あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



初めて自分用自転車を手に入れた日

2010年8月 15日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

3歳になる子供が欲しがっていたもの。それは自転車でした。三輪車にもあまり乗ることがなかった子供は、一足飛び越え自転車に乗ることを望んだのです。その希望に応えるべく、丁度誕生日プレゼントということもあって、近くのダイエーに購入しに出かけました。

寝起きであまり乗り気じゃなかった彼も、たくさんの子供向け自転車が並んでいる姿を見るととたんに元気になったのか、自分たちの制止を振り切って一番近い1台に乗ります。

子供向けの自転車は数多く並んでいて、選ぶ基準として「大きさ」「後ろからの支えハンドル」「軽さ」「値段」といった要素がありました。

大きさとしては、14型のものから18型のものまで並んでいて、どうせなら小学校の低学年までは乗れるような大きさであって欲しいということから16型にすることに。

後ろからの支えハンドルがあればベターだったのですが、これはpeopleという乳幼児玩具メーカーから出している自転車のみに搭載されており、しかも14型しかありません。先ほどの大きくなっても乗れるという条件と比較し、泣く泣く支えハンドルは諦めます。

軽さですが、先輩の子供が購入したHammerという自転車は、大きくなって補助輪が外れた際に重くて運転できず、違う子供が使っていた自転車を借りて練習したそうです。それを聞いていたのでなるべく軽いものを見つけようとしました。

Hammerはありましたが、マウンテンバイクのようでかっこいいです。大人でもすごく惹かれてしまい、周りの子供に自慢できそうだったのですが、先ほどの先輩のアドバイスをもとに諦めます。

このように色々考えていたのですが、あまり意味がありませんでした。子供ははしゃぎながら始めに乗った青い16型の無名の安い自転車に乗って運転を始めてしまい、もはや他の自転車のことなど眼中にありません。意志が強いので、他のかっこいいマウンテンバイクも乗ろうともしないのです。

彼はノリノリで店内を我が物顔のように自転車で乗り回っては、ブレーキができないので激突しまくっています。きっと将来は暴走自転車になってしまうのかと一抹の不安を覚えながら、色々出してくれた店員さんに申し訳なく思いつつ、この自転車を購入することにします。

これで値段は13000円。思ったより安く購入することができ、かつ軽いものを選ぶことができて、子供も大喜びだったのでいい買い物ができたと思います。帰りはずっとルンルン気分だったのか、「ジューキーズ こうじちゅう!」を音程を重い切り外しながら歌っていました。

将来的に、子供はもっとかっこいい自転車を欲しがると思うので、それまでみっちり使い込んでもらえればいいと思います。まずはブレーキの仕方と、ハンドルの切り方をみっちりと練習する必要があるので、こそりと闇練をしたいと思います。

ありそうでない「踏切DVD」

2010年7月 31日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

どうして子供は踏切が好きなのでしょうか。我が子は元来踏切ファンで近くの踏切にいって遮断機が下りるとそこを離れようとしてません。始めは電車の方に興味があったのですが、最近では踏切自体がすきな様子。

踏切が好きになって、色々知りたいという興味が広がってくれたことや、「踏切注意」や「しばらくおまちください」といった踏切に書かれている文字を把握することができるようになったのがよかった点でしょう。

家に帰ってからもプラスチック製のゴルフクラブで踏切の遮断機の真似をして「カンカンカン」と言っていて、それもないと手でやっています。一人でやるならまだしも、自分たちに遮断機が上がったら「渡って下さい」と指示を出します。渡らないと途端に不機嫌になるので、ここは逆らわずに素直に渡るのですが。

自分が一通り遊んだあとは、やはり実際に映像として見たくなるのがパターンになっていて、動画サイトYoutubeで「踏切」と検索するという流れに。検索してみると、実にたくさんの踏切に出会うことができます。世の中も便利になったものです。

その中で彼のお気に入りなのが、島根県を走る一畑電車の踏切、三岐鉄道のゴング式警報機、海外の踏切、踏切リミックス映像です。

特に最後の踏切リミックス映像は大のお気に入りです。単純に遮断機が上がる、下がるだけの単調な動きを、うまく加工してリミックスバージョンとして立派な作品に仕上がっています。「踏切×てってってー 」「踏切×きゅっきゅっきゅっニャー 」といったnikoniko802さんの踏切チャンネルは完成度が高い作品が並んでいます。

そこまで好きなら、いつでも見られるように踏切のDVDを買ってあげたいと思い、早速Amazonを始め様々な通販サイトを探しました。しかしそれらしいものは一向にないのです。かろうじて本は見つけたのですが、きっと今の彼を満足させるにはビジュアル的に攻めないとダメでしょう。

踏切が好きな子供はたくさんいます。踏切を見ていても、たくさんの親子連れが踏切を見に来ています。そういった子供たちの欲求を満足させ、かつ決してミリオンセラーにはならないでしょうが、確実な需要がある踏切DVDの発売を願ってやみません。

とりあえず、しばらくは動画サイトで彼を満足させるほかになさそうです。

踏切天国 踏切天国
(2010/02)
小川 裕夫

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友達の家に連れて行きづらい事情

2010年7月 21日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

30分で600円の遊び場が今、お母さんの間で人気を呼んでいます。駐車場料金よりも高いこの施設には、大きな滑り台があったりスポンジのボール、そして空気が入ったマットが所狭しと並んでいて、自由に子供たちは遊ぶことができます。

自分も、川崎にあるキドキドに行ったことがありますが、時間を気にしつつ楽しそうに遊んでいる子供をみると、ついつい延長して遊ばせてしまうことがあります。このキドキドは全国のショッピングセンターに10店舗ほどあり2009年度の入場者数は77万人だったのに対して、2010年はすでに半年で50万人もの入場者を記録しているそうです。

行ってみるとわかるのですが、最低限のマナーはあるものの基本的に子供が自由に走り回ったり道具で遊んだりすることができ、同じことはなかなか自宅や家庭ではできるものではありません。

もう一つこのような施設に人気が集まる理由の1つとして、母親同士で家を行き来するような交流が減って、自由気ままに子供を遊ばせることができる場所が求められるようになった時代背景が挙げられるといいます。子供がいくら騒いでも周囲に気遣いしなくて済むというのは親にとって大きなメリットでもあります。

ミキハウス子育て総研が2010年4月に子育て中の母親244人に調査したところ、友達の家に「遊びに行ったことがない」「あまり遊びに行かない」と答えたのは42.2%にものぼり、2003年から11.3ポイントも上昇したといいます。

母親同士の関係は男性が考える以上に難しいものがあり、気遣いを欠かすことができないとよくいわれています。そんななか、子育ての合間に自分も楽しみながら気兼ねなくリラックスすることができる場所は今ではお金を払ってでも行きたい貴重な場所になっているのです。

【参考】日本経済新聞 2010/07/21