あしたまにあーな

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大人のための友人の作り方

2011年9月 16日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

幼稚園児である子供は、「○○くんとおともだちでだいすき」と楽しそうに話をします。すごく微笑ましいのですが、ふと考えてみると小学校、中学校、高校、大学と進学するに従って、友達の数は少なくなっていき、社会人になってみると、もっと少ないことがわかります。

とある調査によると、30代の女性100人に「大人になってからできた友達と呼べる人は何人か?」と聞いたところ、平均は8.5人という結果になったそうです。この数を少ないと見るのかは意見が分かれるところではありますが、確実に小さい頃、学生の頃とは違った大人の友人関係がそこにはありそうです。

では、どのように大人になってから友人を作り、接していけばいいのか、ですが、様々なビジネス著書を書いている明治大学教授の齋藤孝先生は福沢諭吉の「学問のすすめ」にある「旧友を忘れず、新友を求め、さまざまな方法で交際を広げよ」という部分を引用して交際範囲を広げることは非常に大切なことであるとした上で、以下のようなアドバイスをしています。

アドバイス1: 気軽につきあう

大人になってからの新しい友達とは、何もかもを語り合えて共有し合える必要はありません。昔からの友人とは違って、もっと軽やかにつきあうことができ、「いたほうが楽しいかも」という気持ちでつきあうことがポイントです。

アドバイス2: 核心にふれないこと

大人になるにつれて、誰しもふれられたくない過去や揺るぎない信念があるものです。お互い大人なので、言われなくてもわかっているはずなのです。よって、少しくらい自分と違う部分があったとしても、丸ごとそのことは許容する広い心を持つようにします。

アドバイス3: メールは用件のみ

「自分のことを知ってほしい」「もっと距離を縮めたい」と、メールを頻繁に送るのは逆効果です。基本は用件のみか、おすすめの映画を観た感想を手短に送る程度にし、返信を求めないことが重要です。「知性ある人こそ、適度で知的な情報と刺激を好む」ということを忘れないでください。

いかがでしょうか。大人になると自分と相手との関係は、様々な「肩書き」で縛られることが多くなります。「○○くんのパパ」だったり「××会社の自分」だったり。相手との関係もその縛りの中で羽目を外すことが難しい状況になっていきます。その縛られた状況下において良好な関係を築くためには、上記のような付き合い方が求められるのだと思います。

その結果、親友とまではいかなくても、一緒にいるときは楽しく会話することができる友人が多くできれば大成功なのです。そこまで敷居を高くしなくても、このような考え方で人と接することができれば、心も軽くなり楽しい毎日を過ごすことができるのではないでしょうか。

【参考】s-woman.net http://www.s-woman.net/news/magazinenews/detail_1000008119.html

いい友だち付き合いを築く

2009年6月 17日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

あなたには一生の心から信頼できる友達がいますか?

いるとしたらどのくらいいるでしょうか。

この質問に即座にYESと答えることができる人は本当に素敵だと思います。時と共に友だちは変わっていきます。学生の頃「ずっと親友でいようね」と誓った人とその後疎遠になるということも誰もが経験することですよね。でも、それは当たり前のことでそのようなつながりの中で本当に心から信頼できる友だちができるのではないでしょうか。

カウンセラーである大美賀直子さんは、人に好かれる人とそうでない人には次のような傾向があるといいます。内容をチェックして自分が気にかけていること、自分がどうなのか見てみてください。

◆人に好かれる人
・ネガティブワードをあまり言わない
・気軽に人を誘うことをいとわない
・仮面でない笑顔ができる
・人の話をまっすぐに聴ける
・いつも等身大の自分でいられる
・ナチュラルに「楽しむ」ことができる

◆敬遠されやすい人
・物事を悲観的、批判的に捉えることが多い
・支配的に他人に接する
・他人に依存しやすい
・時間的、精神的にゆとりがない
・自分らしさがない
・押し付けがましさがある

どうでしょうか。人に好かれる人はその周りに人が集まってきます。そのような人の周りはいつも笑いに溢れていて、何か一緒にいると楽しいことがあるのではないかとワクワクしてきます。一方で敬遠されやすい人には、近寄りがたいオーラがあるのです。敬遠されやすい人のチェックでは、少々厳しい内容もありますが大きいのはマイナスの要素を持っていて、一緒にいて不快になってしまうという点にあるのだと思います。

しかし頭の中では、人に好かれたい、友だちがたくさん欲しいと思うのは当たり前ですよね。そこで、前述の大美賀さんから素敵な友だち付き合い4つのポイントについてアドバイスを紹介したいと思います。

1. 相手の不幸に同調しない
話し相手が落ち込んでいたり、グチばかり言っていることがあります。このときに自分までシンクロしてしまうとどんどん暗くなってしまいます。同調はせずにその流れがプラスになるように振ったり、それが厳しいようであればその場から去るというのも手だと思います。

2. アサーティブな会話
アサーティブとは、相手を大事にしながら自己主張すること。つまり発信することが大切なのです。聞いてばかりではなく相手を理解しようとして、そして自分も理解してもらおうとして相互に会話を繰り返すことが大切だといいます。

3. 無理のないペースで付き合う
お互いに無理はしないのが大切です。厳しいときや気乗りしないときには無理に相手に合わせるのではなく断れるのも結果的に長続きする友だちとの関係づくりになるのです。

4. “待つ”より“誘う”
 いつも“待つ”のではなく、意識的に自分からどんどん誘うことによって、次第に人付き合いが楽になってくるそうです。

頭では分かっていても、なかなか実行することは難しいものです。言えることは積極的に相手に関わっていくことなのだと思います。さらに大美賀さんは一番大切なポイントは「自分一人の時間も充実して過ごす」ことだといいます。一体どういう事なのでしょうか。

これは、自分一人でいても孤独感なく焦りもない状態に自分を持って行くことによって、支配的、依存的にならず、友だちを純粋に尊重することができる気持ちを養うことができるためだと説明しています。誰かと一緒じゃないとダメだとか、自分を誰も構ってくれないと不安な気持ちが大きいと、誰かと一緒の時に相手におもいきり依存してしまい、相手のプライベートを冒してしてしまうことにもつながり、結果的に相手から敬遠されることになってしまうのです。

ここから言えるのは、友だちと付き合い方の基本は自分が独立していることにあるといえます。自分一人でも楽しめるものを多く持つことによって、相手とも適度な距離感をもって接することができるという点にあります。自分も今の仲のいい友だちとはかれこれ10年以上の付き合いになりますが、好き勝手言い合えて、普段は別々のことをしていて一人でも互いに楽しみを見つけている人ばかりです。

つまり個人が充実している人は、次第にプラスなオーラを発し、結果的にみんなを惹きつけることができるという流れがあるのかもしれませんね。

【参考】All About
http://allabout.co.jp/health/stressmanage/closeup/CU20060522A/

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(2009/04)
大美賀 直子

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