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日本の環境対策を世界へ

2009年5月 25日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

オバマ大統領は、これまでのブッシュ政権のように経済最優先の政策から環境に配慮するというグリーン・ニューディール政策を発表しました。この演説の中で話題に上がったのが日本のハイブリッドカー技術でした。その筆頭であるトヨタのプリウスは世界で180万台以上を売り上げる大人気エコカーで、プリウスの効果によって、東京都の10倍分の面積の植林と同程度のCO2削減効果があったとされています。

プリウスだけでなく、日本には世界に誇るべき多くの環境技術が存在します。そこで今回はそのような日本の技術を衣食住という観点から再認識し、それを世界へ紹介していきたいと思います。

◆衣
これまで綿花を作るのに大量の農薬が必要となり、土壌汚染の源になっていました。そこでこの問題を解決するために登場するのが竹です。トーマス・エジソンがフィラメントに日本の竹を使ったというほど日本の竹は昔から取り上げられてきました。この竹から作られた竹繊維が今、注目を浴びています。以下に竹繊維の作り方について簡単に示します。1. 竹をチップ状に砕く
2. 煮詰めて不純物を取り除く
3. 糸状に編み上げる
綿繊維と比べて、竹繊維の吸水性は驚くほど高く、これを着ると不思議なことに心がリラックスして体がゆるむそうです。繊維の他に竹をメガネや大型テレビのスピーカーの振動板にも使われています。

◆食
広島にある農業技術センターでイチゴの生産量を高めるために参考にしたのが、京都の枯山水でした。床を白い布で覆って1日に一度棚を一回転させることによってまんべんなく日光を浴びせるようにした結果、生産量を高めることに成功したのです。

また、アメリカ人が好きなビーフステーキ。この原料である牛は1日に400リットルもの大量のメタンガスをゲップという形で発生させています。このメタンガスは温暖化の原因ともなるガスで、大気中の4分の1ものメタンガスが牛のゲップが発生源といわれています。
この牛のゲップをアミノ酸で解決できることを帯広畜産大学の高橋教授が示しました。アミノ酸の一種システインを牛の餌に混ぜることによって、通常の6分の1程度にまでメタンガスの発生量を抑えることができるようになったのです。

北海道鹿追町にある環境保全センターでは、糞尿を発酵させそこからメタンガスを取り出し発電に利用しています。これにより、1日あたり4000kwもの電力を発生することに成功しており、糞尿は再度肥料として再利用しています。

◆住
東京・有明にあるパナソニックエコアイデアハウス。ここでは日本人が昔からやってきた伝統をテクノロジーを通じて実現している家を展示しています。
・温度差を利用した冷暖房
古くから町屋造りという仕組みが使われていました。坪庭を利用し、ふたつの庭が相互に日陰、日向になるように造られ、それによって風が生まれる仕組みを利用し冷暖房を実現したのです。また床下を通して外気を取り入れることによって、温度を調整しています。
・珪藻土
七輪などに使われている土で、外壁に利用することで部屋の湿度を調整してくれます。この土には無数の穴があり、湿気があるときには吸収し、そうでないときには放出する自然の調節機能があるのです。

このような日本が生み出した様々なエコ技術が、世界を変える日が来ることを切に願って止みません。そして日本は積極的に世界にアピールするだけでなく、持ち込んで実用化させるところまでサポートする体勢を構築して欲しいと思います。

【参考】素敵な宇宙船地球号 2009年5月24日


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