あしたまにあーな  

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天地人 第46回「大坂城炎上」

2009年11月 15日 By: ぺんぺん Category: 2009年_天地人 1 Comment →

残すところあと2回となった今回の天地人は、大坂冬の陣と夏の陣でした。これまで忠誠を誓ってきた豊臣家を倒すことになった上杉家。その前に兼続は家康のもとを訪れ秀吉や前田利家の前で誓った約束は何だったのか、約束を破ることになるのかと問いただします。それに対して家康は、今までの約束などは徳川の世の中を作るためのことであり、約束はそのためであれば破ると兼続に伝えるのですが、少し考えてみると結果としては上杉も豊臣を滅ぼそうと徳川側についていて、兼続も平安の世の中を徳川の世の中で手に入れていて、今自分たちがそれを覆そうとすれば余計な血を流すことになってしまうと言っていました。それはきっと家康にとっても同じ気持ちだったのかもしれません。

残り2回ということもあって、大坂の陣の描写は予想通り短いものとなりました。豊臣家がなくなっていく様子をもう少し見たかった気もするのですが、幸いなことに昔からの馴染みである真田幸村との場面を多くとってくれてなんだか嬉しい気持ちになりました。その幸村はかつて人質として上杉家にやってきたときに兼続は非常に丁重に扱いました。その上で様々な人生に重要なことを教えたのです。以降心の中で幸村は兼続に尊敬の念を抱くことになります。高野山でも兼続の弟である実頼の身を案じていたことからも分かると思います。その真田幸村も、内堀を埋められてしまった大坂城ではどうしようもなく、抵抗虚しく散っていくことになります。最後まで兼続のことを思っていたのかどうかはわかりませんが、千姫を確かに救い、兼続へと引き渡しています。

兼続と親友になったり、心の友が次々と亡くなっていくのはなんだか残念な気がします。ここまでの流れを見てくると、戦国の世の中を歩むのはその知性などだけではなく運の要素が大きいことが分かります。その生き残った人々は正しいとされ、倒れていった人は誤りがあったと考えられがちですが、それは全くの勘違いなんだと改めて感じると共に、豊臣家の義を貫き通された結果として生き残った千姫が今後どのように徳川の世の中に影響を及ぼすことになるのか、次回の最終回で描かれるかどうか分かりませんが、見ていきたいと思います。

□■天地人紀行■□
大阪府大阪市
 鴫野古戦場跡
 真田幸村像
 茶臼山
 安居神社


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天地人 第43回「実頼追放」

2009年10月 25日 By: ぺんぺん Category: 2009年_天地人 No Comments →

今回は、久しく語られることがなかった上杉の正しい「義」の考え方について実頼という存在を通して教えて貰ったような気がします。これまで、曲がったことはせずに自分たちが正しいと思う道こそが義なのではないかと思っていたときもありましたが、それは兼続に言わせると全然違っていたんですね。そのことを上杉の主君である景勝ではなく兼続を通して知ることになります。

実頼も少しかわいそうな気がしますね。自分でも上に書いたような考え方をしてしまうのに、それをきちんと説明を受けずに自分が決めたことだからと兼続に言われて納得するしかありませんでした。泉沢などとは違って実の兄弟であるがゆえに、言いたいことは言ってしまったのがキズとなってしまいました。上杉に謀反の考えがあると榊原は家康に進言し話が進みますが、直接家康が処理しなくて本当によかったです。そうなっていれば間違いなく上杉家はさらなる減封かお家取りつぶしになっていたかもしれません。

兼続の必死の対応が実を結び、なんとか穏便に婚儀が進むことになり、実頼の命は助けられ高野山へ追放となります。実頼は始め反発しますが、最終的には行った先の高野山で真田幸村に出会ったりしながら、自分一人で生きているわけではなく、みんなに助けられながら生きていることを実感したようです。反発していたとしても最終的にお互いがわかり合える存在になれたことは幸いでしたし、見ている方も気持ちよく見ることができました。このように兄弟や親子など近い存在は、遠く離れる時もある方が結果的にお互いを大切に想い、尊敬しあうことができる存在になれるのかも知れないなと感じます。

徐々に、米沢という街を発展させる方向へ話がシフトしていき、桜井たちが開墾地をうまく成功させ、訪れた兼続たちに大根をわけていたのが印象的です。「すばらしい大根だろ」と振り上げた大根ですが、少し曲がっていて小さかったのが気になり、「もう少し大きいのを選べばよかったのに」という場面もありましたが、武将がこのように農民になって田畑に実りをもたらす様に、今後もこの地が潤ってくれるといいなと願わずにはいられません。次回からは本多政重がやってきてどのように上杉にとけ込んでいくのかが楽しみです。

□■天地人紀行■□
和歌山県高野町
 高野山
 伊達政宗供養塔
 織田信長供養塔
 明智光秀供養塔
 武田勝頼供養塔
 金剛峯寺
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天地人 第38回「ふたつの関ヶ原」

2009年9月 20日 By: ぺんぺん Category: 2009年_天地人 No Comments →

とうとう関ヶ原の戦いが始まりました。このドラマは関ヶ原の戦いがメインではないので、重要なポイントとしては小早川秀秋の寝返り以外の部分以外は完全に割愛されてしまいましたね。例えば、真田親子がどのように徳川秀忠の軍勢を足止めしたのか、毛利はなぜ軍を進めることをしなかったのか等知りたいことは色々あるのですが、ここで重要なのは直江兼続と仲間である石田三成の動きが中心であるがゆえなんですよね。

一方の東北の関ヶ原の戦いである最上軍と上杉軍の戦いについても、具体的にどのような戦いをしていたのかも知ることなく、いつのまにか決戦の時がやってきて、いつのまにかおわってしまったような感じがしました。結果としてどちらも大きく印象を残すことなく関ヶ原の戦いは終わってしまったような感じがします。

西軍が敗れてしまった理由としてドラマの中で描かれているのが、三成の人としての魅力が薄かったというこのドラマ共通の三成像があったためという脚本のように感じてしまいます。小早川も寝返り毛利も動かず、戦いが始まっても全体の3分の1しか軍が動いていない状況、10万もの軍勢がいるにも関わらず1日で敗北してしまったことなど、三成のいい面ももう少し表現してあげてもよかったのではないかと思います。兼続は終始応援団の役割でしたね。

ここにきて、上地雄輔や石原良純といったバラエティー芸能人が活躍しています。大河ドラマとしてなんとなく違和感を感じてしまいますが、きっと慣れる頃には終わっているんでしょうね。物語自体が全体的に軽い感じがするので、もう少しだけ重厚なキャストを登場させてもよかったかもしれません。そういう意味で、松方弘樹の演技が本当にすばらしく、全体を引き締めていて面白く感じます。

これで、徳川の世の中がぐっとよってきて、今後どのように上杉家がたち振る舞っていくのかが見るポイントとなってきます。「義」という言葉の真の意味を今後の10回弱で知りたいと思います。

□■天地人紀行■□
山形県山形市
 霞城公園(山形城跡)
 最上義晃像
 長谷堂城跡公園

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天地人 第23回「愛の兜(かぶと)」

2009年6月 07日 By: ぺんぺん Category: 2009年_天地人 1 Comment →

今回は上洛前の気合い入れとなりました。上洛をすることによって上杉の義の心を失ってしまうのではないかと不安を隠しきれない景勝を見ていたお船は兼続と上田庄へ行ってはどうかと打診します。このシチュエーションに喜んだ人も多いのではないでしょうか。

それは、なんといっても与六役の加藤清史郎くんの登場でしょう。久しぶりに出てきた彼は階段越しから「わしがいるから大丈夫じゃ、まかせておけ」と言い、にこっとします。きっとこの場面を見た大人たちはとろけてしまったのではないでしょうか。

この加藤清史郎くん、とうとう歌手デビューするそうです。ユニットとして登場するその名前は「加藤清史郎&アンクル☆させ」。さらにデビュー曲は「かつおぶしだよ人生は」で、この曲は猫の目線から人間社会を描写するという想像も付かないような内容だそうです。8月からみんなのうたで聞くことができるので楽しみにしておきたいですね。

その加藤くんの活躍もあって、景勝と兼続のきずなが改めて強固になり、上洛への迷いと共に今後の上杉の進むべき道も明らかとなりました。この場面で景勝がいっていた「人生は一度だけだから夢を追いかけないと。ダメならそのときだ」というような言葉が非常に的を得ていると思います。この頃にこのような考え方ができる武将がいるのですから、兼続が言うように、はるか先を考えた武将だと言えるでしょう。

そして、今回もう一つ今後の流れに欠かせない、あの「愛」の文字が決まります。ほとんどお船が決めたような感じだったのですが、実際はどうだったのでしょうか。今でいう愛は、恋愛、愛情というイメージが強いのですが、仁愛、越後の民を愛する思いという要素の方が大きかったのですね。

その兜をかぶってとうとう上洛です。来週はまたこれまで伏線で登場してきた人たちが一気に登場する注目の回となりそうです。

□■天地人紀行■□
山形県米沢市
 ?上杉神社・稽照殿


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天地人 第22回「真田幸村参上」

2009年5月 31日 By: ぺんぺん Category: 2009年_天地人 No Comments →

イケメン俳優オンパレードの天地人において、さらに一人追加されました。今回登場した真田幸村を演じる城田優がその一人なんですが、ここまで揃えなくていいのにNHKは何を狙っているんだろうと改めて悩んでしまいます。

今回は真田との関係だけでまるまる1回を使っています。物語の開始は初音から。これまでも兼続のもとに怪しい立場でやってきた初音は今回、真田の使者として兼続の前に姿を現すことになります。そこまではいいのですが、ここから少しずつホームドラマ化していく片鱗がありました。

初音が上杉からの盟約をとりつけた後、兼続に抱きつきます。「もう少しこのままでいて」というそのセリフに、一瞬この時代設定を勘違いしてしまったほどです。妻夫木と長澤まさみが普通に不倫シーンを演じているようにしか見えないのは自分だけではないでしょうね。

その盟約の証としてやってくるのが真田幸村です。一昨年の風林火山でおじいちゃんの真田幸隆の姿に感動したものでした。真田ってすごいなぁとそのとき思ったものです。知力もあるし戦の仕方も熟知している真田が繁栄してくれるといいなと感じていたのですが、今回その息子である昌幸と幸村に出会います。幸村はかっこいいのですが、昌幸はなんとなく精彩を欠くような気がします。幸村がきりっと話しているときも、なにやらむしゃむしゃと食べながら、上杉を見下したような発言をしていています。何もそこまで区別しなくいいんですが、幸村が以下にすばらしいかを示したいのだと思います。

上杉の元にやってきた幸村は完全に心を閉ざすのですが、そんななかまたもやありえない演出の槍の試合が行われます。やりすぎ感漂う火花とスローモーションの戦い。まるでテレビゲームみたいだと奥さんは言っていましたが、自分は北野武監督の座頭市を思い出してしまいました。ちょっと引いちゃった人もいるかもしれませんね。

徳川が攻めてきた時に上田に戻った真田幸村がどのように徳川を撃退したかをしっかりと見たかったのですが、わずが2分で終了してしまいました。これは上杉のドラマなので当たり前なんですが少し寂しい気がします。真田と組むことが上杉にとってどのくらい大切なことになるのかを示すのであれば、真田の戦いぶりをしっかりと描写した方がいいと思ったのですが。

最後は三成のように兼続に心服する幸村。弟子になるとまで言い出します。この先幸村の活躍は歴史が証明してくれることになりますが天地人の中でも活躍がうまく表現されるといいなと思います。

□■天地人紀行■□
・長野県上田市
 上田城跡公園


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