あしたまにあーな  

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > ビジネス


プロの残業術

2011年7月 20日 By: ぺんぺん Category: ブックレビュー No Comments →

ノー残業の推進は今や企業文化の一つとして当たり前になってきました。自分の会社でもノー残業デーという緊急案件がある人以外はなるべく定時で帰りましょうという日があり、ほとんどの人が帰っていきます。このように、残業をしないことが善であり、残業をすることが悪で非効率的であるという考えが浸透して、これを疑う人がほとんどいなくなってきました。

しかし、残業をしないで定時で仕事を終わらせることばかりが真なのか、自分の中で疑問が残っていたのも事実でした。確かに、効率的に仕事を仕様とするのは正しいことですし、無駄な時間をなるべく減らすことは重要です。ただ本当にするべき残業があるのであれば、それはしっかりとこなし将来の自分にとって効果をもたらすものでなければなりません。

では、そのような効果を生む残業とは何なのでしょうか。その疑問に対して一つの方向性を指し示している数少ない書籍がネバダ・ジャパン・コンファレンス代表の長野慶太さんによる「プロの残業」です。自分は、この本のなかで引っかかっていたもののヒントを得たような感じがしました。

それは、残業をせずに定時で帰ることが必ずしも精神的にプラスになるものではないし、ビジネスの中でも一様に有益であるとはいえないということ。この本から学んだ考え方は以下の通りです。

*****

1. 中途半端で終わらせるのではなく、方向性を決めてから安心して帰るべし

定時時間にとらわれて中途半端で仕事を終わらせると、精神衛生上もよろしくないばかりか、鉄を熱いうちに打てなくなります。また優先順位を決めて高いものから仕事をするというスキームがよく語れられていますが、これだと毎日優先順位の高いもの(緊急かつ重要なもの)が次々とやってくる状況の中で、優先順位の低いものに手をつけることができずに、いつまで経ってもアウトプットを出すことができません。

なので、一定のめどを一気に残業時間の中で出してしまうことが大切なのです。そのための方法として、BBB(幅広さをもっと追求すべき)、DDD(もっと掘り下げるべき)、AAA(可能性を追求すべき)といった略語を使って、いち早く完成させる方法があります。


2. 残業時間は自分自身を成長させるための仕事をせよ

残業時間は自分を成長させるためと考え、定時時間内ではできないような、深く考えたり、情報を収集したりして仕事の付加価値を追求します。そのため、定時時間中は、とにかく手を動かすことができる仕事に集中することができるようになります。


3. 空腹で仕事をしない

空腹で仕事をしていると、いつか健康を害してしまいます。なので、時間を見積もって遅くなりそうなら必ず肉まん一つでもいいのでお腹に入れてあげる事が大切です。抜け出しにくい職場ならトイレに行くふりをしてでも食べろと著者は言っています。自分の職場はそこまでではないので、自分で判断して空腹を避けたいと思います。

*****

このように、残業は長期的に見ると自分を高める有効な方法であることがわかります。もちろん、世の中にある残業をしない技術についても、無駄を排除して効率的に仕事をするというところはくみ取るべきところだと思いますが、本筆者も言っているように「考える」という行動に効率化はできません。じっくりと考えて結論を出すことができる環境は、静かで自分の仕事に集中できる時間しかないのです。

イギリスの歴史学者パーキンソンは、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて使い切るまで膨張する」というパーキンソンの法則を示しています。つまり時間はあればあるだけ使ってしまうので、区切りが必要だということになります。

この考え方はすごく大切です。そのためにも「このくらいの仕事であれば、2時間でできる」という目安をあらかじめ立てることが重要だと思います。その見積もりを正確にたてるためにも、スキルやノウハウが必要であり、それはやってみるしかないのです。その経験の積み重ねが人を成長させるのです。

そう考えると、残業に関する考え方を少し変えてみる必要がありそうだと、思えるきっかけを与えてくれた著書となりました。

プロの残業術。 一流のビジネスマンは、時間外にいったい何をしているのか?プロの残業術。 一流のビジネスマンは、時間外にいったい何をしているのか?
(2009/08/22)
長野慶太

商品詳細を見る

効果的な謝り方

2011年7月 16日 By: ぺんぺん Category: ビジネス No Comments →

自分がやったことが間違えていて、結果的に相手に迷惑をかけてしまった場合は、とにかくすぐに謝ることが大切です。この謝り方がその先の印象に大きく影響を及ぼすことになります。自分が犯したミスだけでなく、自分でない身内が犯したミスでさえ、対外的に謝らなければならないとき、いかに相手に効果的に謝罪することができるのでしょうか。

経済評論家の山崎元によると、効果的な謝罪のポイントは5つあるといいます。そこで、今回は効果的に謝る方法について山崎さんのアドバイスをもとに見ていきたいと思います。


1. 決して嘘をつかない
自分の罪を軽く印象づけたいがために多少なりとも嘘を交えることがありますが、それが後で見つかったときが最悪の事態に発展します。こうなると後は何を言っても信じてもらえないでしょう。なので決して嘘はつかないこと。謝罪の場面ではなかなか難しいのですが、腹を括って正直になるのがポイントです。


2. できるだけ早く謝る
不祥事やミスに対する相手の怒りは、不始末の発覚からしばらくの間、時間の経過と共に増大する。謝罪の効果は、相手の怒りと謝罪の内容のバランスで評価されるので、少しでも、早く謝ることが大切です。


3. 謝罪に言い訳を混ぜない
謝罪とは、相手の怒りの感情を鎮めるために行う行為であり、厳密にはそれだけが目的です。謝罪は交渉ではないので、謝罪の際に言い訳を混ぜると、受け手側では、「コイツは自分が悪いと真剣には思っていないな」と感じて、怒りのレベルがかえって上がってしまうことになります。

謝罪では相手の損害・不便・不具合などを「重大だと考えています」という気持ちを伝えることだけが必要であり、自分に悪意がなかったなどの言い訳は必要ありません。自分の気休めを謝罪に混ぜるのは控えましょう。


4. 相手の感情への対処とこちらの責任問題とをしっかりと分ける
謝罪の目的は、相手の感情に対処することにあります。なので、法律・契約などで必要な手続き以上に、相手に対して何かを約束するようなことをしてはいけません。相手の感情に配慮して謝罪する気持ちはしっかりと持ちつつも、金銭的な責任などとは分けて考えます。


5. 具体的な対策を用意して詫びる
ただ謝ってばかりでは相手にその気持ちを伝えることができないことにもなってしまいます。謝罪の際にはこれからどうするつもりなのか、という今後の具体策を提示する必要があります。具体策に関する相手側の期待値も、時間と共にハードルが上がることが多いので、より早く対策を提示して謝る方がいいでしょう。


いかがでしょうか。申し訳ないと思っていてもそれを相手に伝えるということは、相手が通常の精神状態にないだけに難しいことなのです。そのいつも以上に狭い心の隙間をぬって、謝罪の気持ちを伝えるのですから、謝る方も冷静な誠実さを持ち続けることが必要です。どれか一つでもいいので実践できるものから選んでみるといいと思います。

【参考】web R25 http://r25.yahoo.co.jp/spcate/wxr_detail/?id=20110715-00020780-r25

謝罪の技術謝罪の技術
(2003/09)
渋谷 昌三

商品詳細を見る

職場の女性に対して気を遣うべき5つの心得

2011年7月 11日 By: ぺんぺん Category: ビジネス No Comments →

職場で仕事をするときには、仕事の内容はもちろんのこと、相手との人間関係やコミュニケーションに関しても気を遣う必要があります。人間関係をうまく構築することができれば自分の実力以上の成果を出すこともできることができたりします。

そんなコミュニケーションなのですが、異性に対しては同性よりもちょっと多く気を遣うべきところがあるといいます。例えば、女性の多い職場で仕事をする際には女性に対して「この人と一緒に仕事をしたくない」と思われてしまっては、元もこうもありません。男女間のコミュニケーションに詳しいライターの島影真奈美さんによると、女性に対する気遣いについて5つの心得があるといいます。これらを再確認し自分が女性から嫌われるような行動をしていないか振り返ってみたいと思います。

1. 徹底して「平等」に接する
女性は、自分が大事に扱われているかどうかに敏感なので、一部の女性にだけ奢ったり、出張土産をあげたりするのは危険です。

2. 「感謝」は3割増しで表現
感謝の気持ちは言葉で表現しないと伝わりません。こまめな「ありがとう」はもちろん、「○○さんのおかげだよ」などと常日頃から感謝の気持ちをアピールしましょう。

3. 女性同士の争いは、むやみに口を出さない
中途半端に男気を発揮し、「俺は関わらない」「どちらの味方もしないよ」などと宣言すると反発されるだけ。鈍感で気づかなかったという感じでやり過ごすのが得策です。

4. 外見は何はともあれ清潔感
しわしわのシャツはそれだけで汗臭さを感じさせるので要注意です。ハンカチを常備し、こまめに汗をふきとるなど、不快感を与えないよう努力する姿勢が大切です。

5. 気安い間柄こそ「いじりすぎ」に注意
ニコニコ聞いてくれていると思っても、実は内心怒っていることがあります。不穏な空気を感じたら「言い過ぎてゴメン」と甘いものでも差し入れてあげましょう。


女性にとって「ないがしろにされていないかどうか」は男性が想像する以上に大問題であり、他の女性に比べて軽んじられたということにも敏感だと島影さんはいいます。相手を尊重する気持ち、常に謙虚である気持ちを誰に対しても持ちつつ、少しだけ上記のような心得を覚えておくと、どんな相手ともお互い気持ちよく仕事できる環境を作り上げることができるのではないでしょうか。

【参考】web R25 http://r25.yahoo.co.jp/spcate/wxr_detail/?id=20110708-00020725-r25

【送料無料】わたしのまわりの心理学

【送料無料】わたしのまわりの心理学
価格:1,365円(税込、送料別)

第二領域の拡張で評価もアップ

2011年5月 01日 By: ぺんぺん Category: ビジネス No Comments →

仕事をしていると、緊急に自分の元にやってくる案件が多いことがよくあります。自分が落ち着いて計画的にやろうとしていることを後回しにしてもやらなければならないという緊急案件をこなしていくことは非常に重要なのですが、精神的にもかなり参ってしまい疲れも溜ります。また、中長期的な計画の達成を目標とする会社の評価軸の中で、緊急案件をこなしていくことだけになってしまうと評価も上がらないというジレンマがあるのです。

そんな状況が続くと、仕事ができない人というレッテルを貼られてしまい、「そんな緊急事態にならないようになぜ前もって準備をしておかなかったのか」とやるせない一言を受けることになってしまいます。病気にならないように体調を整え、体力をつけておく。取引先に迷惑がかからないよう、問題が起こる前にしっかりチェックしておく。こうした、緊急ではないけれども重要な行動をしっかり行っているから、緊急事態を回避できるという考え方が求められます。

これを実践するための参考書となるのが、フランクリン・コヴィー博士による「7つの習慣」というもの。コヴィー博士は様々な時間管理の方法やビジネスマインドを徹底するためのメソッドを紹介している有名な博士であり、時間を管理して自分がコントロールできるタスク管理を行なう為には、自分の周りにおかれているするべきことを4つに区分することをすすめています。その軸は、緊急度と重要度という2軸であり、それぞれに分けてみます。

その中で緊急でなく重要でないもの、緊急だが重要でないもの、という区分に分けられたもののタスクはなるべく後回しにしたり、自分ではない誰かに振ることによって自分の手元から離していくのです。そして緊急で重要なものと緊急ではないが重要なものの2つに注力するのですが、前者を優先してしまうと自分のための時間がなくなってしまいます。そこで「緊急ではないが重要なもの」が最も大切だということになります。この区分を「第二領域」といいます。

ここは自分の意識の持ち方になっていくのですが、なるべく緊急かつ重要なものに時間を注力できるように、緊急案件はなるべく早くこなすことに全力を尽くすことにしています。また、自分の時間をなるべく設けるために、緊急だといって持ち込まれた案件について、期限を聞いてみるのもいいでしょう。期限を聞かれるとそこまで緊急ではなったり、自分以外の誰かでも構わないことも多いからです。

少しでも、第二領域を増やすための努力は意識して自分に課していかなければ、なかなか時間というものは作れないのだとフランクリン・コヴィー博士のプログラムを受けてわかりました。

【参考】
・R25.jp http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20110428-00006044-r25

7つの習慣―成功には原則があった!7つの習慣―成功には原則があった!
(1996/12)
スティーブン・R. コヴィー、ジェームス スキナー 他

商品詳細を見る

肝心なときに力を発揮できる3つのコツ

2011年4月 14日 By: ぺんぺん Category: ブックレビュー No Comments →

火事場の馬鹿力という言葉もありますが、人は追い込まれて本当にヤバイというときに本当の力を出すことができるといわれています。自分も締め切りギリギリになって始めてこれはまずいということで真剣になり、後から「もっとはやくからこうしていればよかった」と後悔することがよくあります。

このいざというときに発揮できる力も、人によって能力以上の素晴らしいパフォーマンスを得ることができる人もいれば、全然発揮できない人もいたりします。プロのキャディーである杉澤伸章は、著書「ここ一番で、なぜ「普段の力」が出せないのか?」の中で、大切なことは気持ちをニュートラル、つまり中立に保つことであると話しています。平常心を保つことによって自分の実力を思う存分発揮することができるというのです。

平常心を保つというとなんだか、座禅などの精神修行をイメージしてしまいますが、杉澤さんはもっとお手軽に日常生活の中でできる方法について紹介しているのが嬉しいところ。今回はその著書の中にある3つを紹介します。


◆成功しても失敗しても毅然とした態度で
うまく行っている時もそうでない時も同じ態度を取るようにすれば、自然と気持ちの持ちようも安定してきます。タイガー・ウッズ選手はボギーを叩いた時も、バーディを取った時も、常に5メートルほど前を見て背筋を伸ばし、大きな歩幅で歩きます。そうすることでメンタル面の安定に努めているのです。

→同じ態度をとるということは完全に自分の心をコントロールしないとできません。今自分がどのような感情を抱き、どんな行動をしてしまいそうかということを客観的な第三者の観点で冷静に見つめるのです。それは意図的に意識しておかないといけません。感情のままに動くのはすごく楽なことですし、気持ちのいいことなのですから。


■笑顔の絶えない環境を作る
気持ちをニュートラルに保つには、周囲の環境も重要です。ピリピリした雰囲気のなかでは誰でも緊張して、普段ならできることができなかったりします。そうならないためにも、普段からチーム全体が常にリラックスできるような配慮が必要になります。チームのメンバーが皆リラックスしていれば、あなた自身も普段通りの精神状態でいられるはずです。

→感情のままに動かない、特に負の感情に流されると平常心はあっという間にどこかに消え去ってしまいます。そこで、意図的に笑顔を作り維持することで負の感情を押さえ込んでしまうのです。これも上記で紹介した感情のコントロールにつながります。


■ドンと来い、と受けて立つ
ゴルフは予測不能な出来事ばかりです。確率の高い方法を選択したとしても、いい結果に結び付かないことなど珍しくありません。しかし、あらかじめ「どんな結果になったとしても全て受け入れる」という決意を持っておけば、その一打が思うようにいかなかったとしても、動揺することはないのです。どんな結果も「ドンと来い」と受けて立つ覚悟を持っておくことも、心をニュートラルに保つ秘訣です。

→著者はゴルフを例にしていますが、世の中のすべてに確実なものなどほとんどないので、やるだけの事をやったらあとは結果がどうなろうともいいじゃないかと開き直ることが大切なのです。その開き直りが平常心の維持につながるのだと思います。


自分のことなので、簡単だと思いがちですが、あえて厳しい方へ自分の気持ちを持っていくのはなかなかできることではありません。起こったり泣いたり、相手にムカムカしたりすることが日常茶飯事です。いつ来るか分からない「いざというとき」に自分が最高のパフォーマンスを出すためにも、日常生活の中で平静を保つ努力をしないといけないなと改めて感じます。

【参考】新刊JP http://www.sinkan.jp/news/index_1874.html

ここ一番で、なぜ「普段の力」が出せないのか? (ベスト新書)ここ一番で、なぜ「普段の力」が出せないのか? (ベスト新書)
(2011/03/09)
杉澤 伸章

商品詳細を見る