あしたまにあーな  

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あしたまにあーな > 広末涼子


龍馬伝 第11回「土佐沸騰」

2010年3月 14日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

久しぶりに恋愛関連の話題がほとんど無い回になりました。今回は完全に龍馬の株が急上昇する結果となり、今後の龍馬の活躍を期待することができるようなきっかけがありました。それを吉田東洋がずばっと指摘するあたり、彼は才能があるのかもしれません。

加尾に完全に振られてしまった龍馬はしばらく海でぼーっとすることになります。今でも考え事をするときには海を眺めるというシーンが出てきますが、龍馬も本当に海を眺め続けるということをしたのかは謎ですが、それでも加尾とのことを吹っ切り世の中に積極的に関わっていくことを決意します。その最初の関わりが武市との関係でした。武市からみると龍馬はいざとなったら、上士と直談判をしてくれ見事おさめてくれるのですが、完全に自分たちの仲間とは言い切れない雰囲気に不安で仕方なかったと思います。龍馬としても武市との関係をどのようにするのか悩んでいたかもしれません。

龍馬がいうように、自分たちが攘夷を推進したいのであれば直接吉田東洋に話をして自分たちの考えを伝える努力をすべきだと思います。しかし武市は以前に吉田からされた仕打ちからすべてのことは言っても仕方ないと判断し、武力によって解決しようと土佐から下士を集め、「土佐勤王党」を立ち上げます。この土佐勤王党に龍馬を誘うのですが、その結果は次回となります。おそらく従うことはないと思いますが、どのように振る舞っていくのか楽しみですね。

そして今回、不憫だった人たちも色々いました。まずは弥太郎。長崎にまでいって取り立ててもらったにも関わらず、100両もの金額を使い込んでしまいお役ご免となります。弥次郎が顔をくしゃくしゃにしながら喜んだ弥太郎からの手紙を読み終わったナイスタイミングで再び顔をドロドロにした弥太郎が家に戻ってきます。ここからまたはい上がることができるのかわかりませんが、東洋に取り立ててもらい再度下士たちを監視する役目を受け、密告係になります。どのように彼がはい上がっていくのでしょうか。道筋は暗闇になってしまいました。

もうひとりの不憫な人は井伊直弼でしょう。篤姫では中村梅雀さんが苦悩の末色々考え実行してきた政ですが、そのイメージが強かっただけに、今回あっさりと桜田門外の変で「変な顔」をしながら暗殺されてしまった井伊直弼はあまりにも不憫で仕方ありませんでした。

そんな人たちの思いを胸に、来週はとうとう龍馬が活躍していってくれることを祈るばかりです。

◆龍馬伝紀行◆
高知県高知市
 鶴田塾跡(少林塾跡)
 文武館跡


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龍馬伝 第10回「引きさかれた愛」

2010年3月 07日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

それにしても今回は見ている人の胸を痛くする場面が連続して苦しくなった回はないんじゃないでしょうか。それほどまでに龍馬を巡った女性たちの運命を感じたことはありません。1つの大きな転換点を迎えたのは間違いないでしょう。その運命に振り回される女性は加尾と佐那でした。

千葉道場で2回目の剣術修行を終えた龍馬は、佐那から改めて告白タイムとなったのですが、土佐に大切な人がいるからと佐那の気持ちを大切にしながらもしっかりと断りを入れます。この辺りの誠実さは本当にうまく表現できていてました。きっとこのお別れが佐那にとっても、1つの大切な思い出となって生き続けたために生涯独身を貫き龍馬を思い続けることができたのでしょう。

それほどまでに想い続けていた加尾に対して、土佐に戻りようやくプロポーズすることができます。あまりのうれしさにその場で大泣きする加尾。広末さんうまいですね。「ありがとう」というイントネーションのセリフもすっと出てきたようで、まるで映画・秘密のときの場面が蘇ってくるようでした。それほどまでに土佐言葉が自然と出てくるからこそ、こういった重要な場面ですっと気持ちが伝わって来るのかもしれません。龍馬に将来の夢に向かって一緒に歩んでいこうと言われ、道場を開くまでもなくすぐに結婚すればいいのにと思ったのですが、そこは段階があったのでしょう。

しばらくして彼らを運命が襲うのでした。兄の収二郎と武市半平太は加尾を京にいる攘夷派である三条実美の動きを密かに探るために、表向きはお世話係として行かせることにしたのです。半平太としても他の人を探ろうとした優しさはあったのですが、吉田東洋からお役ご免された柴田備後に利用されていたこともあり、柴田が加尾でない人を選んだ場合には誰かが腹を切る必要があるという言葉に、収二郎が呼応したのだと思います。自分の兄が目の前で切腹するか、自分が龍馬と夫婦になるのを諦めて京に向かうかという究極の選択肢を前にした加尾は、あまりにむごい状況です。選択の余地がほとんどないものを「自分が選んだ」と言われても龍馬には伝わらないでしょう。

これによって、30分くらいの幸せな状況が一気に絶望の淵へと落とされていくことになります。今後、龍馬はこの気持ちをどのように整理し、次につなげていくことになるのでしょうか。そして政治に利用された加尾の運命が幸せなものになって欲しいと歴史を見れば分かることではありますが、この時点で切に願ってやみません。後の加尾の句が紹介されています。

「あらし山花に心はとまるとも なれしみくにの春な忘れそ 八本こ」

最後に、3分程度登場した弥太郎は、東洋から救い出され長崎へと向かうことになります。なぜ東洋が弥太郎を名指しで選んだのか明確な説明がなかったので謎が残るところではありますが、牢屋のなかで計算式を書きまくっていた弥太郎は商売人としての素養を身につけたことでしょう。いよいよ三菱財閥構築の始まりです。

次回は、半平太たちが土佐勤王党を結党し本格的に攘夷活動が進んでいきます。土佐のトップである吉田東洋が開国派であるだけに厳しい弾圧が待っていることと思いますがどこまで善戦するのか楽しみにしたいと思います。

◆龍馬伝紀行◆
高知県高知市
 平井収二郎・加尾邸跡
 高知県立歴史民俗資料館
 鏡川


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龍馬伝 第9回「命の値段」

2010年2月 28日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

今回は実に内容の濃い回となりました。様々な人々の心の裏側や新たな才能を知ることができます。そんな人が今回は3人も登場することになります。まず一人目は佐那でしょう。2年4ヶ月ぶりに帰ってきた龍馬をずっと想い続けていてその間に料理や茶道など女性らしさを十分に磨き上げていたのでした。なんだか鬼小町などと言われていた初めの佐那とは全く違っていて、一人の恋する女性に変わっていて微笑ましい気持ちになれます。それでも、龍馬に迫ってみるとすんでの所で逃げられてしまい、結局自分の気持ちをうまく伝えられないまま終わってしまいそうな予感。この恋愛部分だけみると本当に大河ドラマであることを忘れてしまい、月曜9時のドラマを見ているような錯覚に襲われてしまいます。

2人目は、岩崎弥太郎でしょう。牢屋でのボロボロになった状態は、これまで以上に凄い状況になっているのですが、もはや香川照之さんの役柄にすごく似合っているのではないかと思い始めてしまいます。牢屋の中で出会った謎の男性に商売について教えられます。まさにこのシーンはキリスト誕生をイメージしたそうで牢屋の中に入る一筋の光は凄い演出でした。需要があれば値段は上がるという、すごく簡単でわかりやすいだけに、弥太郎にとっても目から鱗のような話だったと思います。これが三菱財閥のきっかけになった出来事だったのかもしれません。きっと三菱系の会社の関係者の方は、この老人に感謝しているのではないでしょうか。今回はこの老人が誰なのか分かりませんでしたが、いずれ分かる日も来るでしょう。

3人目は、武市さんです。土佐を出る頃から攘夷を叫んでいましたが、実際に桂小五郎のような他の藩で叫んでいるひとと比べると自分の藩への影響力のなさに愕然とし恥ずかしい思いをすることになります。周囲は武市を先生と呼ぶだけに何とかしないといけないという焦りもあったのでしょう。山本琢磨に関する事件では武市さんよりも龍馬の方に男を感じる結果になってしまいましたが、彼なりに難しい立場をなんとかしようと考えた末だったのでしょう。

前回の弥太郎のナレーションにもありましたが、龍馬・弥太郎と武市たちは違った道を歩んでいくことになります。まだその分かれ道は見えませんが、攘夷派が打ち払う相手の大きさを知ったとき、見えてくるものなのかもしれません。

そんな3人と大きく絡んでいる龍馬もまた、自分の居場所、考え方に悩みつつも少しずつ進むべき道を見つけつつあるような印象を受けます。次回はそんな龍馬と両思いである加尾との間を決定的に引き裂かれる場面がやってきます。歴史の流れに逆らえない彼らの無念をかみしめながら次回を待ちたいと思います。

◆龍馬伝紀行◆
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龍馬伝 第8回「弥太郎の涙」

2010年2月 21日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

全般的に弥太郎と龍馬の友情が深まった結果になりました。龍馬の父である八平さんが亡くなり、坂本家の当主となったのが権平でした。家族からはなんか突っ込まれまくって立場が龍馬よりも弱いのが何となく愛嬌があっていい感じです。今後坂本家は大丈夫なのだろうかと不安に思っているところで場面は終了します。本当に大丈夫なんでしょうか・・・

そして今回最大の場面なのが、岩崎弥太郎の父である弥次郎が庄屋とのいざこざでボコボコにされてしまうところでしょう。これに怒ったのが龍馬でした。後に必死の思いで帰ってくる弥太郎と共に庄屋と奉行所、さらには吉田東洋に直談判するのですが、いずれも以前の土佐藩にあったように「上士と下士」という縛りにあってしまい、危うく斬られるところまでいってしまいます。しかし、彼らは正しいことは正しいと信じ、必死に戦い続けます。

吉田東洋の言葉は結構衝撃的でした。「自分は偉いから何をしてもいい」というあり得ないような発言。本当に後にこの人は偉くなるのかと疑いたくなるような言葉で現代の政治家がいったらとんでもないことになってしまうでしょう。でも、彼らの必死に戦う姿、絶対にはい上がってみせるという気持ちがきっといい方向に進んでいくんでしょうね。

弥太郎、龍馬とそれに反抗心向き出しとなる平井収二郎、武市半平太。弥太郎のナレーションにもありましたが、それぞれが歩む道はこれから異なっていきます。その違いを大きくしてしまったのは運なのかもしれませんが、決定的な違いが必ずどこかにあるはず。その違いについてこれからじっくりと確認していきたいと思います。

ドラマの中に1回は訪れる龍馬の女性関連シーン。前回までは佐那だったのですが、今回は再び加尾さん。しかも龍馬は罪な男で、今でも好きだからとつなぎ止めてしまいます。これでしばらく加尾は龍馬のことを忘れずに想い続けてしまうのでしょう。運命は違うところにあったとしても、龍馬は加尾に対してどのように接していくのかも楽しみです。

◆龍馬伝紀行◆
高知県安芸市
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龍馬伝 第7回「遥かなるヌーヨーカ」

2010年2月 14日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

土佐に戻った龍馬のことを快く歓迎してくれる人たちもいれば、反感を持って接する人たちもいます。このことは分かっていたことなのに、龍馬にとってはやはりつらかったでしょうね。その代表ともいえる人が武市半平太ではないでしょうか。心から龍馬のことを羨ましい気持ちと共に嫉妬している面もある彼は、龍馬が感じた黒船に勝てない、開国は避けられないという考えに真っ向から反対し、やがてそれは埋められない溝となっていくのです。

閉鎖空間の中にいるとどうしても情報というものは限られたものしか入ってこず、自分たちが最も素晴らしく強いのだと錯覚してしまうのは仕方のないことです。自分が世界を知らないということが分からない、大きな世界を見た人にしか分からないのは何とも残念ではありますが現実のようです。そのことを武市さんと龍馬の間に強く感じてしまいます。

きっと岩崎弥太郎も龍馬よりの考えを持っていたのでしょう。しかし彼に加尾はなびきませんでした。自分としてはもしかしたらこのまま弥太郎と夫婦になってしまうのではないかと期待する面もあったのですが、まだ少し早すぎたようです。もう少し先になるとまた違った展開があるかもしれません。すべては江戸に行ってからのことなんでしょう。

そして今回最大の場面が龍馬の父である児玉清さん演じる坂本八平さんでしょう。児玉清についてはアタック25のイメージが強くシリアスな場面になると「アタックチャンス」と力こぶを握らないか冷や冷やしていましたが、そんな場面があるはずもなくただ静かに大人になった龍馬の成長を喜ぶひとりの父親としての姿を演じていました。子供の成長を見ることができるだけで幸せだといいますが、後の姿を見ることができない悔しさも語っています。ひとりの息子を持つ身として、ものすごくこの気持ちわかります。そんな八平も龍馬が思い描く自家製黒船での世界航海の話を満足そうに涙しながらにこやかに聞いて、静かにこの世を去っていきます。香川照之さんもおすすめシーンで書いているように、龍馬伝前半の最大の涙シーンの1つといえると思います。そのくらい迫真の演技でした。この父親の思いを胸に大きくなっていって欲しいですね。

次回はその八平と同じ父親という立場の弥太郎の父親である弥次郎が大暴れするシーンのようです。ここでも予想外の涙を誘うのか期待したいと思います。

◆龍馬伝紀行◆
高知県高知市
 -河田小龍生誕地

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