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ワールドカップの裏のMVP「パウル君」

2010年7月 13日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

パウル君

2010年サッカーのワールドカップ南アフリカ大会は、日本も活躍し盛り上がりながら無敵艦隊・スペインの優勝で幕を閉じました。そんなスペインの選手に負けないくらい、おそらく世界中で最も有名なタコになったのがドイツ・オーバーハウゼン水族館にいるパウル君でしょう。今この名前を知らない人はいないのではないのかというくらいにまでパウル君をさせたのは、ワールドカップ南アフリカ大会での予想的中に他なりません。

パウル君は、今大会のドイツ代表の7試合と決勝の合計8試合の結果をすべて的中させてしまったのです。予想の仕方は至って簡単で、国旗が書かれた2つの入れ物の中にそれぞれ好物の餌が入っていて、どちらを食べるかというもの。食べた方の勝ちという占いの仕方です。

パウル君が準決勝でドイツ戦の敗戦を「見事」的中させるやいなや、パウル君をパエリアなどにして食べてしまえという過激なコメントが多く寄せられたにもかかわらず、結果的にはドイツの英雄になったようです。

通常タコの寿命は3歳前後といい、今のパウル君の年齢は2歳。残念ながら長生きしたとしても次回のワールドカップの勝敗を予想することは難しいと思います。水族館の担当者は後継者を育成して2014年のブラジル大会に備えることを検討しているそうです。

ということは、今回のパウル君を育成したのもこの担当者ということになります。つまり、本当の予言者はこのパウル君の飼育担当者なのかもしれません。しかしこの人は決して外に出ることはない影で操る実力者、なんでしょうか・・・

【参考】日本経済新聞 2010/07/12

タコのあしの数が8本じゃない?!

2008年12月 27日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

タコの足って何本でしたっけ。突然そのようなことを言われると8本と答えられない人もいいのではないでしょうか。あまり深く考えたことがないタコの足ですが、この度和歌山県すさみ町江住の海岸で本来より1本多い9本脚のタコが見つかったそうです。このタコはヒョウモンダコといって猛毒を持ち、人間がかまれて死ぬ例もある程の恐ろしい方なのですが、堂々と町立エビとカニの水族館で展示されています。

そもそも9本脚のタコなのかというとそうでもないようで、水族館の館長によるとタコの脚には再生細胞があって切れても再び生える能力があるので、脚が再生する時に何らかの原因でもう1本生えたんじゃないかとのこと。つまり突然変異ということのようです。なので、同種の他のタコについては8本だというのも頷けます。

突然変異という意味では、実は9本というのはまだまだ序の口で、タコの脚の最多記録というものがあってなんとその数は96本。9本くらいであればまぁいいかなと思い想像しやすいのですが、ここまでくるともはや想像すらできません。三重県の志摩マリンランドで今でも標本を見ることができるそうです。

きっとこの方も大変な生活を送ってきたんですよね。誰かに食べられちゃったり、傷ついたりしながらなりたくもない8本以上の脚を手に入れてしまったのかもしれません。そのようなタコさんたちの心を鎮めるためにもおいしく食べてあげたいところですが、どちらもそうはいかないのが悲しいところです。

【参考】Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081226-00000005-agara-l30


獲れたて新鮮なタコの足をボイル急速冷凍にてお届け致します!たこ独特の食感がたまりません!…