あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



アナログ放送終了の案内比較

2011年7月 25日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

本日、2011年7月24日にテレビのアナログ放送が終了になりました。正午に番組としてはすべて終了し青い案内画面だけになりました。さらに24時には砂嵐になってしまい完全に放送も終わります。今、その瞬間を見届けるために自分が住む神奈川県から見ることができる放送局すべての案内画面を見比べてみました。以下にそれらを並べてみたいと思います。

・NHK
ご覧のアナログ放送の番組は
きょう正午に終了しました
今後はデジタル放送でご覧ください
 <お問い合わせ先>

・TOKYO MX
ご覧のアナログ放送の番組は
本日正午に終了しました。
今後はデジタル放送をお楽しみください
 <お問い合わせ先>

・日本テレビ
ご覧のアナログ放送の番組は
本日正午に終了しました。
今後はデジタル放送をお楽しみください。
 <お問い合わせ先>
 
・放送大学
放送大学のアナログ放送の番組は終了しました。
放送大学の番組は地上デジタル放送で
ご覧頂けます
【リモコン番号:12(東京・前橋とも)】
 <お問い合わせ先>

・TBS
TBSテレビのアナログ放送の番組は
本日正午に終了いたしました。
長い間、TBSテレビのアナログ放送をご覧いただき
ありがとうございました。
今後はデジタル放送の番組をお楽しみ下さい
 <お問い合わせ先>

・TVK
ご覧のアナログ放送の番組は
きょう正午に終了しました
今後はデジタル放送をお楽しみください
 <お問い合わせ先>

・フジテレビ
ご覧のアナログ放送の番組は
きょう正午に終了しました。
今後はデジタル放送でお楽しみください。
 <お問い合わせ先>

・チバテレビ
ご覧のアナログ放送の番組は
本日正午に終了しました。
今後はデジタル放送をお楽しみください
 <お問い合わせ先>

・テレビ朝日
ご覧のアナログ放送の番組は
本日正午に終了しました。
今後はデジタル放送をお楽しみください。
 <お問い合わせ先>

・テレビ東京
ご覧のアナログ放送の番組は
本日正午に終了しました。
今後はデジタル放送をお楽しみください
 <お問い合わせ先>

ほとんどの放送局が同じ案内をしているのに対して、TBSだけが感謝の気持ちをそのまま表現しています。ほんのちょっとの違いなのですが、視聴者から見るとその心遣いが嬉しかったりします。放送局の文化というものが出た結果なのかもしれません。

そして、この案内も消える夜の12時。一日の放送の終わりに流すコールサインもこれが最後。自分は日本テレビのコールサインを見ていました。鳩が飛び回り、JOAX-TVというテロップ。いつものシーンです。デジタル放送の場合、コールサインがDTVになるので、このTVというものも最後です。

最後に日本テレビという表記の一番下に、「58年間ありがとうございました」という新しい表示があります。こういった特別な日のために表示された1回限りのシーンです。こういう特別な日に立ち会えたことに感慨深いものを感じます。これまでの歴史が長いことがそう思わせる要因なのかもしれません。

まだ、地デジに対応していないテレビもわずかにいるといいます。7月24日放送のサザエさんで登場したテレビも4対3の見るからにアナログテレビ。時代観を大切にしているので、あえてそうさせているのかもしれませんし、あるいはチューナーが見えないところに設置されているのかもしれません。サザエさんが最後の予告編でリモコンを使い始めていることから、いずれこそっと地デジ対応テレビになることを想定してチェックしていきたいと思います。

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「NHK教育」が「Eテレ」になった背景

2011年7月 18日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

2011年7月11日から、一斉にテレビ番組表やテレビの上の方にあるチャンネル表記が「NHK教育」から「Eテレ」に変更になりました。はじめにこのEテレを見たときには、日テレ(日本テレビ)の「日」という文字が読みづらくなっているだけだと思って目をこすってみたのですが、やはり「日」ではなく「E」であることから、間違いなさそうです。

これまでもEテレという表現は使われていたのですが、その愛称がそのままチャンネル名称を変えるにまでなってしまったことになります。ここで気になるのは、なぜ50年以上も親しまれてきた「NHK教育」という名称をここで変えることになったのかということ。その経緯について編成局Eテレ担当の戸川健史副部長が説明してくれています。

その説明によると、以下のような背景がありました。

・若者層を視聴者としてもっと取り込んでいきたいという方向性が強くなっていたこと
・「教育という言葉は堅苦しくて、どこか上から目線のような印象を受ける」という意見が多かったこと
・若者向けの番組全般にわたって「教育」という言葉がふさわしいのか見直す空気が広がったこと

確かに教育番組ばかりではなく、趣味の世界など様々ジャンルの放送がされていて、自分にとってすごく好きなチャンネルの一つとなっています。あまり上から目線だとは思わないのですが、「教えてあげる」というメッセージを言外にイメージしてしまうという現実があったのは確かなようです。

なるべく多くの人に親しみやすく、好きな番組をたくさん見つけてもらって少しでも視聴してもらいたいという思いが、チャンネル名称の変更に至ったのでしょう。名称をかわいくすることによって、親しみを与えようとする手法はよく使われますが、今回もその一環といえると思います。さらにその効果を上げるためには、「Eテレ」ではなく「eテレ」というように小文字化するとよかったのかもしれません。ある携帯会社やSNSサイトも会社表記を小文字化しているのはそのためと言われています。

その「Eテレ」のEには「エデュケーショナル(教育的)」と「エコロジー(環境)」の両方の意味が込められているといいます。エデュケーショナルはこれまでの放送内容を見ればわかりますが、エコロジーについても実はEテレは実践していることがあります。それは深夜番組を他局が放送している中、Eテレだけでは放送を終了し節電を意識したエコ活動に力を入れているのです。

子供から大人まで、もっといろいろなことを知りたいという欲求をサポートしてくれる良質な番組がEテレから輩出されることを願ってやみません。名称だけでなく、そういった番組内容のレベルアップが視聴者の心をつかむ最大の近道なのだと思います。

【参考】walker plus http://news.walkerplus.com/2011/0714/6/

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