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写真でカロリーを計算するアプリ「FoodLog Cal」

2011年9月 28日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

ダイエットをサポートしてくれるアプリやサービスが様々な会社から提供されるようになりました。レコーディングダイエットと呼ばれる、毎日記録することによって意識付けを行う方法も流行し、本屋さんに行くと実に多くの関連書籍が並んでいます。

しかし、これまでこういったサイトの難点は、カロリー計算を自分でしなければならないことが面倒なことでした。写真をとって何を食べ方かを記録しておき、あとでそれに該当するカロリー量を入力するかたちが一般的なのですが、この面倒さからダイエットを脱落してしまったという人も多いのではないでしょうか。

そんな人にすばらしい情報です。スマートフォンでごはんを写真に撮るとカロリーを計算してくれるアプリが東京大学の研究結果として発表されました。食事の写真を解析する技術を利用して日々のごはんを写真に撮るだけで、カロリーの記録管理を行えるこのアプリの名前は「FoodLog Cal」でスマートフォン用のアプリとして開発されました。

写真から抽出した色やテクスチャーなどの特徴を元に、提示されるメニュー候補を選択すると摂取カロリーを記録することができます。該当メニューがない場合は、新たなメニュー登録ができるので、使い込むほどにメニューの推定範囲が広がり使い勝手は良くなっていくのです。

日付ごとに、摂取総カロリーをメニュー写真と一緒に振り返ることもできるので、食べているものを写真で記録するだけで食事管理も行うことができるように考えられているといいます。まずはiPhoneアプリから提供され、いずれAndroid版にも対応予定とのことなので、今から楽しみです。

ダイエットは、出来るならやりたくないもの。それを気持ちを盛り上げてやっていこうというのですから、その方法が面倒であってはなりません。毎日の生活の中で自然に行うことができて、楽ちんであることが求められます。そういう意味で、写真を撮るだけでカロリー計算や食事管理を行ってくれる「FoodLog Cal」は、ダイエットの強い味方になってくれるのではないでしょうか。

今後は、さらに歩数計などの運動計測機能と連携して、カロリーの「消費」を促したり、他の人と励まし合いができる広場としてSNSを提供するなど、ダイエット関連分野をまとめて付加価値をつけることによって、多くの利用者を獲得することができるのではないかと思います。

【参考】
・ガジェット通信 http://getnews.jp/archives/143330
・FoodLog Cal http://health2.foodlog.jp/

レコーディング・ダイエット決定版 (文春文庫) レコーディング・ダイエット決定版 (文春文庫)
(2010/01/08)
岡田 斗司夫

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小田急線を走るドラえもん電車が中止

2011年9月 22日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

2011年9月に開園した「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」を記念して、小田急では8月3日からドラえもんのキャラクターが車両の外だけでなく中もいっぱいの特別車両を作成し、新宿?小田原間などを1日4往復から5往復させていました。

実際に乗ってみると、車内の広告が貼ってある部分だけでなくドア付近の注意書きまでも藤子・F・不二雄のキャラクターで埋め尽くされていて、乗っていてすごく楽しい気分になります。

そんなドラえもん電車ですが、小田急電鉄は2011年9月いっぱいで中止し、元のデザインに戻すと発表しました。その原因となったのが、東京都屋外広告物条例であり、この条例に違反する可能性としたものです。東京都都市整備局から「車体の装飾は屋外広告物にあたるが、届け出がなく、広告面積も規定を超えている」と指摘があったため確認したところ、この条例に抵触する恐れがあることが分かったことによって、中止になったというのが主な理由になります。

そもそも東京都屋外広告物条例とはどのようなものなのでしょうか。これは、過度の広告を街の中で掲載することによって景観が悪くなったりするのを防ぐために作られたものであり、庭園などの景観が重要ないくつのかの場所では、特に厳しい条件が課せられています。全く禁止というわけではなく、一定の条件を満たしていれば問題なく掲載することができます。

町中の看板だけでなく、電車や車にも適用されることが示されています、電車の場合、営利目的の広告掲載は全車両面積の10分の1以下にしなければならず、非営利目的のものであれば、全車両面積の10分の3以下にしなければならないとあります。

小田急としては「ミュージアムからは広告費などを受けておらず、広告とは考えていなかった。楽しみにしていた乗客におわびしたい」としているのですが、非営利の広告を掲載していると見られてもやむを得ないでしょう。しかもほぼすべての面積をさいて絵をのせているのですから、とても厳しいと思います。

この条例は、横浜市、川崎市等の政令指定都市や神奈川県などでもあり、比較的新しい条例です。他のところでは、「電車の外面を利用した広告物」に関する規定はありますが、広告物に対して明確に「非営利の場合」をうたっているわけではないので、今回のような事象は該当しないとみられます。東京都はその部分にまで言及していることから、抵触すると判断されたのでしょう。

いずれにせよ、子供たちが乗るのを楽しみにしていたであろうドラえもん電車に、乗れなくなってしまうのはとても悲しいことです。小田急には何らかのかたちで、継続してもらえるように、表示の修正等を行ってもらい存続の道を探ってほしいと思います。

【参考】
・毎日jp http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110923k0000m040073000c.html
・東京都都市整備局 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kenchiku/koukoku/
・川崎市建設緑政局 http://www.city.kawasaki.jp/53/53rosei/home/okugai/index.htm
・横浜市都市整備局 http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/design/okugaikoukoku/
・神奈川県県土整備局 http://www.pref.kanagawa.jp/div/0705/

東京都屋外広告物条例の解説 東京都屋外広告物条例の解説
(2008/08)
東京都屋外広告物研究会

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広がる「お試しレンタルサービス」

2011年9月 20日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

今、値段は張るけれど付加価値の高い家電製品が人気を呼んでいます。例えば米からパンを焼くことができる三洋電機の「ゴパン」や、アイロボット社のお掃除ロボット「ルンバ」など、通常のパン焼き器や掃除機と比較すると、2倍以上の価格にもかかわらず、購入したいという人は数多くいて、楽天などの口コミ評価結果からもかなりの満足度があることがわかります。

こういった商品は一度は試してみたいものの、やはりネックになるのは高額であるということ。買ったはいいけれど自分のライフスタイルに合わなかったらと思うと、なかなか手が出せないのではないでしょうか。

そんな悩みを解消してくれるサービスが今、広がりをみせているといいます。それがインターネットを通じて日用品、家電などを貸し出してくれるサービスです。フォレストワンが提供している総合レンタルモール「おかりなレンタル」などがあります。

利用するには、パソコンやスマートフォンなどでサイトにつなぎ、会員登録をしたうえで、希望商品、利用日時、期間などを選びます。返却するには、あらかじめ希望日時を登録しておけば、運送業者が自宅まで受け取りに来てくれるというのですからすごく便利です。さらにお試しをした結果商品が気に入れば、そのまま購入することもできるのです。

以下に、主な商品のお試し価格を紹介します。

・ お掃除ロボット「ルンバ577」 5日間1,500円 (購入価格: 79,800円)
・ 家庭用高圧洗浄機「ケルヒャーK 2.30プラス」 5日間850円 (購入価格: 25,000円)
・ ライスブレッドクッカー「GOPAN」 5日間1,250円 (購入価格: 63,800円)
・ おどり炊き 圧力IHジャー炊飯器 5日間1,450円 (購入価格: 99,800円)

レンタルという考え方は、現在、車や自転車など他の分野でも活用されています。目的は様々ですが、購入して保持するだけの利用頻度がないものや、高い商品なので利用勝手を確認したいという動機など、レンタル商品が今後もっともっと普及していくことは間違いありません。自分たちもうまく活用して費用を抑えることができれば、お互いにとってメリットのあるサービスになるのではないかと思います。

ちなみに、ルンバが床のみならず壁や天井も掃除してくれると信じて疑っていない人もいることから、レンタルをして実際はどうなのか確認してもらうことを勧めることを真剣に検討しています。

【参考】
・産経ニュース
・おかりなレンタル