あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



パンがコメの支出を逆転

2012年5月 05日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

1985年には、米への支出が7万円、パンに対しては1万円だったのですが、年々米への支出は減少を続け、なんと2011年には米とパンが逆転し、いずれも支出額は3万円程度になったことが、総務省家計調査の結果から明らかになりました。

ここでいう「米」とは、調理済みのものは含まず、炊飯器で炊く前の米のことを示していて、家庭の中で米にお金を支払うという当たり前の文化が変化していることを如実に示す結果になったと考えられます。

主な要因としては、
・高齢者や共稼ぎが増え、調理済みのものの購入が増加した
・パック詰めのご飯が震災後注目を浴びて、前年比40%もの伸びを示している
といったことが挙げられるといいます。

自分の生活について振り返ってみると、ご飯を食べなくなったというイメージはあまりないのですが、急激な減少をしている過去30年間で比較することができる人にとっては、昔よりも米を買わなくなったと感じるかもしれません。

コンビニやスーパーでの弁当やおにぎりなどは、その研究の成果からか年々美味しさを増しているような気がします。使っている食材や塩、海苔などを徹底的にこだわり、値段もかなり抑えられていて家で作るよりも買って食べた方がお手軽で、美味しいという状況になってきているのもあると思います。

米に対してお金を使わなくなっている要因は、上記の他に米の値段そのものが下落しているということもあると考えられます。総務省「小売物価統計調査」によると、平成16年から平成23年にかけて米の小売り価格は約20%も下落していることから、上記要因に付加的に考慮しておく必要があります。

さらに、米を炊くという行為自体も減っていることが考えられます。その結果、家電メーカーも今までと同じように待っていれば炊飯器が売れる状況ではなくなっていることから、米を炊くことに「本物志向」「高級志向」という新しい領域を求めて訴求せざるをえなくなっています。量販店に行くと、備長炭で炊いた風味などの値段の高い炊飯器が圧倒的な存在感で売られていることからも、現状を見て取ることができます。

このように、手軽なパンの消費、支出はこれからも伸びていて、米への個人の支出は減少を続けていくことでしょう。この状況がいいのか悪いのか、今はまだ分かりませんが、今後世界中から米が流れてくる時代を迎えたとき、さらに小売価格は下がることになるでしょう。そのとき、生産者を含めた流通がどのようになって行くのかをシミュレーションしておく必要がありそうです。

【参考】
・日本経済新聞 2012/05/04
・米ネット http://www.komenet.jp/

日本で一番パンを購入している意外な地域

2010年2月 24日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

あたなの朝食はご飯派ですか?それともパン派でしょうか。自分は多くの場合パンを食べています。奥さんがパン焼き器で作ってくれたものの他、スーパーなどでロールパンが安く売られていることが多いこと、そして短い時間の中で一気に食べることができることが主な要因でしょう。なので、旅行などに行ってゆっくりと朝食をとることができる場合はご飯を食べるようにしています。

ご飯の1世帯当たりの購入量が最も多い地域は静岡市で年間105キログラムにものぼるといいます。2位は金沢市、3位は富山市で逆に再会は岡山市だそうです。静岡がトップの理由として海産物が多いのでご飯もすすむからだと言われていますが、そもそも米を県内で作っている量が少ないため、購入せざるを得ないという状況も加味されているためではないかと見られています。北陸の地域は本当にご飯に合うような食べ物が多く、以前金沢に行った際にはあまりにもイカ大根と塩辛が美味しかったのでおかわりをするくらいでした。

一方のパンなのですが、なんと購入量1位は京都市の62キログラムなのです。京都といえば和食の代名詞ともいえる地域にも関わらず、堂々の一位。その理由として以下が挙げられています。
・西陣の職人が仕事の合間に食べ始めたのがきっかけ
・京都人は新しい物が好きで合理主義であるから
・学生などの若者が多いから

パン食が少ないのは山形市、福島市、青森市と米どころが並んでいます。伝統を重んじ、新しいモノや人を寄せ付けないイメージがあっただけにパンのような洋風で外来のものを受け入れる京都人の懐の大きさを感じます。しかし、購入量だけを比較するとまだまだ米の方が多いことがわかり、当分日本人の主食としてのご飯の地位は揺るぎそうにないでしょう。

ご飯には、食べたあとにほっとする何かがあるような気がします。急いでご飯を食べることがなかなかできないのですが、そこには自分の知らないところで日本人としての本能が眠っているのだと思います。いざ大切な日などはご飯が食べたくなりますし、1日の中でご飯を食べない日はないくらい。あと数十年後、時ぶんったいの子供の世代になったとき、日本人の心は「パン」にとってかわっているのかもしれません。

【参考】日経Plus1 2010/02/06

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置いて欲しい自販機ランキング

2009年3月 17日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

今は丁度午後3時。昼に食べたゴハンもいい感じで消化され、少しだけおやつを食べたいと思います。その時に、遠くまでいかないとコンビニやスーパーがないとしたら、あなたはどうしますか?

自分なら、たぶん諦めてしまうと思います。残業などで仕事が遅くなることが分かっているときには、午後5時くらいにくるお腹空いたサインが出たときに、買い出しに行くことがありますが、コンビニまで行くのがめちゃくちゃ遠いので、うんざりしてしまいます。
そんなときに役に立つのが、自動販売機です。自販機は買い出しに行かなくても気軽に購入することができるので、ちょくちょく買ってしまったりします。時にはご飯の買いに行くのを断念し、体に悪いとは分かっていてもコーラでお腹を膨らませて乗り切ることもしばしばだったりします。そんな職場にある自動販売機についてのアンケートを見てみます(アイシェア調べ・対象は男女421人)

■自動販売機で飲料をどのくらい購入しますか?
・「週に1本以下」 34.4%
・「1日1本」 17.4%
・「1日2本」 11.9%
・「週に1本」 6.9%
・「週に3 本」 5.5%
・「1日3本」 5.0%

■飲料以外で一番会社に欲しいと思う自動販売機は?
・「菓子(ガム・チョコレート・スナック菓子など)」 15.7%
・「カップラーメン・カップめん(ラーメン・うどん、給湯器付き)」 15.4%
・「アイスクリーム」 13.8%
・「パン」 12.3%
・「軽食・スナック食品(冷凍食品を電子レンジで調理する)」 8.9%
・「ない」 26.5%

予想以上に自販機で購入する人が少ないことが分かります。確かに1回100円も出して購入するのであれば、ティーパックを持ってきたり、家で麦茶などを作って持ってくれば格段に安くすませることもできます。自分は家からポットを持って行く重さよりも100円で飲める方がいいとは思うのですが、自分の中で1日に1本だけというようにルールを設けないと、どんどん購入することになってしまい結果的に無駄になってしまうので、気をつける必要があります。

また、飲み物以外の自販機として注目すべきは2位と4位でしょう。アイスクリームは、完全にお腹を満たすためではないので、ガマンしようと思えばできるかもしれませんが、カップラーメンやパンの自販機は必需品といえると思います。会社の福利厚生として購入してもいいくらい、これを導入することによって多くのサラリーマンは泣いて喜ぶでしょう。

大学の頃、学校にパンの自販機があり、研究などで夜遅くなると購入するためによく行ったのを思い出します。「このパン、本当に大丈夫だよね・・・」という一抹の不安をかかえつつも、コロッケパンなどお腹に溜まるものを購入するのですが、大抵みんなも同じ事を考えるのですぐに売り切れてしまいます。残るのは、ひとかけらのバームクーヘンや、カニパン、ラスクなどどう考えてもお腹に溜まらないようなものばかり。そこで入荷する時間を見計らって、その日のために複数購入してストックする人まで現われる始末でした。

このように気軽に購入できる「食べる系自販機」に対して、今は否定的な人であっても、人件費などを差し引いて安くするとか、お湯は自分で用意する代わりに安くするとか、ミンアが食べたいと思うような魅力的な自販機が登場することによって、より身近な存在になり便利になるのではないでしょうか。

【参考】
・Business Media 誠
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0903/17/news046.html


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