あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



子供が車内で泣きわめく理由

2011年12月 28日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

通勤途中のラッシュの中、小さな子供を連れたお母さんをたまに見かけます。こんなに混んでいるのに大変だなと思うのですが、さらに大変だろうと思うのは泣きわめくときでしょう。周囲の視線もすごく怖く、優しい言葉をかけてくれるのは比較的年配のおばあさんだけ、それ以外はものすごく迷惑そうな顔をしています。

自分も2児の父親であるので、大変だなと思いますが、それでも居心地がいいものではありません。おそらくもっとムカムカとしている人は若い人を中心に多いのではないでしょうか。

そんな泣きわめいている子供がなぜ、そんなに狂ったように泣いているのか。今まであまり深く考えてこなかったこの問題に対してAllaboutのライターである藤原千秋さんがすばらしい指摘をしていたので紹介したいと思います。

おそらく小さな子供が泣いている理由は以下であると考えるのが普通でしょう。

1. おむつが濡れている
2. お腹がすいている
3. 退屈している

しかし、よくよく考えて見ると1のおむつは現在の高吸水性のあるおむつではあまりないでしょうし、もしそうならすぐに換えているでしょう。2についてもお菓子をあげればすむこと。これも普通の親であれば実施しています。3についても同様であり、退屈していれば自分から色々と動き回ったり、何らかの要求を冷静にするでしょう。

となると、いったい何に対してそこまで我を忘れて泣いているのでしょうか。その理由として藤原さんは、「眠いけど眠れない」ということにあるといいます。小さな子供は眠りに落ちる時に死(あの世への移動の予感)の恐怖を味わっていることから、眠いけど怖くて眠れないというのです。

その恐怖に対して、抱っこしてもらったりおっぱいを吸ってその瞬間をごまかしながら眠っていくのだといいます。それが満員電車などの環境で子供に満足感を与えることができず、子供としても疲れすぎて眠れないといった状況が起こると、泣きじゃくってしまうことにつながります。

こうなったら、しばらくは厳しいので環境を変えてあげるか、抱っこしてあげるといった安心させる動作を繰り返すしかなさそうです。

周囲としても、泣きまくっている子供に対して、「あー、眠いけどなかなか眠れないんだろうなー」といった温かい目で見てあげられるようにほんのちょっとの思いやりがあるといいですね。泣きまくっている子供を見ても何の対処もせずに、誰かと談笑している親などいないでしょう。親が一番焦っていて恐縮しているのです。そういう目線で見てあげることも思いやりの1つなのではないかと改めて感じます。

【参考】MAMApics http://mamapicks.jp/archives/51907186.html

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藤原 千秋

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小田急線の遅延

2007年6月 14日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

小田急線はいつも利用している路線です。

この度、上りについては登戸から梅ヶ丘まで複々線化され、その先代々木上原までも数年後には完全に複々線化すると思います。ここまで、費用をかけて混雑緩和に取り組んでくれる私鉄も数少ないんじゃないでしょうか。

それでも朝から30分程度もしくはそれ以上の時間、大幅に遅れることがあります。雨や強風といった自然災害もあれば、人身事故や乗客同士のトラブル、物が挟まったなど人が起因するものだと、なんだか悲しくなります。

とある日も大幅な電車の遅れ。車内ではなかなか理由を言ってくれないのですが、おそらく昨日の事故の影響があるんだと思います。昨日、小田急線で人を挟んだ状態で出発し、40m引きずってしまったという事故がありました。電車は急停車したのですが、そのはずみで振り落とされ、電車とホームの間から線路に落ちてしまったらしい。

安心や安全はお金で買うことはできません。いつも利用している路線なだけに心配になりますが、地道に信頼を回復させて欲しいと思います。

【2009年3月18日追記】

JR福知山線事故の本質―企業の社会的責任を科学から捉える JR福知山線事故の本質―企業の社会的責任を科学から捉える
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山口 栄一

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