あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



キャップを集めるエコ活動のもう一つの考え方

2010年8月 31日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

以前のブログでペットボトルのキャップを集めて、発展途上国の子供にワクチンを提供することができるという活動を紹介しました。小さな事ではありますが、キャップという本来捨てていたモノから貢献活動をすることができるのならということで我が家でも実践しています。その活動は広く普及し、今ではキャップ専用の回収ボックスが様々な場所に設置され、エコキャップ運動は全国的に広まっているといえます。

エコキャップ推進委員会によると、約400個のキャップを集めることができれば、それを業者に15円で売却できるので、うち10円をワクチン代として「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄付できるとしています。また、ゴミとして焼却処分された場合と比べ、キャップ400個で3150グラムのCO2削減につながるとその効果を説明しています。

◆エコキャップは割高?
しかし、これに疑問を投げかけている学者がいます。それは東大名誉教授の安井至さんです。安井さんは以下のように説明しているといいます。

「この活動を主導しているNPOのエコキャップ推進協会は、さる運送業と提携をしていて、20枚3150円のダンボール箱を買えば、6kgのキャップ入り1箱の輸送を420円で引き受けてくれる。ダンボール箱の費用を加えれば、577円の輸送費がかかるが、寄付金額は、一箱6kgで60円程度である。輸送費が圧倒的に大きく、寄付額の9.6 倍という計算になる」

つまり、寄付する金額よりもはるかに輸送費の方が高くなってしまっていて非効率だというのです。

◆エコキャップにかわる代替案
では、どうしたらいいのでしょうか。その問いに安井さんは以下のような代替案を提示しています。

「500gのキャップを捨てるのが気になるなら、そのキャップを作るために、だいたい1kgぐらいの石油を使っているので、それに相当する1.4 リットルのガソリンを節約することで、環境負荷面を補うという方法論、代替法とでも呼ぶことができる方法があり、これでも効果は全く変わらない」

キャップを集めるのではなく、それを作る原料分を始めから使わないようにすることによって、環境対策につながるという考え方をすすめています。

◆代替案に潜む日本人の考え方
しかし、この考え方について日本人は大きく2つの抵抗をもつといわれています。日本人の根底には、「目の前のモノがモッタイない」という考え方と「寄付に対する照れ」があるといいます。前者は目の前にあるキャップを集める方が直接エコ活動を実践していることを実感しやすく、どうせ捨てるモノを再利用しているという考え方が強くあるということにその要因があります。後者は、キャップをNPOに輸送して売り、利益の一部を寄付に充てるという回りくどい作業の方が、さりげない社会貢献として好まれ、直接的な寄付は敬遠されがちな考え方であることが指摘されています。

このように、諸外国で広く一般的に行なわれているエコ活動は日本人独特の考え方によって独特の進化を遂げているのがエコキャップ活動だといえるのです。理想論をいえば、みんなが自然に10円を寄付することができるマインドが定着することが望ましいのですが、お金を相手に直接与えることを文化として避ける傾向にある日本において、なかなか道は険しいと思います。

むしろ、今は決して効率的ではないですが、寄付という効率的な貢献に向けた第一歩として、エコキャップ活動の果たす役割は非常に大きいと考えるべきではないでしょうか。人々の環境対策への理解と協力が定着したとき、自然と寄付という行動も大きな社会貢献活動として広まっていくのではないかと思います。

【参考】livedoorニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/4975213/

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狭いお風呂にぴったりのフタを探せ

2010年6月 23日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

今住んでいるマンションのお風呂はものすごく狭く、大人が一人で入るときには基本的には体育座りをするか、腰を沈めつつ膝を横に倒して湯船に浸かるような姿勢をとるしかありません。そこに子供が入ってくると、もはやまったりと入ることは諦めざるを得ない状況になります。

それでも慣れてくると、うまく体制を取ることができるようになって、しかもお水もそんなに使わなくていいのでいいこともたくさんあります。人間の順応力ってすばらしいですね。

そんな我が家のお風呂ですが、最近奥さんの頭を悩ます出来事が深刻化しつつありました。それがお風呂のフタです。数年使っていると、だんだんとお風呂のフタにカビが生えてきてしまい、ある程度までくるとカビキラーでは効かなくなってしまいます。

このままだと衛生上も良くないですし、奥さんの精神衛生上もよくないことから、早速「お風呂のフタ購入大作戦」を実行フェーズに移行することにします。まずは現状把握ですが、先に申しましたように我が家のお風呂は非常に狭く、幅65cm×長さ105cmしかありません。

この長さが実は非常に自分たちを苦しめることになるのですが、この時にはまだそんな苦労は知りません。近くのスーパー等で購入できるだろうと近所を探したのですが、見つかりません。ケイヨーデーツーのようなDIY店でも見つからない。とうとう最後の手段として救いを求めたのが、楽天でした。

奥さんと二人で探すこと2時間。とうとう見つけました。 それが「オーエ ポリプロ風呂ふた(S-11)」というもの。よく見ると、今使っているものと全く同じで、これよりも高いものもあったのですが、一気に7000円もします。本当はこの商品のような折りたたむ形だと同じ状況になってしまうので、水はけのいい板パネル型にしたかったのですが、全くそのような商品が存在する気配もないので、ダメになったら捨てればいいと思えるこのS-11を2600円で購入することにしました。

購入者の感想を読んでみると、みなさん同じようになかなかこのサイズの商品がなく苦労されている様子。自分だけではなかったと知り安心したのですが、是非今後は板パネル型の商品も発売して欲しいと思います。

何はともあれ、これで家庭内の衛生は保たれることになり、ほっとしています。

  

必死にカップ麺のフタを押さえる人

2010年5月 24日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

深夜の夜食に欠かすことができないのがカップ麺です。家に備蓄しているので、お腹が空いたときには太ると分かっていてもついつい手が出てしまいます。カップ麺にお湯を注いだ後に、ほとんどの人は付属のシールやお箸でフタをすると思います。でもよくよく考えてみると、これってなんだか味気ないですよね。時々付属のシールがうまく剥がれずに、くっつきが悪くなってしまいビニールを剥がすときは何となくむなしさすら覚えます。

そんな寂しさから解放している素敵な奴がいました。それが「Cupmen」です。読んだだけでは、文字通りカップ麺なので全く意味が分からないのですが、少し文字を切ってみると、CUPとMENに分かれます。CUPを何とかしてくれるMENなのです。先日会社の先輩が大事そうに取り出して見せてくれたのが初対面でした。

このCupmenはカップ麺のフタを両手で必死に押さえてくれるのです。その必死さになんだか使っているこちらとしても、元気が出てきます。これを考えたのはデザイナーの馬渕晃さんですが、本当にすばらしい発想力だと思います。見ているだけで何となくうきうきした気分になってきます。見方によっては「ファイト、イッパツ」のお兄さんを彷彿とさせる落ちそうところを耐えているようにも見えてくるから不思議です。おそらく、この姿だからいいのであって、余裕そうに足を組みながらフタを押さえられても、ここまでの高揚感はないと思います。まさに絶妙のポーズといえます。

でもこれで驚いてはいけません。このCupmen、ただフタを押さえるだけではないのです。凄いのは、熱によって色がどんどん変わっていくこと。この色の変わり具合によって食べ頃を自分たちに教えてくれる優れものなのです。まさに一石二鳥といえるでしょう。

Cupmenは1個840円と少し高めで、カップ麺を食べる時に取り出せるように近くにいてもらう必要があるのですが、普段カップ麺を食べないときには角に置いておけば素敵なインテリアにもなるのではないでしょうか。

【参考】KONCENT http://blog.koncent.net/?eid=147


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