西郷どん 第46回「西南戦争」
政府に真意を問いただすとして薩摩から軍を進めていった西郷ですが、大規模に兵を進めることによって政府からどのように見られるかは分かっていたと思います。それでも西郷は不満が爆発した士族たちの思いを行動にしなくては、暴発してしまうことに対して危機感をもっていたのだと思います。
これまでも同じような認識で西南戦争を見ていましたが、その認識通りの状況なんだなと感じました。数日前に別な番組で田原坂の戦いについて深く考察していたものがありましたが、今回のドラマの中では非常にあっさりしていたように思えます。
敗戦を続ける中で西郷は軍の解散を宣言し、それぞれに自由に生きることを命じます。西郷が感じた思いは次回最終回に語られるようですが、なんとなくあっさりし過ぎていてあっけなさすら感じました。最終回は、大久保との思い、糸ととの思い、色々な感情の糸が静かにほどかれていくのだと期待したいところです。
■紀行■
・熊本県熊本市
田原坂 三の坂
JR「田原坂」下車 徒歩30分
・宮崎県延岡市
西郷隆盛宿陣跡資料館
JR「延岡」からバス「俵野」下車 徒歩5分
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