あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > ビジネス > 無意識に口にする口癖が信用度を落とす


無意識に口にする口癖が信用度を落とす

2011/09/25 Category: ビジネス

人の話し方には少なからず一つは癖というものがあって、自分が無意識のうちに言葉と言葉の間に挟んでいます。先日、プレゼンをしているときに自分が何気なく使っていた「えっと」を数えている先輩がいました。人によってはこのように自分が話をする内容よりも、口癖の方に気が行ってしまうことがもたらした結果なのです。

特に、緊張をしながら話をしている場合には、「えー」「あのー」「そのー」「だからー」「まぁ」「ていうか」「やっぱ」「要は」などと口癖が出てしまいがちに。東京心理コンサルティング代表の伊東明さんによると、こういった特別意味のない言葉を1回言うたびに、話の内容への信頼感は1ポイントずつ落ちていくといいます。それが、聞き取りにくくなるし、内容にまとまりがないように感じるし、極端な場合、話している人の頭が悪いように思えるからだそうです。

人に指摘されるまで自分がそのような口癖を話しているということに気がつくことはありません。しかし、相手によってはかなり気になる言葉になってしまうので、出来る限り言わないようにするのが望ましいと思います。
そのためには、明確に意識して話をする必要があります。伊東さんによると、プレゼン資料の各ページの余白に大きな文字で「えー」と書き、その上にバツ印をつけておくことで、「いってはいけない」という意識が明確になって回数も減っていくといいます。

はじめは指摘してくれた人のことを悪く感じてしまうかもしれませんが、指摘してくれることはすごくラッキーなことなのです。より多くの聴衆に「自分が話をする内容に集中してもらう」ための環境を整えてあげる事が、発表や話を聞いてもらいたいときには有効なのです。

自分から指摘してもらうように他人にお願いすることが、手っ取り早くなおす道なのかもしれません。

【参考】週刊ポスト2011年9月30日号

人に好かれる話し方・嫌われる話し方 ? 人づきあいが10倍楽しくなる会話術 人に好かれる話し方・嫌われる話し方 ? 人づきあいが10倍楽しくなる会話術
(2009/10/01)
石亀 美夜子

商品詳細を見る




コメント

*



トラックバックURL