あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > 鹿賀丈史


西郷どん 第20回「正助の黒い石」

2018年6月 03日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

薩摩で実権を握っていた島津斉興がこの世を去って、いつも頼りなさげにしていた久光が正助の助言もあて国父として頭角を現していきます。

そんな中起こったのは世に名高い桜田門外の変。井伊直弼が暗殺されたその場に薩摩藩士も加わっていたのでした。自分は今まで水戸藩のメンバーが中心だと思っていたのですが、そこに薩摩藩士もいたという新たな発見があり見応えのあるものとなりました。

また、事件が起きる前の描写もしっかりと行われており、なぜ水戸藩の浪士がそのような気持ちになったのかその片鱗を感じる事もできたのかなと思います。

歴史の表舞台で大きな事件が起きるなか、吉之助は愛加那と島で生きて行く決意をすることになります。

■紀行■
・東京都千代田区
 旧江戸城 桜田門
 東京地下鉄「桜田門」下車すぐ

・東京都港区
 愛宕神社
 東京地下鉄「神谷町」下車 徒歩5分


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美

西郷どん 第17回「西郷入水」

2018年5月 06日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

厳しい追っ手から逃れるようにして目指していた薩摩に戻ってきた吉之助と月照ですが、そこは今まで過ごしていた薩摩ではなく、過去に斉興がおさめていたときのように抑えつけられた人々が物も言えない状況になっていました。

それは、久光とその子供に家督が譲られたにもかかわらず、実質斉興が権力を牛耳っていたからに他なりません。斉彬の登場でほぼ存在感をなくしていた斉興でしたが、ここに来て一気に悪役かのような恐ろしい存在感が高まってきました。

こうなると、吉之助たちももはや為す術もありません。日向送りになってしまい、事実上の死刑宣告に対して吉之助達がとったのは入水でした。正助が斉興に直談判をして月照の命と引き換えに吉之助を救うことになったのですが、自分はこの取引に吉之助が素直に応じるはずはないなと思っていました。あるとしたら、月照を死なせたことにして、共に生きる術を見つけるのかなと思っていましたが、実際は共に入水することになります。

結果はまだ分かりませんが、次回から舞台は離島へとうつっていくことを考えると、新しい展開になっていくのでしょう。その時を楽しみにしたいと思います。

■紀行■
・京都府京都市
 即宗院(東福寺) ※通常非公開
 JR「東福寺」下車 徒歩10分

・鹿児島県いちき串木野市
 市来湊(いちきみなと)
 JR「神村学園前」下車 徒歩15分

・鹿児島県鹿児島市
 月照上人遺跡之碑
 JR「鹿児島中央」からバス「金生町」下車 徒歩1分


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美

西郷どん 第11回「斉彬暗殺」

2018年3月 18日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

政治の世界では一橋慶喜を擁立しようとする福井藩や薩摩藩などの動きが加速する一方で、それに対して明確に嫌悪感を示す井伊直弼たちがいました。今回は井伊直弼を初めとする斉彬に恨みを持っている人たちが中心となります。

その急先鋒としてやり玉に挙がるのが由羅と斉興というこのドラマでは名物となった夫婦でした。斉彬やその子供に不幸な事が起こるやいなや吉之助はこの2人に元を訪れて抗議をはかろうとします。

しかし、明確な根拠もない中、元藩主に疑義をつきつけるというのはさすがにやりすぎでしょう。命の危険すらあったかもしれません。もう少し追いつめたあとに行った方が良かったのかなと改めて思います。

しかし、今回の内容で若干怪しいのがこの由羅と斉興以外に明確に斉彬の命を狙おうとするものが見えないことです。井伊直弼の配下の者は品川宿で慶喜の行動をつぶさに観察はしていますが、そこまでの行動を起こしていません。今後暗躍する暗殺者の行動が気になるところです。

そして、今回は橋本左内と吉之助の関係でしょう。慶喜を含めた良い感じの3人組が形成されつつあり、雰囲気もなかなか楽しげです。いつの間にかヒー様としてフレンドリー感たっぷりな慶喜を含めた3人がどのような濃密な関係を構築していくのか楽しみにしたいと思います。

■紀行■
・東京都目黒区
 目黒不動尊 瀧泉寺
 JR「五反田」からバス「目黒不動尊」下車すぐ


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美