(ひゃくえ)」、足の薬指と小指の間にある「足臨泣(あしりんきゅう)」、足の親指の爪角のわきの「陰白(いんぱく)」というツボにも眠気覚ましの効果があるそうです。ツボというとなんだか難しいような気がしますが、自分のなかで合ったものを少しずつ探していくことによって、効果のある部分を見つけることができるのではないでしょうか。

【参考】AllAbout健康・医療
 http://allabout.co.jp/gs/goodsleep/closeup/CU20070402A/