あしたまにあーな

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あしたまにあーな > 増田修一朗


西郷どん 第20回「正助の黒い石」

2018年6月 03日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

薩摩で実権を握っていた島津斉興がこの世を去って、いつも頼りなさげにしていた久光が正助の助言もあて国父として頭角を現していきます。

そんな中起こったのは世に名高い桜田門外の変。井伊直弼が暗殺されたその場に薩摩藩士も加わっていたのでした。自分は今まで水戸藩のメンバーが中心だと思っていたのですが、そこに薩摩藩士もいたという新たな発見があり見応えのあるものとなりました。

また、事件が起きる前の描写もしっかりと行われており、なぜ水戸藩の浪士がそのような気持ちになったのかその片鱗を感じる事もできたのかなと思います。

歴史の表舞台で大きな事件が起きるなか、吉之助は愛加那と島で生きて行く決意をすることになります。

■紀行■
・東京都千代田区
 旧江戸城 桜田門
 東京地下鉄「桜田門」下車すぐ

・東京都港区
 愛宕神社
 東京地下鉄「神谷町」下車 徒歩5分


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美

軍師官兵衛 第48回「天下動乱」

2014年11月 30日 By: rainbow Category: 2014年_軍師官兵衛 No Comments →

残すところあと3回になってしまった官兵衛。次の作品は何を期待して良いのか今のところ分からない状況なので、今のうちに大河ドラマの神髄を思いっきり味わっておこうと真剣に物語を楽しむことにします。メインの話は家康が三成の挙兵の知らせを受けて、小山会議を経て討伐に向かうという有名なシーン。この辺りは司馬遼太郎の「関ヶ原」で先入観を持ってしまっているので、福島正則が揺れ動きながら長政の説得によって、家康の思うようなシナリオを描くことになるというもの。

個人的には、上杉景勝側の人物も登場させて欲しかったのですが、そうなると天地人になってしまい、あくまで黒田側の見方をする必要があることからもやむを得なかったのかもしれません。大河ドラマを見続けることによって、同じシーンでも立場が異なることによってどのような思いを持って接しているのか、両方を感じる事ができるのがメリットなのだと思います。両方の立場で物事を見ることができるためには、長く見続けなければならないですし、反対側の立場の人物が大河ドラマむきではなかったとしたら、叶わないのですが。

一方で、如水は九州を平定しようと着々と準備を整え、いつでも立てる状況にまでに軍勢を拡大することに成功します。それも、善助や太兵衛、九郎右衛門といった優秀な部下がいたからに他なりません。最後の官兵衛紀行で彼らの功績をたたえたのも、頷けます。最後に如水は彼らに心から感謝の気持ちを伝え、決意を新たにします。この辺りはすこしうるっときてしまうシーンでした。

さて次回は、とうとう関ヶ原の戦い。キーマンとなる小早川秀秋も長政と内通する様子を見せていることからも分かるように状況は水面下で徐々に変わっていますが、それによって如水の天下への野望がどのようになって行くのか、楽しみにしたいと思います。

◆官兵衛紀行◆
福岡県北九州市
 - 春日神社