あしたまにあーな

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あしたまにあーな > 地球温暖化


クールアースデーには消灯を

2008年7月 04日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →



皆さんは、7月7日の七夕の日が「クール・アースデー」なのを知っていましたか?

東京タワー、レインボーブリッジ、札幌時計台、東大寺、名古屋城、出雲大社・・・

全国各地のライトアップされたランドマークや名所などで7月7日の夜、2時間ほど明かりを消すライトダウンが一斉に実施されます。これを提案したのは福田首相なんですが、なかなかいいアイデアだと思います。ただし、サミットや支持率が低下している今というタイミングに疑問を感じずにはいられませんが・・・

看板を消すコンビニなどを含めて、現段階で過去最多の計7万以上の施設が参加予定で、二酸化炭素の削減効果は420トン超(約2万9千世帯分の1日の排出量相当)になるといいます。

些細なことでも構わないので、いつもよりもほんの少しだけ節電をしてみるのが大切だと思います。自分も大きな事はできないけど家の電気をいつもよりも早く消すように努力したいと思います。

電気を消す以外にも、多くのイベントを立ち上げて、世界にアピールするいい機会なんじゃないでしょうか。日本は、90年の削減目標値よりもすでに多くのCO2排出量になってしまっており、チーム6%といっている6%よりも遙かに大きい、10%以上を削減しないと行けないという厳しい状況下にあります。

自分ができる些細な事でも構わないので、何かを始めることからStartしてみてはいかがでしょうか。

【参考】asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY200807030447.html

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海洋深層水のヒミツ ?富山湾から地球が見える!?

2008年5月 25日 By: rainbow Category: 環境問題 1 Comment →



日本海に面する「富山湾」。

その海では河原の石が取れます。山から海までの距離が短いため、流れが急になってしまうために生じているもので、標高3000mの立山連峰から続く急斜面が、海底1000mまで一気に到達するという世界的に希な地形なんです。

その独特の地形は、湾内を豊かにしてきました。海底には、今もなお太古の森の痕跡が残り、深海には奇妙な生物が群生しています。

その富山湾の水は不思議な成分を多く含んでいます。その一つが、「グリシン」。含有量は普通の水の倍ちかくもあります。

また、豊かな海洋深層水も多く存在します。海洋深層水とは海面で冷やされて重くなり深海へと注いでいる海水のことで、100年かけて日本を巡回しています。海洋深層水には、バクテリアの数が1000分の1から1万分の1しかなく、非常に澄んだ水で塩化リチウムが含まれているため、そこからリチウムという希少金属をとる研究も進んでいます。

ところが、この宝の海に異変が忍び寄ってきているのです。

立山連峰に広がる観光名所として有名な雪の壁の中に、一筋氷の層が見えるようになってきました。

飯田肇さんによると、温かいあるいは雨が降った証拠ということなんですが、問題はその時期。今年の1月中旬の最も寒いとされてきた時期に氷の層ができているのです。これは確実に温かくなっている証拠といえます。

これが富山湾に与える影響が懸念されています。

雪解け水は、海底に豊かなわき水として注いでいます。それがなくなれば、海の生態系に影響を及ぼす可能性がある。実際問題として、富山湾で獲れる魚の種類が変わってきました。暖流系の魚の代表格であるサワラ。去年は1600トンも獲れたのです。

さらに、危機は世界的にも広がっていて、アメリカの論文誌Scienceに驚くべき論文が掲載されました。

「熱帯に拡大する酸素不足の海」

微生物が生息できない海が拡大しているというのです。富山湾でも、既に30年前から深層水に含まれる酸素含有量が減ってきていることが観測されていました。

精巧な命の仕組み。

そこに生きる人々はみんなつながっているのです。大切な場所が、少しずつ減ってきている現実に対して、その小さな兆しを見逃さないで注視していきたいと思います。


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ベンガル湾に消えゆく島

2007年6月 03日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

チャーパティラ

バングラデシュはガンジス川、プラマプトラ川などから流れ出た土砂が堆積してできたデルタ地帯で、標高がゼロに近い国土は度々、サイクロンやそれに伴う大洪水に襲われます。

2000年9月の段階で地球温暖化による海面上昇で、水没や海岸侵食が深刻な小さな島に暮らすシャヒームさん一家を取り上げました。あれから7年、シャヒームさん一家の家は既に海に消え、首都のスラムに移り住んでいました。

父と息子は、島に戻り環境の変化に翻弄されながらも懸命にこの島で生き続けたいと願っています。

バングラディッシュは国土の3分の2が平地で形成されており、ヒマラヤの森林伐採によって流出した土砂がこのバングラディッシュの河川の水位を押しあげ、海水が逆流していずれは水没してしまうそうです。

僕等にとって地球温暖化という問題は、あまり身近な問題としてとらえることができないかもしれませんが、このバングラディッシュをはじめ、ツバル、アラスカなどいずれなくなってしまう国土が大量に出てくるのです。

2100年までに毎年数百万人のシャヒームさんのような人たちが出てくることになるそうです。2100年は自分たちは生きていないかもしれませんが、子供たちの世界では悲惨な状況となることでしょう。

僕たちはまずはこの問題に対して危機感を一人一人が持つことから始めないといけないと思います。その次に具体的に何をするか、それを話し合っていかないといけません。

今日、シャヒームさんたちの希望と絶望、そしてそこから新たに生まれる決意を目の当たりにして強くそう感じました。

テレビ朝日のホームページより