いだてん 第9回「さらばシベリア鉄道」
ストックホルムに向かって出発した四三と弥彦ですが、団長の嘉納治五郎がいないことに気がつき周囲にその理由を問いただした結果、国家の重職に就いているがゆえに簡単に国外に行くことができないというしがらみによるものだとわかります。
てっきりこれまで四三たちを苦しめてきた金銭問題なのかなと思っていたのですが、そうではありませんでした。ウラジオストクへの船が出たタイミングで合流する淡い期待もなくなってしまい、選手2名と大森夫妻の4人によってストックホルムへの道中は進んでいくこととなります。
今回はその道中について詳しく述べられていたのですが、その中で大きかったのは単にハネムーン気取りであった大森兵蔵は実は日本にバスケットボールとバレーボールを始めて紹介したという日本球技の父みたいな人であったということ。
安仁子とイチャイチャしている様子からはとてもそんな雰囲気を感じる事ができないのですが、肺を患っているということなので、無事にオリンピックを迎えることが出来るのか心配です。
ストックホルムに到着した彼らが1ヶ月間をどのように過ごし、日本になにをもたらしてくれるのか楽しみにしたいと思います。
いだてん 第7回「おかしな二人」
今回は、金栗四三と三島弥彦の関係が急速に縮まります。これまでなんだかんだで絡みがあるのかなと思っていたらほとんど初対面でしたね。弥彦は完全に年下的な扱いで四三に対応するのですが、食事マナーを学ぶために我が家にお誘いしたときも、丁寧にもてなし帰りに握り飯を渡すほど気にかけてくれます。
三島家と自分の家との暖かさの違いを感じながらも、少しずつオリンピックへの道を突き進んでいく四三ですが、最大の悩みは金銭面。国の代表としていくのに私費でいかなければならないというのは今ではあり得ない話なのですが、治五郎にうまくまとめられ、周りにだまされていると言われながらも治五郎のいうことを信じてお金の工面を兄に任せます。
その兄が最後に登場!なんと上手くいかないとみられていた金銭の工面が何とかなったようです。次回が楽しみですね。