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エアーズロックへの登山禁止の意味

2009年7月 29日 By: ぺんぺん Category: ニュース No Comments →

エアーズロック

3年前の夏休み、子供がいない最後の夏を奥さんと2人で行った旅行先はオーストラリアでした。ケアンズ、エアーズロック、シドニーと3都市を渡り歩いた旅行の中で最も印象深かったのがエアーズロックです。

エアーズロック空港へ向かう飛行機から、大平原の中ぽつんと出っ張った一枚岩が見えてくると、やがて到着です。エアーズロックはウルル・カタジュタ国立公園のなかにあり、ウルルとも呼ばれています。朝早くに日の出がウルルを照らす姿を鑑賞した後登山の開始です。ひたすら鎖しかない急な崖を登り、奥さんと2人で頂上から眺めた世界は本当に格別なものとなりました。

そんなエアーズロックへの登山が早ければ2011年10月から全面禁止することをオーストラリア国立公園当局が発表しました。このニュースを聞いたとき、真っ先に感じたのは「確かに、その通りだな」ということでした。実際に登っておいて言うのは申し訳ないのですが、登山口には数カ国語で「できれば登らないで欲しい。ここは私たちの聖地だから」と先住民であるアボリジニからのメッセージが書かれています。

彼らにとってウルルは聖地なのです。周辺には多くの壁画が描かれており、彼らが儀式等でいかにウルルを大切に思ってきたのかをうかがい知ることができます。その大切な場所を外部の人が土足で踏み入れる姿を見るのは見るに忍びなかったのでしょう。申し訳ないとは思いつつも、ここまで来たのだからという好奇心で自分たちは登ってしまいましたが。

さらに、アボリジニが心を痛めているのが、この地で滑落事故にとって命を落とす人までいるということと、ゴミを散らかして帰る観光客の傍若無人な姿だといいます。ゴミの問題などは完全に自分たち観光客のモラルの問題といえるでしょう。自分たちが大切に思っている場所で他人に同じようなことをされたら、怒りがこみ上げてくるでしょう。

なんとかアボリジニたちの聖地を汚さずに、壮大な風景を楽しむことができる方策はないものか今こそ知恵の出し時だと思います。できれば、子供にもウルルの上から360度の地平線を見せてあげたいし、自分たちももう一度見てみたい、それを聖地を守りながら互いに歩み寄る方法はきっとどこかにあるはずなのです。

【参考】YOMIURI ONLINE

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090717-OYT1T00869.htm

ブログを更新するだけで900万円も貰える仕事

2009年1月 17日 By: ぺんぺん Category: ニュース No Comments →

グレートバリアリーフ
ブログを使った広告サービスが近年数多く登場しています。ブロガーは商品などを自分のブログ上で紹介することによって報酬を得るのですが、企業としてもブログが広告媒体として有効な手段であることに注目をし始めていて、広告数は徐々に伸びつつあります。

そんな広告で破格の報酬を得ることができるサイトが登場しました。このサイトはオーストラリア・クィーンズランド州政府が立ち上げたもので、その応募が殺到している状態だというのです。この「世界で最もオイシイ仕事」、世界中から30万人の人がアクセスしていてかなりつながりにくい状況になっているくらいなのですが、それもそのはず。

6ヶ月間ブログを更新し、写真や動画をアップロードして人々にハミルトン島のことを紹介することがブロガーに与えられた仕事であり、それをコンプリートしたときの報酬は10万5000ドル(約932万円)にもなるのです。さらに、航空機往復チケットや海辺の別荘が無料で提供されるというのですから、これ以上魅力的な仕事はないんじゃないでしょうか。

応募条件は18歳以上で英語ができる人で、それをクリアすれば誰でもOKだそうです。温かい場所で別荘に泊まりながら毎日ブログさえ更新すればいいのですから、例え報酬がもらえなくても素敵な仕事ですよね。依頼元のクィーンズランド州観光局としては、グレートバリアリーフをPRし、観光産業を発展させたいという目的があり、依頼元、執筆者、閲覧者みんながハッピーになれる素晴らしい企画だと思います。

この募集は2月22日まで行われ、応募者の中から選抜された11人が5月にハミルトン島に行き、最終試験を受けることになるそうです。最終的に選ばれた1人は7月1日から仕事をスタートさせるとのことなので、6ヶ月間南の島に行きたい人で、かつ英語でブログを更新できる人がいたら、応募してはいかがでしょうか。

ちなみに自分は英語でブログを書く自信が全くないので、今回は謹んでご辞退申し上げます m(_ _)m

【参考】livedoorニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/3977968/


【送料無料選択可!】Sound Journey 岩代太郎/グレートバリアリーフ?bird eyes? / 紀行

1億ボルトを捕まえろ

2008年12月 15日 By: ぺんぺん Category: 環境問題 No Comments →

カカドゥ国立公園
オーストラリア北部に広がる世界自然遺産・カカドゥ国立公園。200種類以上の動植物が生息し、ユーカリの森が広がる自然の宝庫のこの場所は、違った側面を持った国立公園でもあります。

付近に残されている壁画からも原住民アボリジニが書いたとみられるナマルゴンが描かれています。このナマルゴンは怒ると斧を打ち鳴らし襲いかかると信じられているもので、今でもナマルゴンが現われたらすぐに逃げなさいと言われています。

このナマルゴンの正体は雷です。カカドゥ国立公園は内陸からの乾いた風と海からの湿った風がぶつかることによって激しい上昇気流が発生することから発生する巨大積乱雲によって、世界有数の雷発生地帯として知られています。雷のエネルギーはすさまじく、その電圧は1億ボルト、温度は瞬間1万度にもなります。雷鳴は銃声とそっくりで、付近の街であるダーウィンでも雷対策を欠かすことはできません。

この雷はどのように生まれるのでしょうか。雷は簡単に言うと雲の中の巨大な乾電池と見ることができます。上昇気流によって水分が凍り、氷となります。これが上昇していきその重さに耐えられなくなり今度は落下に転じます。その際に上昇する氷と落下する氷がぶつかり、落下する氷にマイナス電子が集まります。その結果、雷雲の下の方ではマイナスの電気が渦巻くことになるのです。それが地上に一定量あるプラス電子に対して一斉に流れ込むのが雷なのです。

自分たちは雷について少し誤解している部分がありますが、雷は高いところに落ちると言われています。実際サッカー場やゴルフ場などの平坦なところにも落ちています。さらにゴム製の長靴を履いていれば大丈夫、傘や金属をつけていると落ちやすいといったことが言われていますが、あまり意味がありません。建物内に逃げ込むことが最も効果的と言えます。また、雷鳴が遠にあるからまだ大丈夫というのも間違いです。平均で雷鳴は14キロメートル遠方のものまで聞こえると言われているのですが、次の瞬間その距離を飛び越えて落ちることもあるので、聞こえたら危険ゾーンなのです。

このカカドゥ国立公園の雷について、一人の研究者が雷研究を続けています。その研究者が大阪大学で雷放電物理が専門の河崎善一朗教授です。河崎教授は「雷博士」とも呼ばれていて、雷研究の権威として世界的に知られています。

河崎教授は、「雷キャッチャー」と呼ばれる装置を導入して雷研究を進めています。この装置は、ゴロッと雷が鳴ると1秒間に1000?10000もの電波を測定することができるもので、電波を全て記録することで、雲の中の雷の動きを明らかにすることができる素晴らしい装置です。雲の中の電気の流れが分かれば、どこに落ちるかを推測できるといいます。

さらに、河崎教授はロケットを使った実証実験も行っています。ニクロム線につながったロケットを打ち上げることによって、地上のプラス電子をニクロム線に給電させ、そこに意図的に雷を落とすというもので、事故を未然に防ぐことができると期待されています。
近年、雷が引き起こす様々な問題が明らかになってきました。例えば、地上から発生するNOX窒素酸化物が雷雲に乗っかって成層圏まで行くとオゾン層破壊につながってしまうなど、雷をきっかけとした多くの環境問題が潜在的に潜んでいるのです。

河崎教授は、将来の厄介な問題の解決に役立てば将来の雷博士としての値打ちが出てくると改めて気を引き締めます。雷の発生原因には未だに謎な点も多いのですが、人間による地上からの熱の大放出も原因の一つと言われています。もしそうであれば、いつの間にか自分たち自身が雷をおびき寄せていることになります。

自然環境は、今も昔も変わらずそこにあります。昔から何かが違うとすればかならず人間が自然に悪影響を与えているはずなのです。自然に打ち勝つことなどできないのですから、どうしたらうまく共存できるかを考え、自分たちがただすべき所を見つけることが大切ではないでしょうか。

とりあえず、おへそを取られることがないよう、雷が鳴ったら建物内に入りおへそを押さえておくのが一番の対策といえるでしょう。

【参考】素敵な宇宙船地球号 12月14日


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