2008年6月 01日
By: ぺんぺん
Category: 2008年_篤姫, ドラマ
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今日は、心に傷を負った2人の内面が明らかになります。
ほとんどの人が自分のことばかり考えていて、国のことを考えている人は本当にわずか。
しかも考えていることは表に出さずに、影で人の悪口をコソコソと言いあう。
老中の阿部は篤姫の前で、これまでの人生で出会った人たちをこのように嘆きます。それに対して、気持ちのままに考えていることを話せばいい、言うべきはいい、やるべきはやって上様と共にこの国をもり立てていこうと篤姫は元気づけるのでした。
言葉で言うのは大変なんですが、言うべきことを言わないことの方がうまくいくこともあるんですよね。結局はその場その場で臨機応変に対応していかないと行けないのかもしれません。
そんな篤姫も、夜自分のところへ来て欲しいといっても、「家定から今宵はダメじゃ、お志賀のところへいく」と断られ、深く沈み込むことになります。
そこに追い打ちをかけるように、阿部老中が病死してしまうのでした。ほんのちょっと前からあからさまに咳き込んでいたので、そろそろかなとは思っていましたが、まもなくなくなられてしまいましたね。草刈正雄さんの渋い演技が映えていました。こんな令嗣沈着な人がいたら、将軍も周りも信頼して頼ってしまいますよね。
阿部の思い出話をしたいと家定にいっても、聞き入れてもらえない、まずは妻になって夫と向き合いたいと願う篤姫。それも許されぬ事でしょうか、と悩みます、こっちまで悲しくなって来ちゃいました。
でも、立ち直りがはやく、すぐに思い悩んだら、悩むのをやめて、感じるがままに任せるようにと母からの助言を思い出し、すぐにどうしなければ行けないかを考えるようになります。この辺りのプラス思考は今の時代でも学ぶべき点かもしれません。
この後、篤姫は家定から真の姿を引き出すことに成功します。
うつけのフリをしていた家定は、実はそうではなく、この滅び行く運命にある徳川家の運命をいち早く把握していたのです。
その上で阿部に任せていたこと、その阿部が亡くなったあと、困ったことになり、自分がなんとかするしかないということを篤姫に語ります。その上で、自分の人生の中で将軍にされたことに対する困惑とある種の恨みを語り、もう誰も信じないと心に深い傷をおっているのでした。
この深い傷を負った家定に対して、どのように解きほぐしていくのかが今後の篤姫の鍵になりそうです。
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2008年5月 04日
By: ぺんぺん
Category: 2008年_篤姫, ドラマ
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今回の大きな話題は2つありましたね。
まず尚五郎ですが、小松家に入ってお近さんと夫婦になるという話を斉彬から依頼され、小松家に入ることは快諾しましたが、お近さんと結婚することに対しては、「決め手がない」と悩み続けます。
この時代の結婚とは、政略的なものも多くあまりお互いの感情を考慮した結婚がないんだと思うのですが、本来であればやはりお互いにこの人と一緒にいたいと思ってするものですよね。
それを一番大切なことだと考える尚五郎の誠実さをすごく感じました。中途半端な気持ちで言われるがままに結婚したのでは相手に対しても失礼だし、幸せにすることなんてできやしません。
悩んでいるとお近さんがやってきて「自分は取り柄なんてない。諦めてくれ」と伝えますが、それを慰めているうちに尚五郎はお近さんのいい面を再確認し、自分が守ってあげようという気持ち、その決め手を得ることになります。
これで世に名をとどろかせる小松帯刀に近づいてきましたね。周囲からも今は、篤姫のことを吹っ切れているかどうか不安がられていますが、お近さんという伴侶を得て、将来が楽しみです。
2つ目の大きな出来事、それが篤姫の輿入れです。
安政の大地震で輿入れが延期になってしまい、周囲の環境もハリスが下田にやってきたり、様々な出来事があってごたごたしていましたが、ようやく話が進み始めました。
江戸にある薩摩藩邸での最後の夜。
これまで疎遠だった母上様から達者でという激励を受けます。この人も篤姫がいたからこそ、自分を見失う寸前で世のすばらしさを再確認できた人の一人ではないでしょうか。
さらに、斉彬からもこの婚姻における篤姫の最大の使命を伝えられます。
それは、篤姫がもし家定との間に世継ぎを産めなかった場合は、次期将軍を一橋家の慶喜とするよう家定や大奥の人々を説得せよというものだったのです。
おなごしかできない事があることは知らされていたんですが、斉彬が自分を御台所にしようとした最大の理由を初めて知る篤姫でした。
大奥から迎えに来た滝山も、波乱を予感させますね。でも、もう篤姫としては3回目の出来事なので、おそらく屈強もはねのけてくれると思います。稲森いずみが少しまだ慣れていないかなという印象を受けましたが、これからでしょうね。
2008年4月 27日
By: ぺんぺん
Category: 2008年_篤姫, ドラマ
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今日は、尚五郎DAYですね。
いよいよ江戸に来ることになった尚五郎さん。行く際に大久保達にお札や野菜(!?)をもらうのですが、こういう時ってものの高価さではなく、自分に気を遣ってもらえているという心意気が本当に嬉しいんですよね。いい仲間を持ったなぁと思います。
その頃江戸では西郷が幾島の厳しい命令に従って篤姫の嫁入り道具集めに奔走しているのでした。西郷にそんな時代があったというのを始めて知りました。着物の知識などがもともと西郷にはなかったと思うので、一生懸命勉強したんですね。知識がなくっても勉強すれば何とかなるんだということを教えてくれています。このことが後にすごく役立っていくんでしょう。後の時代を知っている自分たちから見ると、なんかこそばゆい気がします。
尚五郎も江戸に到着し一生懸命勉強していた矢先、斉彬に呼ばれ小松清猷が赴任先の琉球で病死したため、清猷の妹・お近と結婚し、小松の家を継ぐようにとお願いされるのでした。これはきっついですよね。斉彬のお願いでは断れないし、お世話になった先生のためでもあるし、YESしか答えのない質問だったような気がします。藩主のお願い=命令なんですよね。自分で選ぶ事なんてできやしない、自分がもう少し江戸で勉強したいと思っていてもそれは許されないものだったのです。
薩摩に帰る前に篤姫と語る尚五郎。改めて篤姫は自分が心から信じられる友だと確認し、御台所に行く決心をするのですが、さすがに今回尚五郎がお近と結婚することはわからなかったみたいです。囲碁の最中に察するかなって思っていたんですが、少し残念です。
ここっていう決心の時に、囲碁はすごい重要なアイテムになっていますね。囲碁を指導したのはプロ棋士の梅沢由香里さんで、ヒカルの碁のときも指導した猛者です。次にいつ会えるか分からない二人。その時にはきっともっと大きな二人になって会えるんでしょう。
最後に、薩摩に到着した尚五郎を迎える大久保達の目が少し怖かったのが、なんか悔しいですね。早く誤解を解いてあげないといけないのに、この場面で終わるなんてNHK、もどかしすぎます。
2008年4月 20日
By: ぺんぺん
Category: 2008年_篤姫, ドラマ
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家定を演じる堺雅人さん、すごい演技力ですね。ここまで見る方を魅了する演技が多い大河ドラマにあって、堺さんが演じるような徳川家定は本当に難しいと思います。にもかかわらず、能なしっぷりをうまく表現できていますね。今日は特にせんべいがうまく焼けないというところでの視線の使い方が頭の良さを感じました。
篤姫の御台所への登用に思いっきり反対している斉昭に対して、篤姫は徹底的に斉昭が編纂している大日本史を勉強することによって相手を知ろうとする辺り、さすがですね。目標がしっかりとある人はその途中の苦労もいとわず、がんばれるんですよね。
島津斉彬の次の言葉に重みを感じます。
”明日がくるものとは思わず、今日という日を全うしないといけない”
一日一日できることを一生懸命がんばることが大切だと、現代にも通じるような言葉をサラリと言う辺り、斉彬の器の大きさを感じます。
そして、篤姫が徹底的に準備した斉昭対策の集大成として一番の「戦」である花見がやってきます。その場であいさつをした篤姫は、斉昭に面と向かってなぜ攘夷をするのか、という誰も聞くことができないことを聞くのでした。大日本史は、唐や天竺などから多くを学んだかを記しているのに、なぜ斉昭は攘夷を主張するのか?西洋からも学ぶべきものがあるのではないのか? 篤姫の抗議に、斉昭は激怒するんですが、最後には愉快だと仰り、篤姫に感服するのでした。これでほぼ篤姫の御台所は決定的となった瞬間だったのかもしれません。
次回は、尚五郎が江戸にやってきて、また淡い恋模様が繰り広げられそうです。
ところで篤姫に出てくる音楽はどれも本当に大河ドラマっていう感じがしないものばっかりなんですよね。それが今までの大河ドラマという枠に捕らわれない、好印象なドラマを作っているんでしょうね。次回も楽しみです。
2008年4月 13日
By: ぺんぺん
Category: 2008年_篤姫, ドラマ
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はじめ、この題名から篤姫がどこかの国に出陣するのかと真剣に思ってしまいました。何せ大河ドラマですから出陣と来れば戦ですよね。
でも、今回の出陣は違った意味で壮絶なものでした。篤姫は、斉彬の父である斉興、そしてお由羅がいる高輪へ挨拶に向かうのでした。
その前から斉彬は虎寿丸の死によって深く憔悴し、寝込んでしまったことから、それはお由羅の呪詛によるものに違いないという思いが周りに浸透していたのでした。西郷を始めとした志士たちはお由羅を討とうと立ち上がるのですが、直前で斉彬に止められます。
斉彬のすごさはここにも表れていますね。家臣がどのような考えをもちどう行動しようとしているかを常に目を行き届かせていたのでした。
そして篤姫は挨拶の際に、斉興やお由羅の前でこの呪詛騒動のことを先陣を切って取り上げ、そのようなことがないということを本人達から直接宣言させたのでした。さらに自分が将軍家へ御台所として嫁ぐことを内々に伝えたことで自分の立場が上であることを明確にしたのでした。
ここまでくるともう勝負ありですよね。もどってすぐに斉彬への見舞いの品が次々と届きます。一緒にお伴した西郷や幾島のフォローもうまくいく形となりましたね。
この時期、大久保のお父さんも島流しから帰ってきたり、尚五郎も念願の城勤めが命じられたりして、それぞれが明るい未来を着々と進んでいくのでした。ほんの少し、こういった平和な時間を過ごしてそれぞれの関係を深くしていって欲しいと思います。