あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



平清盛 第46回「頼朝挙兵」

2012年11月 25日 By: rainbow Category: 2012年_平清盛 No Comments →

いよいよ源氏と平氏の戦いが迫っているような演出を至る所でみることができるようになってきました。今回はそうなる直前の清盛の苦悩を1話まるっと展開しています。確かに周囲には「武士の世をつくる」といっておきながら、具体的なことは誰にも伝えないために、周囲も何が何だか分からないまま付いていくしかありませんでした。一番の直近である盛国でさえも殿の目指す姿を把握することが出来ません。しまいには清盛自ら誰もわからないと閉ざしてしまいます。

結果として前回あたりから手を出したのが白拍子に手を出すこと。祇王と祇女に続き仏御前に傾倒しその心の隙間を埋めようとするのですが、西行がやって来た際に起こった出来事によって完全に崩壊してしまいます。それはひとえに強引すぎて他の武士や民衆のことを考えずに福原に都を遷し、その費用を捻出させたことによって、平氏ばかりいい思いをしているようにしか見られなかったことにありました。

刃向かうものを全て処罰する姿勢は指導者は近代でもいましたが、そういう意味ではそれを数百年前に既に実施していたのが清盛だったのです。時代の先駆けなのですが、何とも残念な感じでなりません。これでは平氏が統治する世の中を良しとする人はいないでしょう。誰のための世の中なのか、清盛としては貿易によって国を富ませ、それを民衆に再配分することによって、豊かな国作りを目指したのだと思います。しかし、それを誰も分かってくれないのであれば、独裁政治以外の何者でもないのです。

それにしても清盛と、頼政を演じる宇梶剛士さん以外はほとんど歳をとっていないように見えるのは自分だけでしょうか。特に藤木直人さんと深田恭子さんは、本当に数十年経っても外見が変わらないのが気になるところ。次回は、同様に外見が全く変わらない源頼朝を演じる岡田将生が挙兵をして戦いの火ぶたが切って落とされます。どのように平氏が没落していくのかをしっかりと見届けたいと思います。

◆清盛紀行◆
兵庫県神戸市
 - 荒田八幡神社

800年の時を越えて、叙情詩「平家物語」が今ここに甦る…。 筑前琵琶奏者の第一人者、上原まり...

800年の時を越えて、叙情詩「平家物語」が今ここに甦る…。 筑前琵琶奏者の第一人者、上原まり…
価格:15,000円(税込、送料別)

冬を告げる「木枯らし1号」とは?

2012年11月 18日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

気象庁より東京で木枯らし1号が吹いたというニュースが紹介されました。西高東低の冬型の気圧配置が強まった影響で、東京・北の丸公園で最大瞬間風速14.9メートルの北西の風を観測したとのこと。木枯らしの観測は一昨年と昨年より23日遅かったと、気候に関する典型的な紹介がされていました。

普通に聞き流せば、「確かに今日、寒かったからな。これからどんどん冬になって寒くなっていくな」と感じ、終了というもの。しかし、ふと疑問を感じます。「木枯らし1号」ってどんな基準で測定されるのだろう、と。まさか肌感覚で、気象庁の人がなんとなく決めているわけでもないと思うので、その基準について調べてみました。

気象庁天気相談所の方によると、木枯らし1号にはちゃんと基準があって、「10月中旬から11月末日までの期間で、西高東低の冬型の気圧配置のときに最初に吹くおおむね風速8メートル以上の北寄りの風のこと」を呼ぶのだそうです。

しかし、そうはいっても一様に上記の基準のみで決めているわけではないといいます。それは、寒くなったと体感できることも大切な要素であり、強い風が吹いても気温が20度を超えていて暖かい日が続いていれば、木枯らし1号とはなりません。

秋を十分に感じられないまま、木枯らしによって文字通り木々たちも赤や黄色に本格的に色づき、やがて落ちていきます。その前に、暖かい格好をして今年最後の紅葉を見に行くことにしたいと思います。その光景は子供たちの目には、どううつるのでしょうか。

【参考】
・Web R25 http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20121114-00026850-r25

木枯らし紋次郎 DVD BOOK (タツミムック) 木枯らし紋次郎 DVD BOOK (タツミムック)
(2012/06/11)
不明

商品詳細を見る

平清盛 第45回「以仁王の令旨」

2012年11月 18日 By: rainbow Category: 2012年_平清盛 No Comments →

来週から始まる決戦を前に、ほんのちょっとだけ狭間の回になった今回のポイントは、なんと言っても平家の没落でしょう。顔も急激によぼよぼしてきて年齢相応になった清盛の前には白拍子が次々とやってきます。まずは祇王と祇女。この2人の舞に清盛は心が奪われ、見た目的には完全に若い子で遊ぶ老人という状況になってしまうのですが、周囲はそれにも何らかの意図があるとか、過去の人物への弔いだとか、様々な意味を持たせようとしているのが興味深いところでした。

傍目から見れば、全国から搾取した財力を自分の為に使い贅沢三昧以外の何者でもありません。武士の世の中を作り出しとしても庶民の生活が苦しくなるばかりで先が見えないのであれば、支持は広がらないばかりでなく下がる一方なのは今も昔も変わりません。次の登場した白拍子である仏御前と呼ばれる人に対してものめり込んでしまう清盛。暗闇の中にあるというナレーションでしたが、贅沢を追い求めているだけなのか、新たなる悩みを持っているのか、今いち分かりづらい局面となりました。

演出としては、没落する平氏VS立ち上がる源氏を大いに盛り上げたいのでしょう。今回はとことん、平氏の落ちぶれざまが描かれます。上記のように清盛の言動はもはや自分勝手であり、力で全てを押さえ込もうとする暴君になっていました。都では平氏の棟梁となった宗盛も、いざというときに決断することが出来ずあたふたし、普段は宴会をしまくるというていたらくぶり。もはや実戦能力は皆無でしょう。仲綱の馬の一件が決定打となって、平氏に仕える源氏は心が離れていきます。

それに対して、源氏は義経も頼朝もきりっとしていて、いかにも平氏を今すぐにでも倒してしまいそうな雰囲気を醸し出しています。特に神木隆之介さんが演じる義経は聡明かつ謙虚で最高の人物。もはや平氏が倒されるのは時間の問題といえます。かくまっていた藤原秀衡も期待を寄せます。京本政樹さんが登場するとどうしても雰囲気が仕事人的なものになり、アイシャドーなどがものすごく京本さんに似合っていて思わず引き寄せられてしまいます。これからも登場してくれることを願ってやみません。

これから源氏が挙兵することになるのですが、その挙兵が以仁王の命令によるものであったということが少し引っかかるところです。世の中はすでに武士が頂に立つ世の中であり、下手をすると昔のように再び王家の世の中に戻ってしまいかねません。いかにも悪者そうな八条院暲子がいる限り、以仁王も源氏も浮かばれないと思います。後世は既に周知の事実ではありますが、どのように変遷していったのか、それをしっかりと次回以降見届けたいと思います。

◆清盛紀行◆
岩手県平泉町
 - 金鶏山
 - 義経堂