あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



3人乗り自転車のこれから

2009年10月 26日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

子供を自転車に乗せて走るお母さんをよくスーパーや保育園、幼稚園の近くで見ることがあります。前に乗せたりパターンもあれば後ろに乗せたりするパターンもあり、見ている感じでは同じくらいの割合がいるでしょうか。これらの補助いすはネット等で1000円から3000円程度で簡単に購入することができます。しかし、その3人乗りをしている自転車で安全面などの危険性が叫ばれるようになり、3人乗り自転車は自転車協会の「BAA」マークもしくは製品安全協会の「SG」マークが張られている基準を満たした自転車以外で3人乗りをしている自転車には、2万円以下の罰金または科料の罰則とされていますが、当面は警察も指導にとどめるそうです。

この基準を満たした自転車が今、なかなか普及していないという現状が明らかになりました。そもそもこの3人乗り自転車に関して子供を持つ親がその存在を知っているかということが気になりますが、実は多くの親が基準を満たす3人乗り自転車の存在は知っているといいます。では、それでも普及が進まない理由はどこにあるのでしょうか。その最大のネックは費用にあります。基準を満たす3人乗り自転車は3万円台のものから電動アシスト機能がついたものになると10数万円もするのが現状なのです。

上記でも示したように、普通の自転車に取り付けることができる幼児いすは手軽に購入することができる価格なのに対して、強度や安定性などの基準を満たした自転車はかなりの負担を伴ってしまいます。子供の安全が第一なのは分かっていても、新たな自転車を購入するところに踏み切れない面があるのです。まだまだ少ないですが自治体の中には補助金を出すところまであったり、なかにはレンタルとして貸し出すところまであったりします。利用期間が6歳未満の子供を2人とももつ時期に限定されることから、レンタルであれば新たに経済的な負担をしなくてもレンタルで十分という考え方から来ているのだと思いますが、利用する人もまだまだ少ないとのこと。PRの問題なのか、その他に課題があるのかこれから明らかになって行くことと思います。

このように、3人乗り自転車が危険であることは親としても十分に認識していて、できる限り子供には安全に乗って欲しいという思いは誰にでもあると思います。それに対して利用が進まない大きな原因が「費用」や「手間」にあることが今回明らかになってきました。そのときしか使わないものがもったいないというのは、チャイルドシートなどでも同じです。子供の安全を最優先に考えるという考え方を警察や関係者からだけの呼びかけで「やらされる」意識を持つのではなく、親の責任として自然とできるような雰囲気を作るために費用や手間の問題をクリアし、利用しようという風土を作っていかないといけない時に来ているのだと思います。

【参考】日本経済新聞 2009/10/26


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こどもの可能性をつぶさない言葉のかけ方

2009年10月 18日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

秋晴れが気持ちいい日曜日の朝のこと。

子供を連れて紅葉が始まりつつある生田緑地で、一人のご老人に声を掛けられます。自分一人では声を掛けられるのはアンケートやティッシュ配りの方ばかりなのですが、子供を連れていると実に様々な人に声を掛けられます。といっても自分にではなく子供に話しかけるのですが、今日もいつものように女性が子供ににこやかに話しかけてきました。

子供はキョトンとしていたのですが、女性は86歳になる方で子供を4人も育てそのうち3人は東京大学を卒業したそうです。そこまでプロフィールを話した上で静かに女性はアドバイスだよと話してくれました。そのアドバイスとは子供の可能性をつぶさない大切な言葉のかけ方についてでした。

「あなたはバカだね」
「どうしてこんなこともできないの?」

このふたつの言葉は決して使ってはいけないといいます。子供にとっては何事もチャレンジです。すでに様々なことを経験している大人からみると、子供がつまづいたり迷ったりしていることは些細なことのように感じてしまいますが、子供にとっては一生懸命やっていて、悩んでいるのです。それを頭ごなしにバカだとか、どうしてできないのかというとそのやる気はそがれてしまい、自分はどうせできないのだと諦めてしまうことになります。

一生懸命にがんばっている姿を大人は応援し、達成したり解決することができたときには一緒に喜んであげることが大切なのです。叱るのは子供の学力や結果に対してではなく、怠けてしまったり、諦めてしまう姿勢に対してなのです。女性の息子さんは62歳になるそうですが、その子供(女性からみると孫)に対して息子さんの奥さんは厳しく接したそうです。そんな姿を見て息子さんは「お袋はいつも応援してくれたから今の自分がいる」と改めて親のありがたさを感じたといいます。

子供の能力を活かすも潰すも親次第であることを改めて肝に銘じつつ、子供が自分から色々なことにチャレンジしたくましく成長して欲しいと思います。

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シャルメと季節を巡る親子コンサート

2009年9月 13日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

親子コンサート

天気もいい日曜日。前々から行く予定だった親子コンサートに参加するため新百合ヶ丘まで行くことにします。去年も同様のコンサートに参加したのですが、子供は途中から爆睡状態で、親子ではなくほとんど親が楽しむコンサートになってしまったので今回は一緒に楽しみたいと思いながら会場へ向かいます。

今回の会場となったのが、麻生市民交流館やまゆりという場所で、前回のようなホールではなくじゅうたん張りの部屋という感じ。逆にそれによって演奏者との距離が非常に近く子供が音楽に体験しながら楽しむことができる雰囲気ができていて非常にいい試みだと思いました。

クラリネット、ピアノ、歌によるコンサートで、女性3人がそれぞれ素敵な演奏を聴かせてくれます。彼女たちによる演奏だけでなく、子供たちを前に呼んでハンドベルを即興で教えて演奏したり、ピアノの演奏を間近で見せるなどの工夫が随所に見られます。

子供は、いずれも真っ先に一番前に突進しハンドベルをつかみ音を鳴らし始め、みんなが集まりだした頃にはすでに興味を失ったのか後ろに戻ってきてチョロチョロと走り回って遊び、ピアノの際にはピアノを弾いてしまうのではないかというくらい近くに寄って演奏者に制止されて奥さんと共に一番前で演奏を聴いていました。

ブロック積みイベント

帰りは、新百合ヶ丘のサティ5階でブロック積みのイベントがあり、子供は終始ぬいぐるみの方に抱かれ一緒に遊んでいました。自分から積極的にアピールする彼に完全に根負けしてしまったイベント関係者の方には申し訳ないと思いつつも、楽しんでいる様子を見るのは嬉しいですね。

興味があることに対する行動力は本当にすごいなと改めて思います。全体的にはかなり楽しんでいたようなので、よかったと思います。来年はもっと音楽をじっくりと聴くことができるといいなと期待せずに待っていたいと思います。

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