あしたまにあーな  

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > 大森南朋


龍馬伝 第28回「武市の夢」

2010年7月 11日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

とうとう第2部の最終回です。龍馬が脱藩して江戸や大坂を走り回って土台作りをし、それと方向性を異にして武市半平太と岩崎弥太郎の物語が中心に繰り広げられました。この3人の中で武市に試練を与える訳ですが、これは時代の流れがそうさせただけで、決して何かが劣っていたということではないのが残念なところです。

前回、吉田東洋を殺害したのは自分だと自白したにもかかわらず、主要なメンバーは完全にシカト状態で、後藤象二郎だけが一方的に龍馬にやられる形となってしまいました。そんなことをしてでも武市を救おうとする龍馬でしたが、武市自身を抑えることはできなかったのです。

山内容堂自らが、武市のいる牢屋に出向き「お主がやったんだ」と完全に決めつけ状態。これは険悪なムードになるかと思いきや、容堂は急に武市の功績を認め、自分の家臣だと話します。これに感動した武市は自分が東洋を殺害したと自白してしまい、これにてジエンド。もしかしたら、容堂はここまで狙って話をしたのかもしれません。本来であれば、一国の長が牢屋に来て地べたに座って話をするなど考えられない話なのですが、それをやっただけで武市としては満足したのでしょう。

NHKのサイトであるのですが、容堂役の近藤正臣さんは脇差しをすっと武市に渡し、「これで切腹しいや」というシーンは完全にアドリブだったそうです。大森さんとの雰囲気がそうさせたんでしょう。そのくらい緊迫する場面でした。近藤正臣さんとしては飲んでばかりのシーンではなく、もっと動き回りたかったようです。

容堂の言葉の中で、武市が山内家の人間であればよかったのにと話をするのですが、徳川の世の中になって200年以上経っているにも関わらず、こうした考え方が残っている世の中で、武市は頑張ったといえるでしょう。すこしだけ生まれる時代が遅かったら、きっともっと世の中の中心人物として活躍できたかもしれません。

そんな容堂の登場後に武市のもとに現れたのが龍馬でした。説得して一緒に頑張ろうというのですが、心はすでに固まっていました。最後にあきらめを諭したのは弥太郎でした。武市さんの分まで自分たちががんばらないといけない、そんな言葉を引き出します。

その後の武市さんの切腹シーンは、ものすごい悲壮なものでした。腹を切るところまでしっかりと撮影し、首を切るところを制して自らの手でとどめを刺します。見ているこっちも心が苦しくなるシーンでした。以蔵の最後のシーンも斬首のギリギリ手前まで映しています。気になったのはあんなに拷問にあったのに、佐藤健さんの歯が真っ白だったこと。さすがにここまでは手を入れられなかったようです。

次回からは、これまでの龍馬と弥太郎を中心に、薩摩や長州など坂本龍馬という人物を今の世の中に知らしめるような行動を次々としていきます。きっと知っていることが多くなることもあると思いますが、その行動の裏にある心の葛藤や思いをしっかりと目撃していきたいと思います。

◆龍馬伝紀行◆
高知県高知市
 - 高知城
 - 武市瑞山殉節の地
高知市仁井田
 - 瑞山神社
 - 武市半平太の墓、冨の墓

【外付け特典付き】NHK大河ドラマ 龍馬伝 完全版 DVD BOX―1(season1)[DVD]【外付け特典付き】NHK大河ドラマ 龍馬伝 完全版 DVD BOX―1(season1)[DVD]
(2010/09/22)
福山雅治香川照之

商品詳細を見る

龍馬伝 第27回「龍馬の大芝居」

2010年7月 04日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

海軍操練所が閉鎖され、それぞれの脱藩浪士は行くあてもなくさまよっていました。中には、共に海軍に入ろうといった龍馬に対して行き場のない怒りをぶつけるものまで現れ、龍馬として深い悩みの真っ最中だったと思います。

そんなどん底状態に対してさらに悲惨なニュースが弥太郎から飛び込んできます。弥太郎は、武市や以蔵がいかに苦しい仕打ちを受けていて自分がそれに荷担しているかを訴え、龍馬に土佐に戻ってくるように書き連ねるのでした。この時、弥太郎としてはまさか龍馬が帰ってくるとは思わなかったでしょう。

そして弥太郎自身もこんな非道な仕打ちに荷担していることに悩み、家族もまた止めるように諭すのでした。いつもは酒乱の弥次郎がすごくまともな顔をしているので、見ているこちらとしてはドキドキしてしまったくらい。そのくらいレアなシーンを見ることができました。いざとなったら家族もろとも覚悟はできているので弥太郎の好きなようにしろというのですが、弥太郎としてはどうしたらいいのかわかりません。BGMはおちゃらけたものだったので、何らかのお笑いポイントがあるのではと期待してしまったのですが、残念ながらそんなこともなく華麗にスルーされてしまったような場面でした。

その弥太郎からの手紙で本当に帰ってきてしまったのが龍馬でした。海軍操練所を一緒にやめた仲間はどうしてしまったのか一瞬頭をよぎるのですが、彼らはきっと大人しくどこかで龍馬の帰りを待っているのでしょう。

帰ってきた龍馬は坂本家に絶縁状作成を依頼した上で、自分が吉田東洋を殺害した本人だと後藤象二郎に名乗ります。ややはてなマークが残った後藤でしたが、まんまと龍馬の芝居に掛かってしまいます。うまみまくる後藤に対して、スタコラ退散する龍馬とそれをかくまう溝口さんと弥太郎。この二人は完全に龍馬の男気に寄ってしまったことでしょう。

次回の場面では、それでも武市は白装束をしているところをみると、自害は逃れられないようです。龍馬の演技もどこかで相手にされなかったか、何らかの大逆転があったのかは次回のお楽しみといったところでしょうか。


今回の物語とは直接関係ないのですが、千葉道場の娘で龍馬の婚約者で生涯独身を貫いたとされる千葉佐那が、実は結婚していたとする史料が見つかったそうです。その史料とは、107年前の新聞記事で、千葉定吉が剣術師範役を務めていた鳥取藩の元藩士山口菊次郎から求婚され、暗殺された龍馬の七回忌も済んだことから受諾、1874年7月に結婚したといいます。しかし、菊次郎のプレイボーイぶりから10年後に離婚しているそうです。新たな歴史は注目を浴びると詳細に若手くるものなのかもしれません。

【参考】Sponichi Annex

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/07/04/05.html

◆龍馬伝紀行◆
東京都多摩市
 - 旧多摩聖蹟記念館
 - 旧田中光顕別邸
 - 護国寺
 - 田中光顕の墓

 
坂本龍馬伝 家紋入りストラップ

坂本龍馬伝 家紋入りストラップ

価格:
5,250円(税込、送料別)

龍馬伝 第26回「西郷吉之助」

2010年6月 27日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

海軍操練所が閉鎖され、勝麟太郎が解任させられてしまい、またもや行く当てがなくなってしまった龍馬たちは、勝先生の最後のお言葉をいただきます。それは、自分自身はもう先頭をきって世の中を動かしていくような脱藩者にはもうなれるほど若くはない、これからは龍馬たちが日本を変えてくれということでした。

きっとこの場面を見たほとんどの人が、金八先生を想像したのではないでしょうか。みんなから「先生」と呼ばれて武田鉄矢も思わず長年の役を演じてしまったのはないでしょうか。完全に龍馬たちが中学3年の生徒たちで、説得を受けているように見えてしまうのですから、いかに武田鉄矢という存在が大きなものであるかを感じざるを得ません。この先も多くの武士の心を正しい方向で導いてくれるのではないかと期待してしまいます。

海軍操練所がなくなってしまうことは、龍馬や長次郎、陸奥たちの今後が真っ白になってしまうことを意味していました。次々と自分の藩へと戻っていく操練所のメンバーですが、彼らは脱藩していることから戻る先がありません。仕方なしにこれからどうするかも含めてみんなでどこかに向いながら決めようとしていました。彼がらはどこに向かうのでしょうか。ここまで有能なメンバーなのですから行き着いた先でその実力を発揮するとは思いますが、問題はどこに行き着くか。楽しみにしたいです。

その行き着く先の有力候補の1つが今回から本格的に登場した西郷吉之助がいる薩摩藩でした。篤姫で登場した小澤征悦さんのイメージがまだ消えていないところに、今回登場したのが高橋克実さんでした。これによって今までよりも少し策略的な印象を持ってしまいますが、その通りで龍馬と話をしていてもその話とは裏腹に何かを隠し持っているような感じの演技となりました。

龍馬と西郷の話の中で登場した少し偉そうな人が小松帯刀でした。西郷のことを「吉之助」と呼び捨てにしているところも瑛太さんが演じていたものとは異なっている感じがします。歴史としてどちらが正しいかはともかく、前回から期間があまり経っていない時に同じ配役を別な俳優にするのは、控えた方がいいかもしれません。

そして、毎回弥太郎と武市半平太の状況をしっかりと自分たちに教えてくれるのが今回のドラマの特徴といえるでしょう。前回予想したとおりやっぱり、武市からもらった毒饅頭を以蔵に渡すことができなかった弥太郎。その渡し方や取り上げて自ら止めさせる方法は、まるでデジャブを見ているかのような気持ちになったのではないでしょうか。そうです、これは龍馬を毒殺しようとした時と全く同じなのです。お喜勢には、人殺しをするなといわれ、弥次郎には楽にしてやれという家族の考えはそれぞれ思いは分かるのですが、弥太郎としては余計苦しむことになったのでしょう。最後はやっぱりオヤジではなくお喜勢の考えを選んだのです。

でも、良かったのかもしれません。手を汚してしまうと、自分の気持ち的に何かを抱えながら生きてしまうことになりますし、誰かにいつとがめられるかも分かりませんから。この弥太郎のきつい仕事もそろそろ終わりを迎え、自分がやりたい商売に専念することができる日も近そうです。

激動の第2部もあと2話と迫って参りました。龍馬のadventureはどのような方向に向かっていくのか楽しみにしたいと思います。

◆龍馬伝紀行◆
高知県高知市
 - 五台山
 - 高知県護国神社
 - 山田町獄舎跡
 - 薫的神社
 - 岡田以蔵の墓

龍馬伝 第24回「愛の蛍」

2010年6月 13日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 1 Comment →

前回が「動」の話だとすれば今回は「静」の話といえるでしょう。激しく動いた物語をもう一度振り返り、それぞれの登場人物の思いをたどっています。前回、池田屋で新撰組によって亀弥太は殺害されることになります。その亀弥太を守ってあげることができなかったことを猛烈に悔やむ龍馬は、新撰組に突進するのですが桂小五郎に止められます。

いつも仲間が大切だと公言していた龍馬にとって、亀弥太の死はこれ以上ないくらいつらいものだったのでしょう。しかし、最後に龍馬も言っていましたが、いつの日か時代が過ぎていったときにそれを糧として亀弥太の死を無駄にしない生き方をすることが死んでいった者への最大限の弔いになるんですよね。平井収二郎たち土佐勤王党のメンバーたちのように、昔に無念にも亡くなってしまった者のためにも、日本を世界から守って強い日本を作ろうと努力しているのです。

仲間への思いという面では、現在囚われの身となっている武市半平太や岡田以蔵に対しても同じでしょう。拷問が再開され以蔵は口を割りそうになりながらも頑張っています。そんな半平太のことを想い続けるお冨さんのことを思うと心苦しくなってしまいます。最期の場面で、お冨が半平太に贈ったが淡く光りながら牢屋を照らしている光景は幻想的でもあり、哀しみが増幅されるようでもあり、今回最大の見せ場でした。

いつでも半平太はお冨さんのことを考えてくれる素敵な旦那様であることを様々な人のエピソードから今回明らかになり、そのような人が大殿様への忠義を違った形でとられてしまい、このような形になっているのが不思議な気がします。歴史にタラレバはないのですが、武市がこの後藩政や日本のために活躍していたら、どうなっていたのか見てみたい気もします。

一方で、龍馬と弥太郎にとっては少しだけハッピーな内容となりました。龍馬はお龍さんの家で家族と共に過ごし、徐々に距離を縮めていきます。人の好意は素直に受け取るものだという龍馬。なかなかできることではありませんが、相手を見定め信頼できる人には頼ってもいいことを龍馬は身をもってお龍に教えているようです。

そして弥太郎は、今回は本当に真面目な人物で通していました。子供が産まれて父親になり家族のために精進するようにしたのでしょう。いい方向に行きながらも後藤象二郎に郷まわりに戻るように言われて、半平太を追求するハメになってしまいます。今後再び商売の世界に戻ることができるのか楽しみにしたいと思います。

次回は、龍馬の母親とおぼしき人が寺田屋関係者として登場します。寺田屋といえば何かとこの時代、色々あった場所ではありますが龍馬との関係も注目ですね。


◆龍馬伝紀行
京都府京都市
 - 八木邸(新撰組屯所跡)
 - 旧前川邸(新撰組屯所跡)
 - 壬生狂言
 - 近藤勇像
 - 壬生寺



龍馬ストラップをつけていたら、少しだけ注目されそうですね^^

坂本龍馬伝 家紋入りストラップ

坂本龍馬伝 家紋入りストラップ

価格:5,250円(税込、送料別)

龍馬伝 第23回「池田屋に走れ」

2010年6月 06日 By: ぺんぺん Category: 2010年_龍馬伝 No Comments →

あれだけ大きく志士たちの心を動かした尊皇攘夷はなかなか完全に消えたりはしませんでした。いつかの大河ドラマで誰かが言っていましたが、力で押さえつけられたものは、必ず逆に力で押さえつけようとするのです。長州藩や土佐藩の土佐勤王党の面々は、そのように押さえつけられてしまったからこそそれを跳ね返そうと力で抵抗したのかもしれません。今回はその重いテーマを最後に残しつつ、残りの40分くらいはハッピームードで物語が進んでいきます。

まず、1つ目のハッピーストーリーは、長次郎の結婚でした。前々から一目惚れだったお徳さんとついに結婚することになり、その祝いの場に勝麟太郎直々に駆けつけて宴は大いに盛り上がります。長次郎としては最高だったと思いますが、勝が報告した神戸村の海軍操練所が完成のでそこに行くという話は、すなわち長次郎とお徳が結婚早々別居をする必要があるということでした。

勝の報告にみんなは大いに喜ぶのですが、一人長次郎だけは複雑な表情。それもそのはずですよね。しかし誰もそんなブルーになっている長次郎の姿が目に入らないのかはしゃぎまくってます。龍馬も肩をぽんとたたいただけで顔は喜びに満ちています。

そして2つ目のハッピーストーリーは、待ってました弥太郎の子供でした。その喜びようは見ているこっちが恥ずかしくなるほどであり、とくに蟹江敬三さんの恐ろしげな笑顔は本当に子供が余計ないてしまっても仕方ないと思えるほどで、弥太郎と弥次郎の二人の会話はもはや漫才の領域に達しているほど。きっとこの二人のやりとりを楽しみにしている視聴者も多いのではないでしょうか。

ちなみにそんな弥太郎は自分の幸せを周囲に分けてあげないと自分が不幸になるといって武市の奥さんであるお冨さんのところに無料奉仕をしに行きます。このところは、弥太郎の優しさを感じることができます。しかし弥太郎らしく、そんな優しさも半平太からお冨さんへの手紙の感動によってかき消されてしまうことになるのですが。

尊皇攘夷派は、池田屋で新撰組によって壊滅させられ、土佐では武市、以蔵たちが牢屋の中で何もすることができず、ほぼ終わってしまったといえるでしょう。本当の最後が近い中、龍馬はどのように彼らのことを思って、行動していくのか楽しみにしたいと思います。

◆龍馬伝紀行◆
兵庫県神戸市
 - 神戸海軍操練所跡碑
 - 網屋吉兵衛顕彰碑
 - 勝海舟寓居跡
 - 旧トーマス住宅(風見鶏の館)
 - 海軍営之碑


このタンブラー、すごいですね。会社でこれで飲んでたらすごく注目されるでしょう。

大河ドラマ「龍馬伝」 タンブラー・黒

大河ドラマ「龍馬伝」 タンブラー・黒

価格:840円(税込、送料別)