あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



昔なりたかったアニメキャラ

2011年2月 16日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

子供なら誰でもこのアニメのキャラクターになりたいというものを1つは持っていたのではないでしょうか。そこには小さいながらもあこがれの姿を追い求めていた理想像というものがあったのです。誰でも倒してしまう無敵のヒーロー、綺麗に着飾って毎日を楽しく過ごす少女など数え上げればきりがありませんが、そういったあこがれは日曜の朝の番組で受け継がれて行っているのです。

そんな「昔なりたかったアニメのキャラクター」についてとあるアンケート調査の結果を見てみたいと思います。みんなは何になりたかったのでしょうか。

◆男性編
1位: ルパン三世 「ルパン三世」 (9.8%)
2位: 孫悟空 「ドラゴンボール」(7.7%)
3位: ケンシロウ 「北斗の拳」(7.1%)

◆女性編
1位: キャンディス・ホワイト・アードレー(キャンディ) 「キャンディ・キャンディ」(8.4%)
1位: 夢野サリー 「魔法使いサリー」(8.4%)
3位: アッコ 「ひみつのアッコちゃん」(7.9%)

こうしてみてみると男ものは、強くたくましいヒーローが多く、女性は恋愛ものの返信ものが組み合わさったものが多いのが傾向として見ることができます。ルパン三世の作品の良さはルパンだけでなくその周囲の仲間、そしてルパンを捕まえるはずの銭形警部までもが、みな気持ちよくすがすがしいところにあるのだと思います。カリオストロの城でルパンとクララとのやりとり、そして最後の銭形警部のセリフは見るものを感動の渦に巻き込んだのではないでしょうか。

かっこよく生きたい、可愛く生きたいと願う気持ちはいつの時代も普遍的なものなのです。そうした願望を実現してくれるのが、アニメのヒーローやヒロインであり、その頃に感じた思いを大人になってからもアニメのヒーローやヒロインを通じて思い出させてくれる大切な存在ともいえます。そういう意味でアニメの効用はすごく大きいのではないでしょうか。

【参考】walker plus http://news.walkerplus.com/2011/0216/17/

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プリキュア人気の影に隠された戦略

2010年8月 17日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

日曜朝といえば戦隊ものやアニメ番組が目白押しですが、その中で実に2004年から7年以上人気を誇っているアニメがあるのをご存じでしょうか。それが、女の子向けアニメ「プリキュア・シリーズ」なのです。このアニメは美少女戦士ものであり、その先駆けとして有名なのが「美少女戦士セーラームーン」です。社会現象にもなったほどなので、見たことがないという人でも名前だけなら聞いたことがあるでしょう。

実はこのプリキュア・シリーズは、セーラームーンシリーズよりもずっと長く続いているのです。このプリキュア・シリーズの人気には、実に多くのヒットに向けた関係者の戦略と思いが散りばめられているからだといえます。そこで今回は、プリキュア・シリーズからその人気の影に隠された戦略を見ていきたいと思います。

プリキュア・シリーズには次のような思いがありました。そこには、先駆者であるセーラームーンを理想のモデルとする反面、同じ道を進まないようにしようという努力があったのです。

1. 女の子だって暴れたい
 これまで女の子向けアニメといえば、学校とか友情とか少女らしい柔和なシーンばかりが強調されたものがほとんどでした。それを東映アニメーションのプロデューサーである鷲尾さんは、公園でも幼稚園でも男女が一緒になって遊び、幼児世代は男女の違いなく飛んだり跳ねたりして遊びたいだろうという考え方から、女の子だって暴れたいのではないかと考え、キャラクターをつくり出したといいます。

2. 女の子目線を徹底的に追求
 プリキュア・シリーズには、西尾大介監督による独特のこだわりがあるそうです。それは顔面への攻撃はしない、水着や下着は見せないなどいくつか存在し、それらはすべて見る側である女の子を意識したものになっています。女の子がごっこ遊びをしたときに、顔面や腹部を殴ったり殴られたりというシーンによって真似をしてしまうことにつながるので、こういうシーンをすべてカット。それを補う迫力は、絶対に真似ができない「吹っ飛ぶ」「壁が破壊される」といった周囲でカバーます。

 また「大人が好きそうなことはやめよう」と決めたそうです。女の子がとにかく楽しく見られるのであれば、あえて水着を出さなくても、下着を見せなくても構わないのです。事実、プリキュア・シリーズではレギンスを着用させているといいます。こうして美少女オタクから一線を画す独自の路線を確立すると共に、女の子たちへの安心と羨望を勝ち取っていったのです。

3. 感情のリアリティを
 メインターゲットである3歳から6歳の子供の多くは親と共にテレビを見るでしょう。ということは目の肥えた親から見たときに、内容にリアリティがないのであれば、子供と共に自分も見ようとは思わないのです。子供を味方に付けるにはまずは親から。ということで、登場人物の感情の流れの必然性、リアルさを常に念頭において作品は作られています。

4. 本物志向のお母さん視点
キャラクターの売り上げも重要な要素になります。そんなキャラクターを購入しようとする決定権は母親にあります。この内容が面白いのか、子供に見せて問題ないとするのは母親です。

特に、最近ではお母さん基準というのが大きな影響力を持っているといいます。お母さんのパッと見の印象、「可愛いか、可愛くないか」でその商品は買われるかどうかが決まるのです。もしもお母さんが「これ、可愛くないじゃん」と言ったら、子供はそれに素直に影響を受け、「お母さんが可愛くないって言ってるから、可愛くないんだ」と思ってしまいます。なので、お母さんの視点は非常に重要なのです。

母親からいい評価をもらうためには、「生活実感のあるもの」が重要な要素となります。よく売れているのは携帯電話やパソコンをまねたおもちゃだといいます。身近な必需品ですが、子供に壊されては困るのでその代用品として与えるのです。代用品とはいっても、しっかりとしたものを子供に与えたいという親心から、多少の付加価値をそこに見いだしてあげる必要があります。多少高くてもそこにお金を出すだけの付加価値があれば、母親は買っていくのです。

このように、プリキュア・シリーズには子供目線でのキャラクターの行動とそれを支える子供たちの母親の存在が大きく影響を及ぼしていたのです。お金を出すのは最終的には母親であることが多く、母親相手にキャラクター商品は売られているといっても過言ではないでしょう。子供も楽しみつつ、親も満足して子供に与えることができるアニメ、商品がプリキュアには広がっていて、それが活発に成長をし続けているからこそ、長く続いているのでしょう。

とりあえず、自分も子供から羨望のまなざしを得るために、ショッカーを倒せる程の強さを身につける必要がありそうです。

【参考】Yahoo!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100816-00000001-president-bus_all

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大人気の影に潜む宮崎監督の悩み

2010年7月 20日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

現在、スタジオジブリの最新作品である「借りぐらしのアリエッティ」が公開中です。夏休みの時期と重なり多くの人気邦画が集結している中、大変な競争ではありますがきっと興行成績もいい結果を残すことができるでしょう。

ちなみに2009年までに日本で公開された興行成績ランキングベスト4は以下の通りです。

1位 千と千尋の神隠し(2001年)304億円
2位 ハウルの動く城(2004年)196億円
3位 もののけ姫(1997年)193億円
4位 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年)173.5億円

そうそうたる顔ぶれの中で圧倒的な強さを見せるのが宮崎駿監督率いるスタジオジブリの作品です。どれも社会現象にまでなり、連日テレビでは特集番組など取り上げられる機会が非常に多かった記憶があります。

そのような輝かしい栄光を作り続けているスタジオジブリですが、今日NEWS ZEROの番組の中で宮崎駿さんの苦悩について取り上げられていました。今までこのような観点でジブリアニメを見たことがなかったので、1つの衝撃となって脳裏に焼き付いています。

それは、日本が抱えるアニメーターの現状についてです。日本でアニメーターと呼ばれる人たちは800人程度しかおらず、作品毎の請負型となっています。つまり作品ごとに依頼が来て、その製作を手がけて終わったらまた違う会社と個別に契約して仕事をするような形態で、平均10万円程度の月収しかないという過酷な労働条件の中で働いているそうです。

それでは質の高い作品と人材を後世に残すことができないと考えた宮崎駿さんは、スタジオジブリで1989年からそれまで月収10万円だったアニメーターを月収20万円で社員として登用したといいます。これによって人材の育成と確保を実現することができるようになったのです。

ところが、いいことばかりではありません。社員の数が150人を越えることによって生まれる人件費という問題がくすぶり続けています。社員として雇う以上、月収だけでなく雇用保険などの様々な経費が掛かり、それをペイするために企業として儲けを生み出さなければならなくなります。またスタジオジブリでは手書きによるクオリティの確保を行なっていることから、紙代などの経費も相当掛かっています。

そこで、宮崎駿さん自らが積極的に国内外にアピールして努力することになるのですが、いつまでも高いレベルで作品を提供し続けることは非常に困難です。宮崎さん自身も2010年現在で69歳となり、昔ほどの活動力はなくなったと言っています。

後継者の育成が急務となる訳ですが、人を入れ替えながら観客の求める高いクオリティを維持することは並大抵の容易さではないのです。

このように、常に厳しい状態のなかでスタジオジブリをはじめとするアニメ業界は、必死に自分たちに感動する作品を提供し続けてくれているのです。日本の代表する文化であるアニメがもっと発展するために、アニメーターやアニメに関わる人たちが活動しやすい環境を整えることも大切なのです。

【参考】NEWS ZERO 2010/07/19

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