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カフェインの上手なとり方

2010年5月 30日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

最近、様々な飲料メーカーから「ゼロ」をうたった商品が登場しています。そのゼロの中身といえば今まではカロリーや糖分といったものが対象だったのですが、最近では商品そのものの特徴であるカフェインをゼロにするというものまで登場しています。

カフェインが入っている商品といえば、お茶やコーラを思い浮かべるでしょう。その商品の根幹をなすカフェインを含まない商品として、「アサヒ 朝ブレンド 十六茶 カフェインゼロ」や「コカ・コーラ ゼロフリー」等が挙げられます。カフェインに含まれる利尿作用をなくし水分補給をしっかりとできるように朝に飲むことを目的としていたり、カフェインが何となくつらいという40代以上、妊婦の方、子供に対して新たなマーケットを開拓しようとする思いがメーカーにはあるようです。

このようにカフェインもなくなりつつある飲料業界ですが、カフェインは正しく付き合えば非常に有用なのです。そこで今回はカフェインの上手なとり方について、女子栄養大学栄養クリニックの管理栄養士である榊玲里さんのアドバイスをもとに見ていきたいと思います。

◆カフェインの効用◆
・摂取後3時間から5時間は腎臓を刺激し尿の排泄を促す利尿作用
・夜に取ると寝られなくなるという覚醒作用
・血管を拡張し、一時的に血流を良くし胃酸の分泌を高めて消化を促進する作用
・中枢神経が興奮するで、脳を目覚めさせ疲労を回復させる作用
・心臓に刺激を与え、機能をよくし持久力もつける作用

始めの2つについては多くの人が知っている作用だと思いますが、3つ目からはうまく利用すればよりよい生活ができそうです。

◆カフェインとの付き合い方◆
榊玲里さんによると、20分から30分昼寝したいときに有効だと説明しています。これはカフェインが最も有効に働くのが摂取後30分から1時間なので、昼寝前に取ると目覚めがすっきりし、運動する前に取ると持久力が上がるという上記カフェインの効用の4つ目にあたります。

また、何とか気持ちを奮い立たせようと、手っ取り早くカフェインを取ってしまい、1日に何度もとってしまう人がいますが、これは逆効果だそうです。もとをたどると、食生活が乱れているために疲れやすくなり、ストレスに弱い体になっていることが多いので、カフェインに頼り過ぎと自覚している人は、日々の食生活や生活習慣を見直すことを考えましょう。

このように、カフェインは適度に摂取することによって、目覚めや気分転換、疲労回復等に非常に効果があるのですが、あくまでも適量であることが求められます。ただ喉が渇いたからといってカフェインをとるのではなく、のどが乾いたときはカフェインが無いものを、また上記のような目的がある場合にはカフェイン有りを飲むようにしてしっかりとOnとOffを使い分けてみてはいかがでしょうか。

【参考】MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/100530/sty1005300733001-n3.htm


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こころを動かすマーケティング

2009年8月 15日 By: rainbow Category: ブックレビュー No Comments →

あなたがいま一番飲みたい炭酸飲料はなんでしょうか?
あなたがいま一番飲みたい缶コーヒーはなんでしょうか?
あなたがいま一番飲みたいお茶はなんでしょうか?

これらの問いに対して、どれか一つはコカ・コーラ社の製品を挙げるのではないでしょうか。コカ・コーラを飲むのに理由などいりません。ただ飲みたいから飲む。そこにはコカ・コーラに対して自分たちがもつ確固たるブランドイメージがあったのです。

コカ・コーラは世界中に広がっていて、国連加盟国よりも多くの国で飲まれているそうです。そのコカ・コーラのブランド戦略を確立した魚谷雅彦さんという現在の日本コカ・コーラ会長がこれまで明かされることのなかったコカ・コーラのブランド戦略の考え方を示した本が「こころを動かすマーケティング」です。この本を読んでみると改めて気づかされる点が多いことに気がつくと思います。

魚谷さんは、もともとは歯磨き粉などで有名なライオンの社員でしたが、チーズのクラフト社を経てコカ・コーラ社にやってきます。会社は大きくなると余計なしがらみが多くなるものですが、魚谷さん自身の人柄もあり抜本的な改革を進めていきます。そこには自分の信念を曲げない強さを持つことが大切だと説いています。人の心を打つものは自分の強い信念と気持ちなんですよね。内容がいかに良くても気持ちが伝わらなければ意味がありません。本書で魚谷さんが言っていることとして、お客様の視点に立っているかどうかが自分の信念には必ず含まれているべきであるとあります。

それは、どの業界でも同じ統一的な考え方だと思います。お客様第一という言葉は使い古されている感じがしますが、営業部門だけでなく全社的に細部までこの考え方が徹底されているところはそんなに数多くありません。なので自分たちがそれを確実に意識することができれば大きな力となってブランド力は上がっていくのです。

本書ではその他、魚谷さんが成功させたプロモーションであるジョージアの飯島直子さんを起用したほっとするキャンペーンや、吉本芸人を起用した明日があるさキャンペーン、爽健美茶といった今では誰もが飲んでいるものの誕生秘話が紹介されていて、根底にあるお客様志向との関連性を見ることができます。また、コカ・コーラ社とその生産・販売を取り仕切るボトラー社との関係など中にいる人でないと分からない雰囲気を本書で感じることができます。

マーケティングの基本的な考え方を学ぶことができる上に、コカ・コーラという会社の一面を知ることができる読み物としても価値があるのではないでしょうか。これを読むとコカ・コーラの商品の裏に隠された想いを感じることができるので、余計ファンになってしまうかもしれません。

こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
(2009/08/07)
魚谷 雅彦

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