あしたまにあーな

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西郷どん 第6回「謎の漂流者」

2018年2月 12日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

前回、御前相撲で優勝し斉彬も破ってしまった吉之助は牢屋に入れられるところから物語は始まります。牢屋の中で出会ったのが今回の中心人物である謎の漂流者。初めのオープニングロールでも「謎の漂流者」と書かれていたのですが、劇団ひとりが登場するとなんだかそれだけでウキウキしてしまうから不思議です。

なにかやってくれるのではないかと思っていたのですが、結果的に彼はジョン万次郎でした。そのセンセーショナルな登場の仕方は彼ならではではないでしょうか。

それにしても、吉之助がなぜ牢屋に入れられたのか今でも謎です。釈放された際も特に要因を説明する場面もなく、何事もなかったかのようにおつとめをしていたところを見ると、一時の感情からお家の人たちが一方的に入れてしまったのではないかと思いますが、もう少し説明が欲しかったです。

ジョン万次郎との関わりの中で、浮かび上がってくるのが「Love」でした。糸は吉之助のことが好きにもかかわらず、全然気付いてくれない吉之助。嫁がなければならない状況が差し迫るなかで、糸は結論を出していきます。自分は間に合わなかったが、誰とでも好きな人と夫婦になれる世の中を作って欲しいと吉之助に切望します。まだこの2人がそのような状況になる日までしばしグッバイですね。

さて次回からは、吉之助に様々な挫折と覚悟が訪れる見込み。藩政に次第に関与していく若手がどのような活躍をするか楽しみにしたいと思います。

西郷どん 第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」

2018年2月 04日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

早くも5話目に突入した西郷どん。前回までで猛烈な存在感を発揮していた鹿賀丈史さん演じる斉興が隠居することになり、今回から誰がその座に座ることになるのかと思って見ていたのですが、残念ながら今回はそこまで穴を埋められるほどの人はいなかったような気がします。

最有力であった渡辺謙さん演じる斉彬ですが、当面は斉興の政策を継承するとし、家臣を把握するために主催した相撲大会ですが、最後に勝ち上がってきた吉之助と戦って負けるとそのまま立ち去り吉之助を牢屋に入れてしまいます。優勝したら藩の状況について直訴しようと言い続けていた展開を完全に台無しにしてしまうかのような状況に、若干追いついていけませんでした。

この相撲大会での見所は後の篤姫になる於一でしょう。以前に篤姫を演じていた宮崎あおいさんを思い出しますが、そういった過去に演じた人たちの面影をなくすほどの演技に期待したいです。さて次回は、糸と正助、そして吉之助の間に広がる恋愛模様になる雰囲気です。大河ドラマと恋愛という結びつきには若干苦い思い出があるので、バランスのいい展開になるといいなと思います。

■紀行■
・鹿児島県鹿児島市
 旧集成館(尚古集成館)
 JR「鹿児島中央」からバス「仙巌園前」下車すぐ

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西郷どん 第4回「新しき藩主」

2018年1月 28日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

鹿賀丈史さんが演じる斉興の殺気迫る演技に完全に周囲が巻き込まれてしまっていますが、そのくらい彼が存在感たっぷりだということなのでしょう。かつて大久保を演じた鹿賀丈史さんとしては、もっともっと盛り上がって欲しいという思いもあるに違いありません。今回は鹿賀丈史さんだけでなく、脇役であるベテラン俳優がもの凄い味を出していたのではないでしょうか。

例えば、吉兵衛役の風間杜夫さん。前回の借金を借りる場面でも頼りないけどいざというときに頼れる素敵な役柄を演じていましたが、今回は赤山が切腹をしなければならない状況において、介錯をつとめます。その直前の葛藤と仕事を終えた後に吉之助を止める迫真の演技に心を打たれました。

そして、もう1人は次右衛門役の平田満さん。お由羅騒動の最終幕で喜界島へ流されてしまうわけですが、その直前に吉兵衛と相撲を取ってその後に正助と無言の会話。こういう雰囲気で演じることができる役者というのはドラマに厚みを持たせてくれていいなと感じました。

江戸では斉彬が拳銃を利用して斉興に隠居を押し迫ります。この辺りは若干本当かなと思うところでもありますが、ドラマは必ずしも史実を忠実に再現する必要はないと思っているので、行間をこのように緊迫した場面で理由付けするのはむしろドラマの盛り上げ要素になると思います。

次回は、いよいよ藩主となった斉彬が藩政を推し進めていきます。その手腕に期待したいと思います。

■紀行■
・鹿児島県鹿児島市
 旧島津氏玉里邸庭園
 JR「鹿児島中央」からバス「女子高前」下車 徒歩1分

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