あしたまにあーな

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あしたまにあーな > 松田翔太


篤姫 第41回「薩長同盟」

2008年10月 12日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

篤姫も残すところあと10回となってしまいました。篤姫のオープニング曲も最近ではかなり耳になじんできていて、すごくいい曲だなぁと改めて感じるようになると共に、もう聞くことができなくなると思うとなんだか悲しくなってきます。

今回のテーマは題名のとおり薩摩と長州の間の物語です。歴史上の出来事が題名になることが珍しいこのドラマの中で、見方としてはこの薩長同盟という歴史の教科書でも出てくるこの出来事の裏でどのように人々の気持ちが揺れ動いているのかを感じることです。

今回、歴史上の表舞台側として、小松帯刀や西郷吉之助、大久保正助、坂本龍馬などが、長州藩とこれからの日本を考え、薩長同盟を結びます。ここでの出来事は少し歴史をご存じの方であれば、かなり知っている有名な話です。今回もそれを忠実に再現したといえるでしょう。強いて言えば、小松帯刀を演じる瑛太の演技がすごく丁寧で、頭が低いことが気になったくらいでしょうか。

そしてもうひとつの舞台として、篤姫の心の葛藤をうまく表現しています。自分が生まれ育った薩摩、そして仲間である小松帯刀による思いもしない自分の立場から見ると、敵ともいえる行動。そんななか、和宮との関係もぎくしゃくしたものに戻ってしまいながらも必死で幕府を守ろうとします。

このふたつの舞台のせめぎ合いが、今回は非常に濃く出ていて面白かったですね。帯刀たちによる日本をよくしようとする動きは、もはや止めることなどできないところまで来ています。これからの日本の主役になっていく立場と、旧体制をしっかりと守ろうと頑張る篤姫たち。結果はともかく、この二人がどのように互いを感じていくことになるのか、その心の動きに注目してみていきたいと思います。

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篤姫 第39回「薩摩燃ゆ」

2008年9月 28日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

朝廷を政の中心とする考え方が世の中に徐々に広がりつつある中、将軍家茂は朝廷に攘夷は無理だということを伝えにいくのですが、朝廷の取り合わない姿勢に敗北することになります。

会談前に、慶喜からまずは攘夷を認めた上で、話し合いを勧める必要があるという進言に沿ったものだと思っていたのですが、実はそうではなく本当に敗北してしまったんですね。このとき、もはや徳川家の威信はほとんどなくなってしまったことを家茂も悟ってしまうのでした。

そんななか、あえて諸外国と戦ってあっさり負けることによって、攘夷という言葉を沈静化させようという新しい考え方をもっているのが勝麟太郎でした。やはり、北大路欣也さんの存在感は絶大ですね。勝という大きな存在という役割というのもあるのかも知れませんが、それ以上に周りが若い人が多い分、北大路欣也さんの重厚感が、落ち着いて信頼して見ることができるようにさせているのだと思います。

その勝の「あえて攘夷実行しよう」作戦は、長州藩から始まり、その後に薩摩藩においても行われるのですが、いずれも実質は大敗することになります。

自分は今まで薩英戦争は薩摩の勝利だとばっかり思っていたのですが、今回の内容を見る限り、イギリス軍は燃料切れによる退却であって、薩摩に屈したわけではないんですね。
このまま戦っていたら、間違いなく薩摩の国自体がなくなっていたのかも知れません。そのことを一番知っていたのは、小松帯刀なんじゃないでしょうか。天璋院から薩摩を守って欲しいとお願いされたにも関わらず、薩摩城下を火の海にしてしまったのですから。

しかし、勝の考えは薩摩を中心に実現していくことになります。今後、どのように外国と付き合いながら、日本という国を徳川家が守っていくのかが楽しみです。

ちなみに、今週宮崎あおいさんが篤姫のクランクアップをしたということで、堺雅人さんと対面した際に泣き崩れてしまったそうです。宮崎さんの顔はほとんど真っ白の化粧を施されていて、これで49歳を演じたんだと思うと、改めてすごいなと思います。

先が楽しみですね。


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篤姫 第38回「姑の心 嫁の心」

2008年9月 21日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今回は、嵐の前の静けさともいえるほどの静かな雰囲気の中で話が進んでいった様に思えます。天璋院も以前であれば、和宮と同じレベルで女と女の戦いを繰り広げたのかもしれませんが、幾多の困難を乗り越えてきた天璋院は、もはや和宮のあからさまな言い方に同様なんてしない様に思えます。

少しずつ幕末に向けて主要なメンバーが集まり始めましたね。まずは坂本龍馬。土佐藩を脱藩し、勝麟太郎の弟子になりたいと志願をすることになります。勝の「海を抑えることが大切」という先見の明を持った人が幕府側にいたからこそ、幕府もあと少しだけ生き残ることができたし、後の無血開城にもつながったんだなぁとしみじみ感じます。

余談ですが、北大路欣也の演技はさすがですね。勝麟太郎を演じる役者というのをあまり今まで見たことがないのですが、北大路欣也のはきはきとした演技が、余計できる人物であることを物語っています。

次に出てきたのが長州藩。これから薩摩と共に幕末を先導していく2大藩の登場です。まだ攘夷だとしか言ってませんが、これからどのような動きをしていくのか楽しみですね。

そんな中今回のメインは、将軍家茂が上洛する話でしょう。天璋院に後押しされ、攘夷は無理であることを帝に伝えるためですが、その裏を知った和宮から、嫌われてしまうことになります。この姑と嫁の考え方の違い、それぞれの立場というものはいつの時代も普遍なものなのでしょうか。家茂ももう少し気を遣ってあげればいいのになと思ってしまいます。

次回は、また時代が動き始めそうな予感。楽しみに待ちたいと思います。


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