あしたまにあーな  

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



花言葉の今と昔

2009年11月 15日 By: ぺんぺん Category: 日記 No Comments →

青いバラがサントリーから開発された話は以前このブログでも紹介させていただきましたが、その青いバラの花言葉は「夢かなう」というもの。この花言葉は今までできないとされてきた色を長年の研究によって実現させた思いが詰まっているもので、サントリーの方によって付けられた花言葉なのですが、このように一企業が花言葉をつけるのはすごく珍しいことだそうです。では、花言葉は一体どのように決まったのでしょうか。

専門家である徳島康之さんによると、花言葉の多くは古代ギリシャ・ローマの神話に基づくものが多く、その他地域に根ざした言い伝えや宗教などから引用されるものも存在することから、一つの花でも違った花言葉を持つものが存在するといいます。例えば、バラは英米で美や愛情の象徴とされていますが、フランスでは無邪気さを示すものとされています。そんな花言葉は、中東トルコのイスタンブールで1600年代に花に対して付けられるようになり、それがイギリスやフランスに伝わって、19世紀頃には世界的に広まったとされています。

このように欧米が中心になりがちな花言葉ですが、日本の花にも花言葉は存在します。中心になって決めているのが財団法人日本花普及センターで、「誕生花・花ことば366」等が有名です。例えばソメイヨシノの花言葉は「優れた美人」だそうです。日本の花に関する花言葉を見てみると、宗教や言い伝えというものよりも、どちらかというと見た目であったり何らかの象徴として名付けられているという印象を強く持ちます。自分の誕生日の花は何なのか一度見てみるといいかもしれませんね。

バイオ技術の発展と共に、花は次々と開発される時代となりました。今まで自然界ではなかったような花々が次の世代の人々にとっては当たり前に存在する懐かしい花になる日が来るのもそう遠くないでしょう。それと共に花言葉は、青いバラの「夢かなう」に始まり、これからもっと多くの花言葉が企業が名付け親となって次々と登場してくることでしょう。先に登場した「夢かなう」は、その大変さを自分たちが見ることができたので、本当にかなうのかも知れないなと感じられるかもしれませんが、試験管の中で大量に新しい花が作られたとき、その一つ一つの花言葉に一体どのくらいの効力を信じることができるのでしょうか。そういった花言葉への愛着と信じる気持ちをあなたならどこまで持つことができますか?

【参考】日経Plus1 2009/11/07


2009年秋の生田緑地ばら苑公開

2009年11月 01日 By: ぺんぺん Category: 地域イベント No Comments →

生田緑地ばら苑
生田緑地にあるばら苑は毎年2回の一般公開を行っています。春と秋の2回なのですが、春の圧倒的なすばらしさに惹かれて、秋も訪れることにしました。このばら苑の魅力は、440種、約4,000株ものバラの種類を一同に見ることができ、さらにそれが無料だということにあります。

2009年秋の公開は、平成21年10月16日(金)から11月3日(祝)までの16日間という短い期間のなかで行われ、最終日も近い本日奥さん、子供の3人で出かけることにします。すでに奥さんと子供は秋の公開も行ってきたらしく2回目なのですが今日は天気も良く遊びに行くには絶好の日和であることと、自分も絶対に行きたいという思いから連れていってもらうことにしました。

生田緑地ばら苑のすばらしさは、門をくぐるところから始まります。何名もいる職員の方の応対が素晴らしく、すごく親切なのです。パンフレットを手渡してくれたり、にこやかに接してくれたり、ベビーカーを連れている自分たちをサポートしてくれ車でばら苑までのせてもらったりして鑑賞する前から気持ちいい気分にさせていただけます。

到着すると、子供連れもかなり多くたくさんの人でにぎわっています。今日は風も強かったのでバラの花も少し散ってしまっていますが、それでも大輪の花を至るところで見ることができます。

生田緑地ばら苑のバラ
久々に家族でピクニック気分でランチをすることもでき、まったりとした午後のひとときを過ごしていると、ラッピングコンサートが始まりました。このラッピングコンサートは、川崎市全体を「音楽という包装紙で包みたい」という願いから命名されたコンサートで、川崎市吹奏楽連盟設立10周年企画で川崎市の14の会場で一斉に演奏されるというイベントの一つでした。地元の中学生や高校生の吹奏楽部が日頃の練習の成果を一生懸命発揮していました。風が強く途中楽譜が飛びそうになるのを必死に抑えながらの演奏でしたが、非常に立派な演奏だったと思います。嵐やSMAPといった選曲があるのも中高生らしいのですが、むしろそれが一番自信を持ってうまく演奏できていたような気がします。

このようなばら苑を維持していくだけでも大変なお金が掛かると感じ、わずかながらお礼という意味もかねてばら苑募金をさせていただきました。そのお礼にチューリップの球根を頂いたのですが、自分たちはこれを育てるだけの器量がないので、適切なところへ移したいと思います。次回の一般公開は春になりますが、また子供の成長を確認する場として訪れたいと今から期待しています。

秘密の花園 生田緑地ばら苑 

2009年6月 06日 By: ぺんぺん Category: 地域イベント No Comments →

生田緑地ばら苑
長らく続いていた雨も上がり、空に青空が戻ってきた休日の午後。

ずっと行きたかった生田緑地の中にあるばら苑に行くことにします。2009年春のばら苑の公開は6月7日で終了で最終日は非常に混むと思ったので、今日のうちに見ておきたいと思っていました。

子供が昼寝から起きそれから支度をして出かける頃にはばら苑の開園時間に間に合うか微妙な時間でしたが着いてみるとなんとか間に合いました。本当であればすでにマイクロバスでの送迎も終わっているそうなんですが、親切にもベビーカーを押している自分たちのために送迎してくれることになりました。全体的に職員の方がすごく親切だったのが印象的です。

生田緑地ばら苑
着くと、そこはまさに秘密の花園という雰囲気。周囲が森に囲まれていて余計なものは一切見えません。その園内には至る所に彩り豊かなばら達が咲き誇っています。2週間前ほどにすでに来ていた奥さんは、かなり散ってしまったと言っていましたが、この状況でも十分綺麗でした。

この生田緑地ばら苑はかつてここに存在していた向ヶ丘遊園の閉園に伴って一緒になくなる予定だったのですが、存続を求める多くの人々の声に応えて2002年に川崎市が引き継いだそうです。市がやっているだけあって余計で過剰な宣伝はありませんが、そこで働く人たちの思いは十分に伝わってくる園庭です。

ここには約530種、4700株ものばらが咲いているといい、花壇の間には広大な芝生があって子供連れの人にとっては一日中、遊ぶことができるような環境が整っています。まるで中世のような雰囲気の花壇もあれば、野に咲くばらをイメージしたような自然の場所もあって、実に様々なばらの表情を見ることができます。

ばら苑は春と秋の年2回開園していて次回は10月頃だというので、お近くの人は是非行ってみるといいと思います。帰りに生田緑地の中を散策しながら、自然の中に身を置くのもいいのではないでしょうか。


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「空飛ぶバラの秘密」?巨大花産業の光と影?

2008年5月 11日 By: ぺんぺん Category: 環境問題 No Comments →

花の女王であるバラの魅力は、華やかさとその香り。

そのバラは、最近2割以上が外国から輸入されていて、その一つにアフリカのケニア産があるのです。

実はケニアの高原気候はバラ栽培の最適地なのです。軽石を多く含み保水能力が優れている土がナイバシャ湖周辺にあるため水の問題もなく、1年の平均気温が20度と温暖といいことづくめです。

標高2000メートルに位置するナイバシャ湖周辺は、湖の水を栽培に利用でき、バラ栽培農場が急速に拡大しています。今やケニア一のバラ生産量を誇ります。

160社もの企業が集まる花企業があり、ヨーロッパや日本などに輸出されています。輸出に数日かかるため、まだつぼみの状態で摘まれるのです。

日本まで検疫を含めて4日、10000kmの道のり。途中アラブ首長国のドバイを中継します。このように関税がかからないこの国をうまく利用し、日本へ空輸されるのです。

地産地消が叫ばれる中、遠くから運ぶことに問題はないのでしょうか。岐阜大学の教授によると、暖房などがかからないため、仮に空輸してもCO2排出量は少なくて済むそうです。


ところが、ナイバシャ湖の水の過剰取水や、農薬、殺虫剤を含んだ排水は、湖の環境を疲弊させてしまいました。2006年世界水フォーラムにて、この花農園が問題になりました。湖の生態系も変わってしまったのです。透明だった水も、多くの微生物の発生などにより濁ってしまいました。パピルスの浄化作用も追いつかないほどの汚染状況になってしまっています。

原因は、花農園です。このビジネスに従事しようと、30年で40倍もの人たちが集まり、生活排水が湖に流されてしまいました。さらに、過剰取水により湖の水位も下がってしまい、多くのパピルスも枯れてしまったため、余計汚染が進むという負のスパイラルに陥ってしまっているのです。

問題を乗り越えるためケニアでは水循環システムが導入されました。これは、取水した水を肥料と混ぜ、各温室に配ります。そこから排出された排液を排液貯水池に貯め、それをバラ栽培に再利用すという循環を実現しています。

また、日本にもエコなバラ作りに取り組む生産者もいます。それは、愛知県一宮市のバラ農家 三輪さん。

彼の目指すのは日本ならではのバラつくりです。MPSと呼ばれる花のエコマークを取得し、輸入物にはない、香りを届ける付加価値を付けています。さらに赤と青のLEDを使って光合成、成長促進、害虫駆除を実現しようと必死でがんばっています。

日本から遙か離れたケニアの高原。

アフリカの花を見つけたらケニアの湖を思い浮かべて下さい。

そこに苦しむ人たちと、必死に戦っている人たちが居るということを頭の片隅に入れておくと、バラの色も少し違って見えるかもしれません。


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