あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



それぞれの2011年流行語大賞

2011年12月 01日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

毎年発表されている流行語大賞は、その年の世相を表していて一年を振り返る上ですごく興味深いものとなっています。今回は、「ユーキャン新語・流行語大賞」とネット上で流行した「ネット流行語大賞2011」のそれぞれを見てみたいと思います。

<2011年ユーキャン新語・流行語大賞>
大賞 「なでしこジャパン」
「帰宅難民」
「絆」
「こだまでしょうか」
「3・11」
「スマホ」
「どじょう内閣」
「どや顔」
「風評被害」
「ラブ注入」

<ネット流行語大賞2011>
金賞 ポポポポ?ン
銀賞 なでしこJAPAN
銅賞 僕と契約して、○○になってよ!
4位 マル・マル・モリ・モリ
5位 ヤシマ作戦
6位 いいね!
7位 #edano_nero(枝野、寝ろ)
8位 ダァシエリイェス!!
9位 ブヒル
10位 アナロ熊
10位 スカスカおせち
10位 まんべくん

こうしてみてみると、いかに「なでしこジャパン」が印象深かったかが分かります。つらく厳しい内容が多かっただけに、サッカーの日本女子代表が達成した世界一は多くの人に勇気と感動をもたらしてくれました。国民栄誉賞を受賞したのも、きっと「がんばれ日本」という前向きな姿勢を自分たちに示していたのだと思います。

個別に見てみると、震災関係のものが多く、なかでもネット流行語大賞で金賞を受賞した「ポポポポ?ン」は一時頭から離れないという人も多かった一方で、楽しい仲間が次々と出てくるCMを見ていたたまれなくなって他のチャンネルに換えてしまったという被災者の声もありました。

個人的には、今年の初めにあったスカスカおせちがインパクトのあるものでした。写真と実際のものが全く違っている究極の例としてこれからも印象に残るもので、これ以来ネットでおせちを購入する際に「大丈夫かな?」という不安が残ってしまいます。クーポン券で安く購入することができるサービスは、すごく魅力的だと感じますがその裏にどのような仕組みがあるのか、無理なビジネスではないか、そういった点を見直し、信頼性のあるサービスになってくれればいいと思います。

流行語大賞とは、その年の世相を示すもの。その言葉を見て、その年にどのような事があり、人はどのような生活を、どのような気持ちで過ごしたのかが分かるものであるべきだと思います。ただ単に流行したから、面白いからという理由だけではなく、生活に根付いたものという面から考えると、「なでしこジャパン」は最適な言葉と言えるのではないでしょうか。来年も、人々を勇気づけ「いい一年だった」と思える言葉が多く登場してくれることを願ってやみません。

【参考】
・oricon life http://life.oricon.co.jp/2004283/full/?id=TOP1
・RBB TODAY http://www.rbbtoday.com/article/2011/12/01/83583.html

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いまどきのSNS事情

2011年1月 30日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

2010年は、SNSサービスが爆発的に盛り上がった年になりました。自分もやっているのですが、特に盛り上がったのがモバゲータウンの怪盗ロワイヤルに代表されるSNS系ゲームと、twitterに代表されるあらたなSNSの仕組みです。

怪盗ロワイヤルなどのSNS系サービスは、無料で遊べるゲームでありゲーム自体を楽しむことができる以上に、ゲームの中で仮想的な仲間を作りあうことによって、自分がすごく必要とされていると感じることができるのが人気を呼んでいるのです。そのつながりは決して強いものではなくゲームの中だけなのですが絡むことに絡みかえされる安心感があるといいます。

一方で、アイテムは有料になるものがありそえが魅力的なコンテンツであることから、高額な請求に悩まされることにもつながり、社会的な問題にもなっています。頭では分かっていても実際にやってみると、ゲーム中は、アバターを綺麗にみせたり人よりも強くなりたいという思いがすごく強くなるのです。これを打ち破るにはしっかりとした考えが必要となり、低年齢には厳しいのかもしれません。

また、twitterは2006年に世界的に広がったサービスですが、日本では2010年に人気が爆発的に伸びて、瞬く間に日本でも多くのユーザが利用するに至ります。基本的には自分のつぶやきを公開するというもので、100文字ちょっとの短文から成り立ちます。メールや電話といった1対1の世界では、相手に返事という行為を求めます。その結果、相手からの返事がない場合に自分の心に少なからずダメージが残ることになります。

そのダメージを最小限に抑えるために活用されているのが、つぶやきなのです。twitterで「今日ひまだな」とうぶやいてとして、特定の誰かに返事を求めておらず誰かから返事がなくても諦めることができるのです。

こうして考えてみると、SNSは現代の人々の心の裏をしっかりと捕まえるような仕組みになりつつあるといえます。リアルではなくネットの世界での確実な結びつきと仲間の形成、リアルな仲間とはつかず離れずで、お互いに傷つけ合いたくないけどつながっていたいという微妙な距離。

そうしたつながりは、しばらく続くと考えられます。さらに最近その流れの中でFecebookという世界中で5億人以上が利用しているSNSが登場しました。これは本名や写真を公開し、リアルなつながりを求めようとするSNSです。これによって現実世界ではいままでにない人との関係が広がていく可能性を大いに秘めています。

しかし、同様なサービスとしてすでに存在しているmixiでの実名公開をしている人の割合は、とある調査では16.5%に過ぎないということからも分かるように、ネットの世界に対して危険性を日本人は心のどこかに持っていて、なかなか公開したいと思えないのが現状です。その中で、世界で広がるfecebookが日本で今年以降ブレイクするかどうかは未知数といえます。

もしも、fecebookが日本で流行するのであれば、利用者の人との付き合い方が変わった時になる大きな転換点といえると思います。そういう意味でfacebookの動向が今後も楽しみです。

【参考】
・リセマム http://resemom.jp/article/2010/11/24/429.html
・TechCrunch http://jp.techcrunch.com/

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ネットの世界で「w」の次に来るのは「x」?

2010年6月 09日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

「うけるw」のように笑いを意味する「w」は今や日常的に日記やブログ上でも使われるほどになりました。発祥は定かではありませんが、おそらく某巨大掲示板だと思われます。このwの数が多いほど、大爆笑を表現していて某動画投稿サイトでは、面白い場面に差し掛かると、「wwwwww」といったコメントが数多く立ち並ぶことになります。

そんな笑いの仲間「w」に対して、今密かに某巨大掲示板で盛り上がり始めている表現があります。それが「x」という文字。「xxx」という風にこれも続けて書くことによって、「クスクスクス」と読ませます。つまり「x」は微笑や嘲笑を表す言葉なのです。

具体的な使い方としては、「なにこれxxxx」と嘲笑したり、「そうだねxxx」という風にほほえんだりするときに利用するのですが、はやくもこれが普及するかどうかについてはネット上でも賛否両論があるようです。「wで十分で、xなど使わない」「そもそも二番煎じだよね」といった否定派もれいば、「ひんしゅくをかっても使い続けているうちに定着するものだ」と肯定する人もいたりします。

ネット上ではこれまで様々な表現が生み出されては消えていきました。面白いから使ってみようと始めは使ってみる人が多いのですが、その表現が便利でうまく相手に感情を伝えることができるものであれば、自然に利用はされるし、そうでなければ消え去っていきます。

残念ながら今は、ほとんど知名度がないこの「x」という微笑文字。爆笑ではない中途半端な表現だけに生き残るのは大変だと思いますが、もう少しだけ中長期的に動向を見守ってみたいと思います。

【参考】web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20100601-00002440-r25

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